英語Ⅳ

科目基礎情報

学校 有明工業高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 英語Ⅳ
科目番号 0023 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 創造工学科 対象学年 2
開設期 通年 週時間数 前期:1 後期:1
教科書/教材 Big Dipper English Communication II : 数研出版, 高校総合英語 Harvest 3rd Edition:鈴木希明/桐原書店, Data Base 3000 3rd Edition:桐原書店, Data Base 3000 Workbook C:桐原書店
担当教員 藤木 幸子,山崎 英司

到達目標

1.英語の基本四技能(読む・書く・聞く・話す)の言語活動をバランスよく行ない、話し 手や書き手の意向などを理解し、自分の考えを英語で表現する基礎的な能力を習得するこ とができる。
2.まとまりのある英語の長文の概要や要点を把握し、必要な情報をそこから探すことができるようになる。
3.現代社会を取り巻く環境を英語を通じて学習し、物事を多面的に理解し、適切かつ円滑に読解・表現ができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1積極的にコミュニケーションを図ろうとし,情報や考えなどを的確かつ適切に伝えることができる。コミュニケーションを図ろうとし,情報や考えなど相手と共有することができる。コミュニケーションを図ろうとせず,情報や考えなどを相手に伝えたり、共有することができない。
評価項目2 教材の中の文法事項の発展的内容を身に付け、読んだり聞いたりしたことや学んだことに基づき,情報や考えなどについて,詳しく書いたり発表したりすることができる。 教材の中の文法事項を身に付け、読んだり聞いたりしたことや学んだことに基づき,基本的な情報や考えなどについて,書いたりすることができる。 教材の中の文法事項を身に付けておらず、読んだり聞いたりしたことや学んだことに基づき,基本的な情報や考えなどについてもまとめたりすることができない。
評価項目3教材と同レベル以上の英文を読んだり聞いたりして、内容を英語で説明することができる。教材の英文を読んだり聞いたりして、内容を日本語で説明することができる。教材についての英語のスクリプトを見ながら読んだり聞いたりしても、十分説明ができない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 A-1 説明 閉じる
学習・教育到達度目標 A-3 説明 閉じる

教育方法等

概要:
1年次で学習した英語の基本四技能(読む・書く・聞く・話す)の向上を目指す。各章での文法事項を理解して、それを用いたリーディング、リスニングと簡単なライティング・スピーキングができるようになる。

授業の進め方・方法:
年間を通して、教科書の偶数 Chapter を学習する。
注意点:
教科書や配布されたプリント等は、忘れずに必ず授業に持参すること.各パートごとに単語テスト・小テストを実施する.また長期休暇中は与えられた課題をこなし、休暇明けの課題試験にきちんと備えること.休暇明けの課題試験のウェイトは中間・期末試験などの定期試験と同等のウェイトの評価対象とする.

