英語Ⅰ

科目基礎情報

学校 有明工業高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 英語Ⅰ
科目番号 0006 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 4
開設学科 創造工学科 対象学年 1
開設期 通年 週時間数 前期:2 後期:2
教科書/教材 My Way(三省堂) 、Campus English(CENGAGE Learning)
担当教員 山崎 英司,岡 紀子,村端 啓介

到達目標

1日常的な話題について、英語で聞いたことや読んだことを理解できる。
2.日常的な話題について、英語で自分の考えを書いたり、表現することができる。
3.日常的な話題について、新しい言語材料でコミュニケーションができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1日常的な話題について、英語を聞いたり、読んだりして、必要な情報を読み取れる。話の要旨を見極めて、段落の構造を説明できる。 日常的な話題について、英語を聞いたり、読んだりして、あらすじを読み取れる。必要な情報を断片的に把 握できる。 日常的な話題について、英語で聞いたり、読んだりした内容をほとんど理解していない。必要な情報を把握できない。
評価項目2日常的な話題につい て、段落の構成も考慮 して理路整然と自分の 考えを書いたり、伝え たりすることができる 。日常的な話題について、文法的な誤解を伴いつつも、自分の考えを書いたり、伝えたりすることができる。日常的な話題について、自分の考えを書いたり、伝えたりすることができない。
評価項目3日常的な話題に関する 単語や語句、文脈の中 での単語の意味を説明 できる。文法も理解し、 用法も把握している。 日常的な話題に関する単語や語句、文脈の中での単語の意味を辞書を伴って説明できる。文法は理解している。 日常的な話題に関する単語や語句、文脈の中での単語の意味をほとんど理解しておらず、辞書の引き方も分からない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 A-1 説明 閉じる
学習・教育到達度目標 A-3 説明 閉じる

教育方法等

概要:
読む、聞く、書く、話す のコミュニケーション能力養成
授業の進め方・方法:
Reading は講義中心、LL は演習中心。
注意点:
Reading では予習・復習は必須。LLの授業では熱心な取り組みが必要。 4回の定期試験(60%)に加えて、小テスト・長期休み明けの課題提出(20%) を課す。並行して行う LL の授業成績(20%)も加味する。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 Lesson 1
A Story about Names
ーSectiont①&②
・姓名の順、姓の成り立ち、姓のない国など、名前をめぐる世界の状況について理解・説明することができる。

