英語Ⅰ

科目基礎情報

学校 有明工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 英語Ⅰ
科目番号 0006 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 4
開設学科 創造工学科 対象学年 1
開設期 通年 週時間数 前期:2 後期:2
教科書/教材 Big Dipper 1(数研出版) 、Campus English(CENGAGE Learning)、Data Base 3000(桐原書店)
担当教員 山崎 英司,中島 亨輔

到達目標

1日常的な話題について、英語で聞いたことや読んだことを理解できる。
2.日常的な話題について、英語で自分の考えを書いたり、表現することができる。
3.日常的な話題について、新しい言語材料でコミュニケーションができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1日常的な話題について、英語を聞いたり、読んだりして、必要な情報を読み取れる。話の要旨を見極めて、段落の構造を説明できる。 日常的な話題について、英語を聞いたり、読んだりして、あらすじを読み取れる。必要な情報を断片的に把 握できる。 日常的な話題について、英語で聞いたり、読んだりした内容をほとんど理解していない。必要な情報を把握できない。
評価項目2日常的な話題につい て、段落の構成も考慮 して理路整然と自分の 考えを書いたり、伝え たりすることができる 。日常的な話題について、文法的な誤解を伴いつつも、自分の考えを書いたり、伝えたりすることができる。日常的な話題について、自分の考えを書いたり、伝えたりすることができない。
評価項目3日常的な話題に関する 単語や語句、文脈の中 での単語の意味を説明 できる。文法も理解し、 用法も把握している。 日常的な話題に関する単語や語句、文脈の中での単語の意味を辞書を伴って説明できる。文法は理解している。 日常的な話題に関する単語や語句、文脈の中での単語の意味をほとんど理解しておらず、辞書の引き方も分からない。

