英語Ⅰ

科目基礎情報

学校 有明工業高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 英語Ⅰ
科目番号 0006 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 4
開設学科 創造工学科 対象学年 1
開設期 通年 週時間数 前期:2 後期:2
教科書/教材 Power On(東京書籍) 、Campus English(CENGAGE Learning)、Data Base 3000(桐原書店)
担当教員 山崎 英司

到達目標

1日常的な話題について、英語で聞いたことや読んだことを理解できる。
2.日常的な話題について、英語で自分の考えを書いたり、表現することができる。
3.日常的な話題について、新しい言語材料でコミュニケーションができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1日常的な話題について、英語を聞いたり、読んだりして、必要な情報を読み取れる。話の要旨を見極めて、段落の構造を説明できる。 日常的な話題について、英語を聞いたり、読んだりして、あらすじを読み取れる。必要な情報を断片的に把 握できる。 日常的な話題について、英語で聞いたり、読んだりした内容をほとんど理解していない。必要な情報を把握できない。
評価項目2日常的な話題につい て、段落の構成も考慮 して理路整然と自分の 考えを書いたり、伝え たりすることができる 。日常的な話題について、文法的な誤解を伴いつつも、自分の考えを書いたり、伝えたりすることができる。日常的な話題について、自分の考えを書いたり、伝えたりすることができない。
評価項目3日常的な話題に関する 単語や語句、文脈の中 での単語の意味を説明 できる。文法も理解し、 用法も把握している。 日常的な話題に関する単語や語句、文脈の中での単語の意味を辞書を伴って説明できる。文法は理解している。 日常的な話題に関する単語や語句、文脈の中での単語の意味をほとんど理解しておらず、辞書の引き方も分からない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 A-1 説明 閉じる
学習・教育到達度目標 A-3 説明 閉じる