2週 Section②&③ ・第1~4文型までの構成を理解し、それぞれの文を判別することができる。
3週 Lesson 2
Message from Yanase Takashi
ーSection①&②
・やなせたかしさんがアンパンマンを通して私たちに残したメッセージを通じて、平和について考えることができる。
4週 Section②&③ ・第5文型の構成を理解し、どの単語・フレーズがそれぞれの要素となっているか判別することが出来る。
・that節と比較級、最上級を使用した文章を理解し、簡単な語順整序問題を解くことが出来る。
5週 Lesson 3
Purposes of the Olympics
ーSection①&②
・オリンピックの歴史(古代・近代)とオリンピックの問題点、その意義について学び、説明することができる。
6週 Lesson 1~3 文法事項復習 ・Lesson 1~3で学んだ文法事項を定着し、中間試験で問われる空所補充、語順整序、和訳問題を解くことができる。
7週 前期中間試験 ・定期試験において四半期で学んだことを利用して、問題を解くことができる。
8週 前期中間試験返却および解説 ・定期試験の解説をもとにして、学習効果が定着していない所を把握し、再定着を図ることができる。
2ndQ
9週 Lesson 3
Section②&③
・未来形、受動態、義務を表す助動詞を含む文章を理解し、空所補充問題を解くことができる。
10週 Lesson 4
Hospital Art
ーSectiont①&②
・病院に設置されている芸術作品から、人々を癒すことができる芸術の力を学び、芸術的な側面がものづくりに必要であることを実感できる。
11週 Section②&③ ・進行形、完了形を理解し、与えられた和訳にあった適切な時制を選択することができるようになる。
12週 Lesson 5
Writing Systems in the World
Section①&②
・世界のさまざまな文字やその成り立ち、書き方について学び、文字情報によってもたらされる文化的な利点を説明することができる。
13週 Section③&④ ・動名詞を理解し、英文中の現在分詞と判別できる。
・to不定詞の各種用法を理解し、文の構成に合わせてどの用法を用いるべきか区別できるようになる。
14週 Lesson 3~5文法事項復習 ・Lesson 3~5で学んだ文法事項を定着し、期末試験で問われる空所補充、語順整序、和訳問題を解くことができる。
15週 前期末試験 ・定期試験において四半期で学んだことを利用して、問題を解くことができる。
16週 前期末試験返却および解説 ・定期試験の解説をもとにして、学習効果が定着していない所を把握し、再定着を図ることができる。
後期
3rdQ
1週 Lesson 6
Washoku - Traditional Japanese Dishes -
Section①&②
・無形文化遺産に登録された和食の特徴について、食文化を守る取り組みについて考え、国際交流の場において自国の食べ物の特徴を説明できるようになる。
2週 Section③&④ ・関係詞whichを使用して、名詞を修飾する表現を使うことができる。
・what節、how to 構文を用いた表現を和訳したり、それらを含む語順整序問題を解くことができる。
3週 Lesson 7
From Landmines to Herbs
Section①&②
・地雷跡地に作られたハーブ畑で、ハーブ製品を作り、ビジネスを始めた篠田ちひろさんの活動について学び、国外の紛争地域とそこに暮らす人々への支援について自分の意見を伝えられるようになる。
4週 Section③&④ ・現在分詞、過去分詞を用いた後置修飾の形を理解し、名詞を適切に修飾することができる。
・文頭に現在分詞を使った分詞構文の形を理解し、省略された接続詞を補完しつつ和訳することができる。
5週 Lesson 8
A Mysterious Object from the Past
Section①&②
・古代の遺物を通じて人類の文明について考え、長い歴史の中で今自分たちが生活している時代を客観視できるようになる。
6週 Lesson 6~8文法事項復習 ・Lesson 6~8で学んだ文法事項を定着し、期末試験で問われる空所補充、語順整序、和訳問題を解くことができる。
7週 後期中間試験 ・定期試験において四半期で学んだことを利用して、問題を解くことができる。
8週 後期中間試験返却および解説 ・定期試験の解説をもとにして、学習効果が定着していない所を把握し、再定着を図ることができる。
4thQ
9週 Lesson 8
Section③&④
・空所補充問題において適切な関係副詞を選ぶことができるようになる。また関係副詞を含んだ英文を和訳できるようになる。
・It ~ that 構文を理解し、仮主語 it と 代名詞 it と区別できるようになる。また簡単な It ~ that 構文を和訳できるようなる。
10週 Lesson 9
Sesame Street
Section①&②
・セサミストリートを通じて、平等と多様性や各国が抱えている諸状況について学び、自身や自国の置かれている状況を説明できる。
11週 Section③&④ ・仮定法過去、仮定法過去完了、wishやas ifと共に使う仮定法を理解し、簡単な仮定法の文章を作ることができるようになる。
12週 Lesson 10
Heritages of Beatrix Potter
Section①&②
・ビアトリクス・ポターの生き方を学び、環境保護に生涯をささげた彼女の人生について考え、地域や自然のために何ができるか友人たちと話ができるようになる。
13週 Section③&④ ・使役構文の構造を理解し、語順整序問題を解くことができるようになる。
・知覚動詞と分詞・不定詞のコンビネーションを理解し、正しく和訳できるようになる。
14週 Lesson 8~10文法事項復習 ・Lesson 8~10で学んだ文法事項を定着し、期末試験で問われる空所補充、語順整序、和訳問題を解くことができる。
15週 学年末試験 ・定期試験において四半期で学んだことを利用して、問題を解くことができる。
16週 後期中間試験返却および解説 ・定期試験の解説をもとにして、学習効果が定着していない所を把握し、再定着を図ることができる。
・一年間を通して自分が学習したことを振り返り、次年度に向けて目標設定できるようになる。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。1前1,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。2前1,前2,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。2前1,前2,前16,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。2前2,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。1前1,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。1前1,前9,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他(LL)合計
総合評価割合600002020100
基礎的能力600002020100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000