1.健康の考え方の変化について学ぶとともに、生活習慣病や感染症、薬物乱用、心の問題、 交通安全など、現代の健康問題とその対策について理解することができる。
2.思春期から中高年期までの健康にかかわることがらについて学ぶとともに、健康を支え ている保健・医療のしくみや、それらの活用の仕方などについて理解することができる。
3.健康に関連する環境・食品の問題や、働くことと健康の関係などについて理解すること ができる。
概要:
人間の生活にとって、健康は生涯を通じて重要な土台となります。そのた め、あらかじめ健康上の生涯を予防することは勿論のこと、たとえ障害が 起こっても、少しでも現状のレベルを高め、より豊かに生活できるよう努 力するとともに、その度量句をみんなで支援していくことが必要
授業の進め方・方法:
講義中心に進める
注意点:
定期試験の成績を 70%、課題・ノートの提出状況、授業中の態度等の平常 点を 30%の比率で総合的に評価する
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
シラバス説明 私たちの健康のすがた |
健康のすがたを正しくとらえ、日本における健康問題を理解することができる
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2週 |
健康のとらえ方 健康と意思決定・行動選 択 |
健康についての多様な考え方、健康の成り立ちとその要因を理解することができる。 意思決定・行動選択とは何かを理解し、健 康的な意思決定・行動選択を実現するための工夫を理解することができる
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3週 |
健康に関する環境づくり 生活習慣病とその予防 |
健康づくりを支える環境の重要制を知り、 ヘルスプロモーションの考え方を理解することができる。 生活習慣病の原因を知り、予防法を理解することができる
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4週 |
食事と健康 運動と健康 |
健康的な食生活とはどのようなものか理解することができる。 健康によい運動とはどのようなものか理解することができる
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5週 |
休養・睡眠と健康 喫煙と健康 |
健康から見て、質の良い休養や睡眠のとり方を理解することができる。 喫煙の健康影響を知り、喫煙への対策を理解することができる
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6週 |
飲酒と健康 薬物乱用と健康 |
飲酒の健康影響を知り、飲酒への対策を理解することができる。 薬物乱用の健康影響を知り、薬物乱用の防止と対策を理解することができる
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7週 |
現代の感染症 感染症の予防 |
問題となっている感染症はどのようなもので、なぜそのようなことが起こるのか理解することができる。 感染症の予防の原則とそれに基づく対策を理解することができる
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8週 |
中間試験 |
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2ndQ |
9週 |
テスト返却 性感染症・エイズとその予防 |
性感染症およびエイズについて基本的知識を学び、それらの予防対策を個人および社会の両面から理解することができる
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10週 |
欲求と適応機制 心身の相関とストレス |
欲求にはどのようなものがあり、それが満たされないときにはどのようにして心の安定をはかっているのか理解することができる 心の働きが体に対して、逆に体の状態が心に対して、お互いに双方向の影響を与えていることを理解することができる
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11週 |
ストレスへの対処 心の健康と自己実現 |
ストレス対処について、どのようなものがあるのか理解することができる 心の健康な状態を保持・増進し、自分らしい生活をするために何をすればよいのかが理解することができる
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12週 |
交通事故の現状と要因 交通社会における運転者の資質と責任 |
交通事故の現状と要因を理解することができる。 交通事故を防ぐために、運転者として必要な資質と責任があることを理解することができる
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13週 |
安全な交通社会づくり応急手当の意義とその基本 |
交通事故防止の重要な対策である安全な交通社会づくりについて理解することができる 応急手当の意義を学び、けが人や急病人を発見した際に自分たちにできることや、手当の基本的な手順を理解することができる
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14週 |
心肺蘇生法 日常的な応急手当 |
心肺蘇生法の意義と原理を理解し、正しい方法や手順を身につけることができる けがや熱中症の応急手当の知識を身につけ、正しい方法や手順で行うことができる
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15週 |
期末試験 |
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16週 |
テスト返却 |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
思春期と健康 性意識と性行動の選択 |
思春期での体と心の変化、また、どのような健康問題があるのかを理解することができる 思春期での異性との人間関係や性情報に対して、どのようなことに配慮した行動が必要か理解することができる
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2週 |
結婚生活と健康 |
結婚に際して健康面から考慮することは何 か、また、結婚生活を健康的なものにしていくためには何が必要か理解することができる
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3週 |
妊娠・出産と健康 |
妊娠・出産期を健康に過ごすために本人や 周囲の人が配慮すべきことは何か理解することができる
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4週 |