学科の到達目標項目との関係

学習教育到達目標 A-1 説明 閉じる
学習教育到達目標 A-3 説明 閉じる

教育方法等

概要:
読む、聞く、書く、話す のコミュニケーション能力養成
授業の進め方・方法:
Reading は講義中心、LL は演習中心。
注意点:
Reading では予習・復習は必須。LLの授業では熱心な取り組みが必要。 4回の定期試験(60%)に加えて、小テスト・長期休み明けの課題提出(20%) を課す。並行して行う LL の授業成績(20%)も加味する。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 Lesson 1 High School Life at Home and AbroadーPart① ① 日本と海外の高校生活の違いについて,知っていることを発言する。
② 現在形,過去形,未来を表す表現,現在進行形・過去進行形を用いて,正しい文を書くことができる。
2週 Part② ① 学校で制服がある/ない両方の利点・欠点について理解できる。
② 学校行事が多い/少ない両方の利点・欠点について理解できる。
3週 Part③ ① 現在形,過去形,未来を表す表現,現在進行形・過去進行形の用法を理解している。
② 国,地域,文化圏の違いにより,日常的な習慣が大きく異なっていることもある事実を理解している。
4週 Lesson 2 Giant Pandas: Everyone's FavoriteーPart① ① パンダの生態やパンダを取り巻く環境について,知っていることを発言する。
② SVC(C=名詞・代名詞・形容詞),SVO(O=名詞・代名詞・動名詞・不定詞),動名詞,不定詞を用いて,正しい文を書くことができる。
5週 Part② ① パンダが「かわいい」と言われる身体的特徴にはそれぞれ意味があることを理解できる。
② 野生のパンダを取り巻く環境が悪化し,「絶滅危惧種」に指定されたことについて理解できる。
6週 Part③ ①野生のパンダを繁殖させる中国の取り組みについて理解できる。
7週 Lesson 3 Yanase Takashi: The Creator of AnpanmanーPart① ① アンパンマンややなせたかし,または自分の好きなマンガなどについて,知っていること・思っていることを発言する。
②受動態,SVOO,SVOC,SVO(O=that-節,wh-節,疑問詞+to-不定詞)を用いて,正しい文を書くことができる。
8週 Part② ① アンパンマンの「通常のヒーローとは異なる」特徴について理解できる。
② やなせがアンパンマンを生み出した経緯と初期に受けた批判について理解できる。
2ndQ
9週 Part③ ①『アンパンマン』に込められたやなせの「真のヒーロー」についての思いを理解している。
10週 Lesson 4 The History of the Telephone-Part① ① 携帯電話の変遷や携帯電話のメリット/デメリットについて,知っていること・思っていることを発言する。
② 現在完了,関係代名詞(who, which, that),分詞の形容詞用法(現在分詞,過去分詞)を用いて,正しい文を書くことができる。
11週 Part② ① 電話が日本で普及しつつあった1970年代に多くの若者が何に困っていたかについて理解できる。
② 1950年代~1980年代後半の移動電話の変遷について理解できる。
12週 Part③ ① 携帯電話のメリット/デメリット,もしくは自分と携帯電話の適切な関係について理解している。
13週 Lesson5 Universal Design: Why Is It Important for You?ーPart① ① 身近にあるユニバーサルデザインの製品や設備について,知っていることを発言する。
14週 Part②・③ ① ユニバーサルデザインとそうでない自動販売機の異なる点とその理由について理解できる。
② ユニバーサルデザインの主旨を表すキーワードとその意味について理解できる。
③ユニバーサルデザインの主旨と出発点となる考え方について理解している。
15週 期末試験
16週 テスト返却及び解説
後期
3rdQ
1週 Lesson 6 J. K. Rowling: Everyone Has Hidden PowerーPart① ① 「ハリー・ポッター」シリーズや作者のローリングについて,知っていることを発言する。
②would,used to,過去完了,SVO+to-不定詞を用いて,正しい文を書くことができる。
2週 Part② ① 「ハリー・ポッター」のアイデアのもととなったローリングの経験について理解できる。
② ローリングが「ハリー・ポッター」の構想を完成させた経緯と状況について理解できる。
3週 Part③ ①「ハリー・ポッター」の世界的な人気の広がりやローリングが作品に込めた思いについて理解している。
4週 Lesson 7 The Bicycle: An Old Friend and a New FriendーPart① ① 自転車を利用するメリットや自転車に関する問題とその解決策について,知っていることを発言する。
②分詞構文(現在分詞),SVOC(C=現在分詞),SVOC(C=原形不定詞)を用いて,正しい文を書くことができる。
5週 Part② ① 自転車のよさが見直されていることとその理由について理解できる。
② 通勤者にとっての自転車の利点と,自転車使用を奨励する具体的な取り組みについて理解できる。
6週 Part③ ①自転車の利点・問題点とその解決策に関する事実について理解している。
7週 Lesson 8 From Child to Adult: When Do You Change?ーPart① ① 未成年と成人の違い,大人らしい人と子どもらしい人の違いについて,知っていることを発言する。
8週 Part② ① 人が経験を重ねて一段ずづ大人になっていくことについて理解できる。
② 法律的な「成人」になってできることや世界の国々の成人年齢について理解できる。
4thQ
9週 Part③ ①未成年と成人の違い,大人らしい人と子どもらしい人の違いについて理解している。
10週 Lesson 9 Food Miles: Where Does Our Food Come From?ーPart① ① フードマイルについて,または日本の輸出入の現状について知っていることを発言する。
②助動詞を含む受動態,関係副詞(how, why),仮定法過去を用いて,正しい文を書くことができる。
11週 Part② ① 「フードマイル」の考え方および日本で消費される食品の多くが輸入されたものであることを理解できる。
② 食品を輸入する際の問題点とその理由について理解できる。
12週 Part③ ①「フードマイル」の考え方および日本と諸外国との輸出入に関する事実について理解している。
13週 Lesson 10 Logical Thinking: A Skill for World-class PlayersーPart① ① 海外で活躍するスポーツ選手,または論理的思考について知っていることを発言する。
②間接疑問文、関係代名詞、強調構文を用いて、正しい文を書くことができる。
14週 Part② ① 世界的なスポーツ選手にはスポーツの技術以外にも必要なものがあることを理解できる。
② 練習に対する意識の点で,多くの日本の選手と海外の選手で異なるところがあると理解できる。
15週 Part③ ①論理的思考の重要性とその具体的な訓練方法について理解している。
16週 テスト返却及び解説

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識英語の発音記号を見て、発音できる。3
文における基本的な区切りを理解し、音読することができる。3
中学で既習の1200語程度の語彙を定着させるとともに、2600語程度の語彙を新たに習得する。3
高等学校学習指導要領に示されているレベルの文法事項や構文を習得する。3
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。3

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他(LL)合計
総合評価割合600002020100
基礎的能力600002020100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000