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 春課題試験返却&解説
授業についてのオリエンテーション
授業方法について確認を行う
発音記号の基礎事項を確認する
2週 Lesson 2 Chirori, the First Therapy Dog in Japan
Part 1 読解&小テスト
SVO(=wh-節) SVOO(=that-節)の構造を理解し、空所補充問題を解ける.
3週 Lesson 2 Chirori, the First Therapy Dog in Japan
Part 2 読解&小テスト
SVO(=wh-節) SVOO(=that-節)の構造を理解し、語順整序問題を解ける.
4週 Lesson 2 Chirori, the First Therapy Dog in Japan
Part 3 読解&小テスト
関係代名詞の構造を理解し、空所補充問題を解ける。
5週 Lesson 2 Chirori, the First Therapy Dog in Japan
Part 4 読解&小テスト
関係代名詞の構造を理解し、語順整序問題を解ける。
6週 Lesson 2 Chirori, the First Therapy Dog in Japan
文法解説&練習問題
長文問題の中から、第3文型と第4文型の文型構造や関係代名詞を見つけて、長文読解の足掛かりにすることができる。
Lesson 2 で学んだ語彙を用いて100語程度の英文を、空所を補充しつつ書けるようになる。
7週 Lesson 4 Space Elevator
Part 1 読解&小テスト
科学技術系の英文記事を読解できるようになる。
8週 前期中間試験
2ndQ
9週 前期中間試験返却&解説
Lesson 4 Space Elevator
Part 2 読解&小テスト
仮定法過去の文型を認識し、文意を把握できる。
10週 Lesson 4 Space Elevator
Part 3 読解&小テスト
関係副詞 where の継続用法を認識し、制限用法との違いを簡易に説明することができる。
11週 Lesson 4 Space Elevator
Part 4 読解&小テスト
未来進行形の基本文型を認識し、それを利用した平易な英文を書くことができる。
12週 Lesson 4 Space Elevator
文法解説&練習問題
長文問題の中から、仮定法過去、関係副詞、未来進行形を見つけて、長文読解の足掛かりにすることができる。
Lesson 4 で学んだ語彙を用いて100語程度の英文を、空所を補充しつつ書けるようになる。
13週 Lesson 6 Ueno Takahiro : The Dancer in Me
Part 1 読解&小テスト
SVOC(C=過去分詞)の構造を理解し、過去分詞の用法と過去形の違いを説明できるようになる。
14週 Lesson 6 Ueno Takahiro : The Dancer in Me
Part 2 読解&小テスト
仮定法過去完了の構造を理解し、仮定法過去との違いを認識しつつ英文の意味を把握できる。
15週 定期試験直前の単語・文法確認 Lesson 4 & 6 の各英文法事項を認識し、定期試験などの長文読解問題理解の足掛かりとすることができる.前期で既習の語彙を定着させることができる。
16週 前期末試験
後期
3rdQ
1週 夏課題試験返却&解説
Lesson 6 Ueno Takahiro : The Dancer in Me
Part 3 読解&小テスト
分詞構文の基本形を復習し、省略されている接続詞・共通主語を類推することができる。
2週 Lesson 6 Ueno Takahiro : The Dancer in Me
Part 4 読解&小テスト
受動態の分詞構文を理解し、能動態の分詞構文との違いを説明することができる。
3週 Leson 6 Ueno Takahiro : The Dancer in Me
文法解説&練習問題
第5文型、仮定法、分詞構文等のやや複雑な英文法を整理し、長文問題の中で使用されたときに、それと認識して文意を把握できるようになる。
Lesson 6 で学んだ語彙を用いて100語程度の英文を、空所を補充しつつ書けるようになる。
4週 Lesson 8 What Is the True Meaning of Mottainai?
Part 1 読解&小テスト
進行形の受動態を理解し、語順整序問題や英作文問題で解答できるようになる。
5週 Lesson 8 What Is the True Meaning of Mottainai?
Part 2 読解&小テスト
英文中の省略について学び、省略された単語を他の箇所から見つけて、省略が多用された英文全体の意味を把握できるようになる。
6週 Lesson 8 What Is the True Meaning of Mottainai?
Part 3 読解&小テスト
形式主語 it と to不定詞、that-節との意味上のつながりを理解し、文全体の構造を説明できるようになる。
7週 定期試験直前の単語・文法確認 Lesson 6 & 8 の各英文法事項を認識し、定期試験などの長文読解問題理解の足掛かりとすることができる.
8週 後期中間試験
4thQ
9週 後期中間試験返却&解説
Lesson 8 What Is the True Meaning of Mottainai?
Part 4 読解&小テスト
現在完了進行形、過去完了進行形の文型を理解し、一定期間の継続の意味で使用される両文型の特徴を認識できるようになる。
10週 Leson 8 Ueno Takahiro : The Dancer in Me
文法解説&練習問題
進行形の受動態や完了進行形など、複数の文法法則が組み合わされた英文を理解し、その意味を説明できるようになる。
Lesson 8 で学んだ語彙を用いて100語程度の英文を、空所を補充しつつ書けるようになる。
11週 Lesson 10 Floating Education
Part 1 読解&小テスト
未来完了形の文型を理解し、簡易な英作文ができるようになる。
12週 Lesson 10 Floating Education
Part 2 読解&小テスト
SVC(C-that節)の第2文型を英文の中で認識し、その意味を説明できるようになる。
13週 Lesson 10 Floating Education
Part 3 読解&小テスト
無生物主語の文型を理解し、日本語にはない英語特有の表現を説明できるようになる。
14週 Lesson 10 Floating Education
Part 4 読解&小テスト
教育関連の英文を読み、現在自分が受けている教育と比較し、論じることができるようになる。
Lesson 10 で学んだ語彙を用いて100語程度の英文を、空所を補充しつつ書けるようになる。
15週 Lesson 10 Floating Education
文法解説&練習問題
Lesson 10 の各英文法事項を認識し、定期試験などの長文読解問題理解の足掛かりとすることができる.後期で既習の語彙を定着させることができる。
16週 学年末試験

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。2
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。2
英語運用能力の基礎固め説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。2
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。2
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。1
英語運用能力向上のための学習英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。1
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。1
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。1
英文資料を、自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう、英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことができる。1

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合60000400100
基礎的能力60000400100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000