家族計画と人工妊娠中絶 加齢と健康 |
家族計画の意義や方法について理解し、妊 娠を望まないときにとるべき行動は何か理解することができる 中高年を健やかに過ごすためにはどのような工夫が必要か、また、若い時から何が必要か理解することができる
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5週 |
高齢者のための社会的取り組み 保健制度とその活用 |
高齢者のための社会的取り組みには、どのようなことが求められているか理解することができる 保健制度とその活用法について理解することができる
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6週 |
医療制度とその活用 医薬品と健康 |
医療制度とその活用について理解することができる。 医薬品の正しい使用法、使用の際に留意す ることを理解することができる
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7週 |
さまざまな保健活動や対策 |
健康の保持増進をはかるために、どのような活動や対策がおこなわれているか理解することができる。
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8週 |
中間試験 |
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4thQ |
9週 |
テスト返却 大気汚染と健康 |
大気汚染はどのような原因で起こるのか、ま た、どのような影響を健康に及ぼすのかを理解することができる。
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10週 |
水質汚濁・土壌汚染と健康 健康被害の防止と環境対策 |
水質汚濁や土壌汚染はどのようにして起こ るか、また、それらによって生じる健康被害にはどのようなものがあるのか理解すること ができる。 環境汚染による健康被害を防ぐために、社 会ではどのような対策がとられ、また自分たちにできることは何かを理解することができ る
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11週 |
環境衛生活動のしくみと働き 食品衛生活動のしくみと働き |
環境衛生活動のしくみや働きは、どのよう になっているのかを理解することができる。 食品が製造されてから自分たちのもとに届く間に、どのように安全性の確保が行われているのか理解することができる
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12週 |
食品と環境の保健と私 たち 働くことと健康 |
安全な食品を確保する取り組み、環境を汚 染しない取り組みのために、どのような役割が求められているのかを理解することができ る。 働くことによって健康を損なう可能性もあるが、その原因、対処法について理解することができる。
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13週 |
労働災害と健康 健康的な職業生活 |
労働災害、職業病とは何か、ということに ついて理解した上で、労働中の事故とその対策、職業病の原因とその対策について理解することができる 心身ともに健康な状態で働くための取り組みや余暇の活用の仕方について理解することができる
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14週 |
まとめ |
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15週 |
期末試験 |
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16週 |
テスト返却 |
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
分野横断的能力 | 態度・志向性(人間力) | 態度・志向性 | 態度・志向性 | 身内の中で、周囲の状況を改善すべく、自身の能力を発揮できる。
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集団の中で、自身の能力を発揮して、組織の勢いを向上できる。 | 3 | |
日常生活の時間管理、健康管理、金銭管理などができる。常に良い状態を維持するための努力を怠らない。 | 3 | |
ストレスやプレッシャーに対し、自分自身をよく知り、解決を試みる行動をとることができる。日常生活の管理ができるとともに、目標達成のために対処することができる。 | 3 | |
学生であっても社会全体を構成している一員としての意識を持って、行動することができる。 | 3 | |
市民として社会の一員であることを理解し、社会に大きなマイナス影響を及ぼす行為を戒める。人間性・教養、モラルなど、社会的・地球的観点から物事を考えることができる。 | 3 | |
チームワークの必要性・ルール・マナーを理解し、自分の感情の抑制、コントロールをし、他者の意見を尊重し、適切なコミュニケーションを持つとともに、当事者意識を持ち協調して共同作業・研究をすすめることができる。 | 3 | |
組織やチームの目標や役割を理解し、他者の意見を尊重しながら、適切なコミュニケーションを持つとともに、成果をあげるために役割を超えた行動をとるなど、柔軟性を持った行動をとることができる。 | 3 | |
先にたって行動の模範を示すことができる。口頭などで説明し、他者に対し適切な協調行動を促し、共同作業・研究をすすめことができる。 | 3 | |
目指すべき方向性を示し、先に立って行動の模範を示すことで他者に適切な協調行動を促し、共同作業・研究において、系統的に成果を生み出すことができる。リーダーシップを発揮するために、常に情報収集や相談を怠らず自身の判断力をも磨くことができる。 | 3 | |
法令を理解し遵守する。基本的人権について理解し、他者のおかれている状況を理解することができる。自分が関係している技術が社会や自然に及ぼす影響や効果を理解し、技術者が社会に負っている責任を認識している。 | 3 | |
法令を理解し遵守する。研究などで使用する、他者のおかれている状況を理解できる。自分が関係している技術が社会や自然に及ぼす影響や効果を理解し、技術者が社会に負っている責任を認識し、身近で起こる関連した情報や見解の収集に努めるなど、技術の成果が社会に受け入れられるよう行動できる。 | 3 | |
未来の多くの可能性から技術の発展と持続的社会の在り方を理解し、自らのキャリアを考えることができる。 | 3 | |
技術の発展と持続的社会の在り方に関する知識を有し、未来社会を考察することができるとともに、技術の創造や自らのキャリアをデザインすることが考慮できる。 | 3 | |