英語Ⅳ

科目基礎情報

学校 有明工業高等専門学校 開講年度 平成29年度 (2017年度)
授業科目 英語Ⅳ
科目番号 0007 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 創造工学科 対象学年 2
開設期 通年 週時間数 前期:1 後期:1
教科書/教材 PRO-VISION English Communication II : 桐原書店, 高校総合英語 Harvest 3rd Edition:鈴木希明/桐原書店, Data Base 3000 3rd Edition:桐原書店, Data Base 3000 Workbook C:桐原書店
担当教員 藤木 幸子

到達目標

1.英語の基本四技能(読む・書く・聞く・話す)の言語活動をバランスよく行ない、話し 手や書き手の意向などを理解し、自分の考えを英語で表現する基礎的な能力を習得するこ とができる。
2.まとまりのある英語の長文の概要や要点を把握し、必要な情報をそこから探すことができるようになる。
3.現代社会を取り巻く環境を英語を通じて学習し、物事を多面的に理解し、適切かつ円滑に読解・表現ができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1積極的にコミュニケーションを図ろうとし,情報や考えなどを的確かつ適切に伝えることができる。コミュニケーションを図ろうとし,情報や考えなど相手と共有することができる。コミュニケーションを図ろうとせず,情報や考えなどを相手に伝えたり、共有することができない。
評価項目2 教材の中の文法事項の発展的内容を身に付け、読んだり聞いたりしたことや学んだことに基づき,情報や考えなどについて,詳しく書いたり発表したりすることができる。 教材の中の文法事項を身に付け、読んだり聞いたりしたことや学んだことに基づき,基本的な情報や考えなどについて,書いたりすることができる。 教材の中の文法事項を身に付けておらず、読んだり聞いたりしたことや学んだことに基づき,基本的な情報や考えなどについてもまとめたりすることができない。
評価項目3教材と同レベル以上の英文を読んだり聞いたりして、内容を英語で説明することができる。教材の英文を読んだり聞いたりして、内容を日本語で説明することができる。教材についての英語のスクリプトを見ながら読んだり聞いたりしても、十分説明ができない。

学科の到達目標項目との関係

学習教育到達目標 A-1 説明 閉じる
学習教育到達目標 A-3 説明 閉じる

教育方法等

概要:
1年次で学習した英語の基本四技能(読む・書く・聞く・話す)の向上を目指す。各章での文法事項を理解して、それを用いたリーディング、リスニングと簡単なライティング・スピーキングができるようになる。

授業の進め方・方法:
年間を通して、教科書の偶数 Chapter を学習する。
注意点:
教科書や配布されたプリント等は、忘れずに必ず授業に持参すること.各パートごとに単語テスト・小テストを実施する.また長期休暇中は与えられた課題をこなし、休暇明けの課題試験にきちんと備えること.休暇明けの課題試験のウェイトは中間・期末試験などの定期試験と同等のウェイトの評価対象とする.