教育方法等

概要:
読む、聞く、書く、話す のコミュニケーション能力養成
授業の進め方・方法:
Reading は講義中心、LL は演習中心。
注意点:
Reading では予習・復習は必須。LLの授業では熱心な取り組みが必要。 4回の定期試験(60%)に加えて、小テスト・長期休み明けの課題提出(20%) を課す。並行して行う LL の授業成績(20%)も加味する。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 Lesson 1
Mt. Fuji-A Symbol of Japan
日本の象徴,富士山ーPart①
間違いを恐れずに,富士山にかかる雲から予測されるふもとの天気について,聞き取れたことに自分の感想を加えて,積極的に書いたり話したりしている。
2週 Part② 富士山にかかる雲から予測されるふもとの天気について,聞き取れたことに自分の感想を加えて,積極的に書いたり話したりすることができる。
3週 Part③ 富士山の様々な情報について理解している。
富士山の様々な情報の説明に用いられる語句や文法事項(動詞の現在形・過去形 / 未来表現 / 進行形)を身につけている。
自分の予定を述べる表現の使い方を理解している。
4週 Lesson 2 Sleep in Animals
動物の睡眠ーPart①
うまく言えないことがあっても,学んだ表現を用いて,自分が将来就きたい職業に重要だと思う教科を発表している。
5週 Part② 自分が将来就きたい職業に重要だと思う教科について,適切な表現を用いて,書いたり話したりすることができる。
6週 Part③ 動物の睡眠の特徴について理解している。
動物の睡眠の説明に用いられる語句や文法事項(比較表現 / 不定詞 / 動名詞)を身につけている。
7週 Lesson 3 Nagatomo Yuto―A Long Hard Road to Success
サッカー,長友佑都選手ーPart①
うまく言えないことがあっても,学んだ表現を用いて,自分の経験を発表している。
間違いを恐れずに,サッカーワールドカップについて,聞き取れたことに自分の意見や感想を加えて,積極的に書いたり話したりしている。
8週 Part② 自分の経験について,適切な表現を用いて,書いたり話したりすることができる。
サッカーワールドカップについて,聞き取れたことに自分の意見や感想を加えて,積極的に書いたり話したりすることができる。
2ndQ
9週 Part③ 長友佑都選手の生い立ちと世界で活躍する選手になるまでの道のりを理解している。
長友佑都選手を説明する語句や文法事項(現在完了形 / S+V+O [=that節] / 受け身)を身につけている。
10週 Lesson 4 Kawaii and Japanese Pop Culture
世界に広がるカワイイ文化-Part①
間違いを恐れずに,ジャパン・エキスポについて,聞き取れたことに自分の意見や感想を加えて,積極的に書いたり話したりしている。
11週 Part② ジャパン・エキスポについて,聞き取れたことに自分の意見や感想を加えて,積極的に書いたり話したりすることができる。
12週 Part③ 海外での「カワイイ」という日本語の使われ方や日本のポップカルチャーを説明する語句や文法事項(It is[was]+形容詞+to不定詞 / 助動詞 / 関係代名詞)を身につけている。
自分の知っていることを表す表現を理解している。
13週 Lesson5 Banana Paper
バナナペーパーーPart①
うまく言えないことがあっても,学んだ表現を用いて,自分の感情を伝えている。
間違いを恐れずに,バナナの輸入元について,聞き取れたことに自分の意見や感想を加えて,意欲的に書いたり話したりしている。
14週 Part②・③ バナナペーパーの製造工程やエンフエ村にもたらしている影響を理解している。
バナナペーパーの製造工程やエンフエ村にもたらしている影響を説明する語句や文法事項(分詞の形容詞用法 / S+V[=be動詞以外]+C / S+V+O+C[=形容詞]
)を身につけている。
自分の感情を表す表現を理解している。
15週 期末試験
16週 テスト返却及び解説
後期
3rdQ
1週 Lesson 6 A Story about Instant Noodles
インスタントラーメン誕生物語ーPart①
うまく言えないことがあっても,学んだ表現を用いて,自分が見たことを伝えている。
間違いを恐れずに,世界のインスタントラーメンについて,聞き取れたことに自分の意見や感想を加えて,積極的に書いたり話したりしている。
2週 Part② 自分が見たことについて,適切な表現を用いて,書いたり話したりすることができる。
世界のインスタントラーメンについて,聞き取れたことに自分の意見や感想を加えて,積極的に書いたり話したりすることができる。
3週 Part③ 安藤百福さんが,どのようにインスタントラーメンを開発したかについて説明する語句や文法事項(S+V[=知覚動詞]+O+C[=現在分詞] / 助動詞+受け身 / S+V[=使役動詞]+O+C[=原形不定詞])を身につけている。
4週 Lesson 7 The Earth, Our Home!
国際宇宙ステーションでの経験と地球への思いーPart①
うまく言えないことがあっても,学んだ表現を用いて,自分の行きたい場所を発表している。
間違いを恐れずに,地球について,聞き取れたことに自分の意見や感想を加えて,積極的に書いたり話したりしている。
5週 Part② 自分の行きたい場所について,適切な表現を用いて,書いたり話したりすることができる。
地球について,聞き取れたことに自分の意見や感想を加えて,積極的に書いたり話したりすることができる。
6週 Part③ 古川聡さんの国際宇宙ステーションでの経験について理解している。
古川聡さんの国際宇宙ステーションでの経験について説明する語句や文法事項(S+appear(s)[seem(s)]+to不定詞 / 関係副詞where / It is[was]+形容詞[名詞]+that節)を身につけている。
7週 Lesson 8 Mr. Fija and Uchinaaguchi
危機に瀕する言語の保存・継承活動ーPart①
うまく言えないことがあっても,学んだ表現を用いて,自分がなったと仮定したことを発表している。
間違いを恐れずに,第1言語について,聞き取れたことに自分の意見や感想を加えて,積極的に書いたり話したりしている。
8週 Part② 自分がなったと仮定したことについて,適切な表現を用いて,書いたり話したりすることができる。
第1言語について,聞き取れたことに自分の意見や感想を加えて,積極的に書いたり話したりすることができる。
4thQ
9週 Part③ 危機に瀕する言語であるウチナーグチとウチナーグチの保存・継承活動をしている比嘉光龍さんについて理解している。
危機に瀕する言語であるウチナーグチとウチナーグチの保存・継承活動をしている比嘉光龍さんについて説明する語句や文法事項(現在完了進行形 / 関係副詞when / 仮定法過去)を身につけている。
10週 Lesson 9 The Power to Unite People
南アフリカ共和国,マンデラ大統領ーPart①
うまく言えないことがあっても,学んだ表現を用いて,自分が強調したいことについて伝えている。
間違いを恐れずに,マララ・ユスフザイさんについて,聞き取れたことに自分の意見や感想を加えて,積極的に書いたり話したりしている
11週 Part② 自分が強調したいことについて,適切な表現を用いて,書いたり話したりすることができる。
マララ・ユスフザイさんについて,聞き取れたことに自分の意見や感想を加えて,積極的に書いたり話したりすることができる。
12週 Part③ 南アフリカ共和国の人種隔離政策の歴史とネルソン・マンデラ氏の活動について理解している。
南アフリカ共和国の人種隔離政策の歴史とネルソン・マンデラ氏の活動について,説明する語句や文法事項(過去完了形 / 未来進行形 / 分詞構文(現在分詞) / 強調構文)を身につけている。
13週 Lesson 10 Carving for the Future
世界遺産,サグラダ・ファミリアーPart①
うまく言えないことがあっても,学んだ表現を用いて,自分が将来就きたい職業とその理由を発表している。
間違いを恐れずに,高校生に人気のある職業について,聞き取れたことに自分の意見や感想を加えて,積極的に書いたり話したりしている。
14週 Part② 自分が将来就きたい職業とその理由を,適切な表現を用いて,書いたり話したりすることができる。
高校生に人気のある職業について,聞き取れたことに自分の意見や感想を加えて,積極的に書いたり話したりすることができる。
15週 Part③ 海外で活躍する日本人彫刻家外尾悦郎さんの成功への軌跡について説明する語句や文法事項(関係代名詞の非制限用法 / S+V+O+C[=過去分詞] / 関係代名詞what)を身につけている。
自分が将来なりたい職業とその理由を述べる表現を身につけている。
順位を表す表現(… is ranked first, … comes firstなど)を用いて,意見や感想を述べる言い方を理解している。
16週 テスト返却及び解説

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。1前1,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。2前1,前2,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。2前1,前2,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。2前2,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。1前1,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。1前1,前9,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他(LL)合計
総合評価割合600002020100
基礎的能力600002020100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000