英語Ⅲ

科目基礎情報

学校 有明工業高等専門学校 開講年度 2018
授業科目 英語Ⅲ
科目番号 0022 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 4
開設学科 創造工学科 対象学年 2
開設期 通年 週時間数 前期:2 後期:2
教科書/教材 Revised BIG DIPPER English Communication Ⅱ(数研出版)、高校総合英語 Harvest 3rd Edition:鈴木希明/桐原書店 Data Base 3000 3rd Edition:桐原書店 Data Base 3000 Workbook C:桐原書店 Sound Master Elementary : 桐原書店
担当教員 三戸 健司,村田 和穂

到達目標

1.英語を用いて話し手や書き手の意向を説明できる.
2.自分の考えを英語で表現する基礎的な能力を獲得する.
3.積極的なコミュニケーションを図ることができる.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1教科書の英語を読んだ り聞いたりして、その 内容を多面的に説明で きる教科書の英語を読ん だり聞いたりして、そ の内容を説明できる教科書の英語を読ん だり聞いたりしても、 その内容を理解でき ない
評価項目2英語で自己表現する際 に必要な、語彙・英文 法・基本フレーズを円 滑に運用できる英語で自己表現する 際に必要な、語彙・英 文法・基本フレーズを 運用できる英語で自己表現する 際に必要な、語彙・英 文法・基本フレーズを 運用できない
評価項目3英語で意見を求められ たときに、積極的に英 語を書いたり話したり することができる英語で意見を求めら れたときに、必要最低 限の英語を書いたり 話したりすることが できる英語で意見を求めら れたときに、英語を書 いたり話したりする ことが全くできない

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 A-1 説明 閉じる
学習・教育到達度目標 A-3 説明 閉じる

教育方法等

概要:
2年生の英語Ⅲでは、教科書の奇数レッスンを対象として授業を行う.語彙力の増強はもとより、1年生で習得した基本英文法に追加して新たな文法項目を習得し、基礎的な英文法を一通りマスターする.最終的にはまとまりのある英文の中で、それぞれのフレーズや単語がどのような役割を果たしているのか理解しながら、英文読解できることを目標とする.
授業の進め方・方法:
授業は教科書をもとにした講義中心で、板書も行う.また各レッスンに付随した小テスト・単語小テストも並行して行う.
注意点:
教科書や配布されたプリント等は、忘れずに必ず授業に持参すること.各パートごとに単語テスト・小テストを実施する.また長期休暇中は与えられた課題をこなし、休暇明けの課題試験にきちんと備えること.休暇明けの課題提出は大きな評価対象となる. さらに、LLの評価点(20点)が2回の期末試験に組みこまれることを念頭に置くこと(評価割合の「その他」がLLの評価点となる).

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 春課題試験返却・解説 授業の Introduction 春課題試験を自己採点し、なぜ間違ったのか確 認できる.授業の概要を把握できる。
2週 Lesson 1: Washoku Around the World
世界に広がる和食文化
Part 1 (pp. 4-5)

Part 1 (pp. 5-6)
「和食」が海外でどのように評価され,日本の料理がどのように広がっているか理解できる。
3週 Part 2 (pp. 6-7) 「和食」が海外の食文化の中でどのようにアレンジされているか理解できる。
4週 Part 3 (p. 9) 日本人がどのように海外の料理をアレンジし,日本の食文化に取り入れてきたかについて理解できる。
5週 Part 4 (p. 10)
国,地域,文化圏の違いにより,食文化も大きく異なっていることもある事実を理解できる。
6週 Summary Chart (p. 11) Part 1~4の本文英文の内容を要約したサマリーチャートを完成することができる。
7週 Structures & Expressions (p. 15) 現在完了・過去完了[復習]、受動態[復習],SVC(C=現在分詞,過去分詞)
という文法事項を理解し、活用することができる.
8週 前期中間試験
2ndQ
9週 Lesson 3: How Good Is Your Memory?
記憶力アップの秘訣とは
Part 1 (pp. 30-31)

Part 1 (pp. 31-32)
日本と同様,海外にも暗記法が存在することが理解できる。
10週 Part 2 (pp. 32-34) 古代ローマで発達した「場所法」とその例が理解できる。
11週 Part 3 (pp. 34-36) 暗記力と脳の働きには相関関係があることが理解できる。
12週 Part 4 (pp. 37-38) 暗記力と睡眠には相関関係があることが理解できる。
13週 Summary Chart (p. 39) Part 1~4の本文英文の内容を要約したサマリーチャートを完成することができる.
14週 Structures & Expressions (p. 43) 不定詞[復習],関係代名詞の継続用法(1) 関係代名詞what[復習],関係副詞[復習]を理解し、活用することができる。
15週 期末試験
16週 テスト返却と解説
後期
3rdQ
1週 夏課題試験返却・解説 夏課題試験を自己採点し、なぜ間違ったのか確認できる。
2週 Lesson 5: Diversity Brings New Products よりよい商品を作るために必要なこととは
Part 1 (pp. 59-60)
物があふれる現代でも,新たな製品を開発する余地があることについて理解できる。
3週 Part 2 (pp. 61-62) 女性のチームや主婦が開発した製品の特徴と,それらの特徴ができた理由について理解できる。
4週 Part 3 (pp. 63-64)
春山満氏が開発した製品の特徴と,それらの特徴ができた理由について理解できる。
5週 Part 4 (pp. 64-66) 真に創造的で多様な製品が開発されるために必要なことについて理解できる。
6週 Summary Chart (p. 67) Part 1~4の本文英文の内容を要約したサマリーチャートを完成することができる.
7週 Structures & Expressions (p. 71) 動名詞の意味上の主語,関係代名詞の継続用法(2),助動詞+have+過去分詞,完了不定詞を理解し、活用することができる。
8週 中間試験
4thQ
9週 Lesson 7:
The France Okaeshi Project
フランスが日本にしてくれた「お返し」とは
Part 1 (pp. 87-88)
カキが昔からフランス人に愛されてきたこととその理由について理解できる。
10週 Part 2 (pp. 89-90)
フランスのカキ養殖再生に宮城県のカキが使われたこととその理由について理解できる。
11週 Part 3 (pp. 90-92) 日本のカキ養殖の方法と東日本大震災によりカキ養殖業者が受けた被害について理解できる。
12週 Part 4 (pp. 93-94) 「フランスお返しプロジェクト」の活動と困難な点,また,フランスのカキ業者の心情 について理解できる。
13週 Summary Chart (p. 95) Part 1~4の本文英文の内容を要約したサマリーチャートを完成することができ・過去分詞で始まる分詞構文(「~される.
14週 Structures & Expressions (p. 99) て/~されると」と理由や状況・条件を表す)
・さまざまな不定詞(not to do / to have done / for A to do)を表す表現を理解し、活用することができる.
15週 期末試験
16週 テスト返却と解説

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。2
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。3
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。2
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。2
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。1
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。1
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。1
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。1
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。1

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合600002020100
基礎的能力600002020100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000