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 春課題試験返却&解説
授業についてのオリエンテーション
授業方法について確認を行う
発音記号の基礎事項を確認する
2週 Lesson 2 Are You Really a Sloth?
Part 1 読解&小テスト
ナマケモノの名前の由来と,ナマケモノに対する西洋人と熱帯雨林の先住民の異なる2つの見方について読み取ることができる.
3週 Lesson 2 Are You Really a Sloth?
Part 2 読解&小テスト
ナマケモノがどのような生活様式を持っているかを読み取ることができる.
4週 Lesson 2 Are You Really a Sloth?
Part 3 読解&小テスト
ナマケモノが危険を犯して木を降り,木の根元に糞をする理由を読み取ることができる.
5週 Lesson 2 Are You Really a Sloth?
Part 4 読解&小テスト
ナマケモノが進化の過程においてどのような道を選び,何千万年も生き残ってきたかを読み取ることができる.
6週 Lesson 2 Are You Really a Sloth?
文法解説&練習問題
・完了形の分詞構文having + doneを運用できる.
・as if + 仮定法を運用できる.
7週 定期試験直前の単語・文法確認 話し手の主観的判断を示す助動詞を運用できる
8週 前期中間試験
2ndQ
9週 前期中間試験返却&解説
英語を使ったアクティビティ
10週 Lesson 4 The Story of the Teddy Bear
Part 1 読解&小テスト
マルガレーテの幼少時代の様子と,不自由な体の治療のために入院したヴェルナー先生の病院での生活について読み取ることができる.
11週 Lesson 4 The Story of the Teddy Bear
Part 2 読解&小テスト
マルガレーテが自分の障がいを受け入れ,服の仕立て屋を始めて,さらにゾウのぬいぐるみを作って売り出すまでの経緯を読み取ることができる.
12週 Lesson 4 The Story of the Teddy Bear
Part 3 読解&小テスト
マルガレーテがテディベアを制作し,それがヒット商品になった経緯と,彼女がテディベアに込めた思いについて読み取ることができる.
13週 Lesson 4 The Story of the Teddy Bear
Part 4 読解&小テスト
テディベアが子供たちにとって最も身近な友達であり,彼らが事故や災害にあったときに心の支えになる存在であることを読み取ることができる.
14週 Lesson 4 The Story of the Teddy Bear
文法解説&練習問題
・I wish+仮定法:かなわぬ願望を語る表現 を運用できる
・thereを用いた表現を運用できる
15週 定期試験直前の単語・文法確認 過去の仮想状況を述べる仮定法過去完了を運用できる.
16週 前期末試験返却&解説
夏休み中の課題作成・課題への取り組み方法
後期
3rdQ
1週 夏課題試験返却&解説
2週 Lesson 6 Shedding Tears for My Patients
Part 1 読解&小テスト
細谷医師が小児科医(小児がん専門医)を志した理由を読み取ることができる.
3週 Lesson 6 Shedding Tears for My Patients
Part 2 読解&小テスト
「患者が亡くなるたびに涙を流す自分は,医者を続けていけるのか」と悩んでいた細谷医師が,そのような自分を肯定する様子を読み取ることができる.
4週 Lesson 6 Shedding Tears for My Patients
Part 3 読解&小テスト
死の間際の子どもたちが示す思いやりを知った細谷医師が,彼らの勇気や気高さを賞賛するようになる様子を読み取ることができる.
5週 Lesson 6 Shedding Tears for My Patients
Part 4 読解&小テスト
病気と闘う子どもたちから教えられた人間のすばらしさと,細谷医師が考える生きがいについて読み取ることができる.
6週 Lesson 6 Shedding Tears for My Patients
文法解説&練習問題
・ifのない仮定法を運用できる.
・さまざまな動名詞を運用できる.
7週 定期試験直前の単語・文法確認 未来の事柄を展望して語る未来表現を運用できる
8週 後期中間試験
4thQ
9週 前期中間試験返却&解説
英語を使ったアクティビティ
10週 Lesson 8 Finding the Real Santa Claus
Part 1 読解&小テスト
ドイツやロシアでクリスマスの時期に登場する,ある共通したキャラクターについて読み取ることができる.
11週 Lesson 8 Finding the Real Santa Claus
Part 2 読解&小テスト
サンタクロースの起源とされる聖ニコラスが,サンタクロースとしてアメリカに伝わった経緯を読み取ることができる.
12週 Lesson 8 Finding the Real Santa Claus
Part 3 読解&小テスト
いかめしい聖ニコラスの姿が,現在の陽気なサンタクロースの姿に変わっていった経緯を読み取ることができる.
13週 Lesson 8 Finding the Real Santa Claus
Part 4 読解&小テスト
「サンタクロースはいるの?」という手紙に答えた新聞記者の記事を読み,人々にとってサンタクロースがどのような存在であるかを読み取ることができる.
14週 Lesson 8 Finding the Real Santa Claus
文法解説&練習問題
・will+have doneを運用できる.
・結果を表す不定詞を運用できる.
15週 定期試験直前の単語・文法確認 付帯状況のwith+名詞+~を運用できる
16週 学年末試験返却&解説
年間評価の確認
春休みの課題作成

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識英語のつづりと音との関係を理解できる。2
英語の標準的な発音を聴き、音を模倣しながら発声できる。2
英語の発音記号を見て、発音できる。2
リエゾンなど、語と語の連結による音変化を認識できる。2
語・句・文における基本的な強勢を正しく理解し、音読することができる。2
文における基本的なイントネーションを正しく理解し、音読することができる。2
文における基本的な区切りを理解し、音読することができる。2
中学で既習の1200語程度の語彙を定着させるとともに、2600語程度の語彙を新たに習得する。2
自分の専門に関する基本的な語彙を習得する。2
中学校で既習の文法事項や構文を定着させる。3
高等学校学習指導要領に示されているレベルの文法事項や構文を習得する。2
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。2
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。2
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。2
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。2
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。2
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。2
毎分100語程度の速度で平易な物語文などを読み、その概要を把握できる。3
自分や身近なことについて100語程度の簡単な文章を書くことができる。3
毎分120語程度の速度で物語文や説明文などを読み、その概要を把握できる。3
自分や身近なこと及び自分の専門に関する情報や考えについて、200語程度の簡単な文章を書くことができる。2

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合70000300100
基礎的能力70000300100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000