到達目標
1.地元の歴史・文化・産業等、地元に関わる様々なことが理解できる.
2.地元に関わる課題に対して、創意工夫しながら、チームで取組み、解決策が提案できる.
3.地元に関わる課題において、工夫しながら、チームでプレゼンテーションができる.
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 地元の歴史・文化・産業等、地元に関わる様々なことを理解でき、地元の特徴を説明できる. | 地元の歴史・文化・産業等、地元に関わる様々なことを理解できる. | 地元の歴史・文化・産業等、地元に関わることを理解できない. |
評価項目2 | 地元に関わる課題に対して、創意工夫しながら、チームで取組み、具体的な解決策を提案できる. | 地元に関わる課題に対して、創意工夫しながら、チームで取組み、解決策を提案できる. | 地元に関わる課題に対して、創意工夫が足らず、解決策を提案できない. |
評価項目3 | 地元に関わる課題において、工夫しながら、チームで分かりやすいプレゼンテーションができる. | 地元に関わる課題において、工夫しながら、チームでプレゼンテーションができる. | 地元に関わる課題において、工夫しながら、チームでプレゼンテーションができない. |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
有明高専が位置する地元の大牟田・荒尾には日本の近代化を支えた三池炭鉱がかつて存在しており、宮原坑や万田坑等の遺構は世界文化遺産に登録されています.平成9年に三池炭鉱は閉山しました.閉山後の地元の衰退は顕著であり、超高齢化社会の到達が間近に控えています.このような状況に対して、大牟田市・荒尾市ではより良い社会の構築のために様々な事業や提案を行って、地元を活性化しようとがんばっています.
本科目は有明高専生である皆さんに、地元が抱える様々な問題や課題をみつけ、その解決のための工夫を提案してもらい、技術者として地元に対する理解を深めてもらうことを目的としています.
また、この科目をとおして皆さんが専門分野への関心をより強く意識することができるような橋渡し役としてもこの科目を位置付けています.
授業の進め方・方法:
この科目ではクラスの5~7名で1チームをつくります(1クラスで6~8チームが編成されます).そのチームで作業を進めます.チームで協力して課題解決に取り組むことができることが大切です.
また、作業のために必要に応じて授業時間外での学習を行うことがあります.
授業では、地元の大牟田・荒尾を知るために見学を行います.また、外部講師を含めた講師から、地元の歴史・文化・産業等に関わる講義を受けて、地元に関する基礎的な知識を身に付けます.講義終了後、感想文を提出してください。感想文の提出がなければその授業は欠席とみなします。
講義後の授業からチームに分かれて研究を進めます.
中間発表と最終発表のための準備を行い、チーム毎に発表を行います.
評価は、各チームの ①課題解決のための提案の内容、②発表の内容 で行います.①と②それぞれを5段階で評価し、3以上を合格とします.
注意点:
普段から地元の大牟田・荒尾に関する情報に気を留めておいてください.新聞等にも地元に関わる記事が掲載されるので、それらにも目をとおしてください.そして、記事を集めておいてください.
チームでの作業が中心になるので、各学生のチーム内での役割を確実にはたして、他人まかせにしないでください.
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス・講義1 |
本科目の趣旨について理解できること.大牟田・荒尾の成り立ちが理解できること.
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2週 |
講義2 |
世界文化遺産である三池炭鉱関連の遺構の概要、価値、意義が理解できること.
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3週 |
見学 |
地元の現状について理解できること.
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4週 |
見学 |
地元の現状について理解できること.
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5週 |
講義3 |
地元行政等の取組が理解できること.
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6週 |
講義4 |
地元産業の現状について理解できること.
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7週 |
講義5 |
人工知能を活用した地域活性化について理解できること
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8週 |
グループ研究1 |
チームで活動できること.
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2ndQ |
9週 |
グループ研究2 |
チームで活動できること.
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10週 |
グループ研究3 |
チームで活動できること.
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11週 |
グループ研究4(中間発表) |
チームで活動できること.
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12週 |
グループ研究5 |
チームで活動できること.
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13週 |
グループ研究6 |
チームで活動できること.
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14週 |
最終発表準備 |
チームで活動できること.
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15週 |
最終発表 |
チームで活動できること.
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
分野横断的能力 | 総合的な学習経験と創造的思考力 | 総合的な学習経験と創造的思考力 | 総合的な学習経験と創造的思考力 | 工学的な課題を論理的・合理的な方法で明確化できる。 | 3 | 前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7 |
クライアントの要求を解決するための設計解を作り出すプロセス理解し、設計解を創案できる。さらに、創案した設計解が要求を解決するものであるかを評価しなければならないことを理解する。 | 3 | 前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 0 | 50 | 0 | 0 | 50 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 0 | 50 | 0 | 0 | 50 | 0 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |