英語コミュニケーションA

科目基礎情報

学校 有明工業高等専門学校 開講年度 2019
授業科目 英語コミュニケーションA
科目番号 0035 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 創造工学科 対象学年 3
開設期 通年 週時間数 前期:1 後期:1
教科書/教材 Revised BIG DIPPER English Communication Ⅲ : 数研出版 高校英語 Harvest 3rd Edition : 鈴木希明 / 桐原書店 Date Base 3000 3rd Edition : 桐原書店
担当教員 徳田 仁

到達目標

到達目標
1.まとまりのある英語の文章の概要や要点を読み取ることができる.
2.目的に応じて英文の内容を整理して読み取ることができる.
3.文章の内容を理解したうえで、それについて自分の考えを表現することができる.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1英文をスキャンリーディングし、速やかに必要な情報を見つけることができる。 英文を読み、時間をかけて、必要な情報を見つけることができる。英文を読んで、必要な情報を見つけることができない。
評価項目2英文の構成を把握し、筆者の主張やキーワードを完全に説明できる。英文の構成を認識し、筆者の主張やキーワードを指示することができる。英文の構成を認識できず、筆者の主張やキーワードを指示することができない。
評価項目3英文を読み、その内容を活用して、自身の考えを他者に説明することができる。英文を読んで、その内容と自身の考えを比較することができる。英文を読んでも、そ の内容と自身の考えを比較することができない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 A-1 説明 閉じる
学習・教育到達度目標 A-3 説明 閉じる

教育方法等

概要:
3年生の英語コミュニケーションAでは、教科書の奇数レッスンを対象として授業を行う。語彙力の増強と1・2年生で習得した英文法の復習を行う。また教科書による授業と並行して、英文を早く正確に読むためのに英文のパラグラフ構成を学ぶ。
授業の進め方・方法:
授業は教科書をもとにした講義中心で、板書も行う。また各レッスンに付随した小テストを実施する。また文法、熟語、構文等について練習問題を実施し、課題を課す。
注意点:
教科書や配布されたプリント等は、忘れずに必ず授業に持参すること。また長期休暇中は与えられた課題をこなし、休暇明けの課題試験にきちんと備えること。課題試験のウェイトは定期試験と同等とする。冬休み明けには英語運用能力実力テストのA.C.E.テストを実施するが、こちらの結果は平均点を基にしてA.C.E.テストスコアを調整後、春・夏課題試験と同じウェイトで総合成績に加味する。通年の週時間数は、90分の一コマを配当。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 課題試験の返却・解説 授業の Introduction             
課題試験を自己採点し、なぜ間違ったかを確認できる。授業の概要を理解できる。
2週 L1 The History of Ekiben 1日本独自の食文化 ― 旅情を演出する駅弁の歴史
3週 L1 The History of Ekiben 1日本独自の食文化 ― 旅情を演出する駅弁の歴史
4週 L3 Do You Judge People by Their Blood Types? 人はなぜ性格診断や占いを信じてしまうのか,「バーナム効果」とは
5週 L3 Do You Judge People by Their Blood Types? 人はなぜ性格診断や占いを信じてしまうのか,「バーナム効果」とは
6週 L5 The 55-Year Race 55年もかけてオリンピックのゴールをはたした,日本マラソンの父,金栗四三
7週 L5 The 55-Year Race 55年もかけてオリンピックのゴールをはたした,日本マラソンの父,金栗四三
8週 前期中間試験(実施しない)
2ndQ
9週 L7 Online Word-of-Mouth レストランの口コミ情報サイトから,必要な情報を読みとる
10週 L7 Online Word-of-Mouth
レストランの口コミ情報サイトから,必要な情報を読みとる
11週 L9 Alfred Nobel: A Person of Peace 「死の商人」と言われたダイナマイト発明者は,何を思ってノーベル賞をつくったのか
12週 L9 Alfred Nobel: A Person of Peace 「死の商人」と言われたダイナマイト発明者は,何を思ってノーベル賞をつくったのか
13週 L11 Keys to Winning 本番で実力を発揮する方法を,スポーツ心理学や脳科学の観点から紹介
14週 L11 Keys to Winning
本番で実力を発揮する方法を,スポーツ心理学や脳科学の観点から紹介
15週 前期末試験
16週 前期末試験答案返却・解説
前期末試験を解答・採点し、なぜ間違ったかを確認できる。
後期
3rdQ
1週 夏課題試験答案の返却・解説
夏課題試験を自己採点し、なぜ間違ったかを確認できる。
2週 L13 A New Orchestra and a New Harmony ゴミ捨て場の廃棄物からつくった楽器で演奏する,パラグアイのユニークなオーケストラ
3週 L13 A New Orchestra and a New Harmony
ゴミ捨て場の廃棄物からつくった楽器で演奏する,パラグアイのユニークなオーケストラ
4週 L15 The Immortal Jellyfish
多細胞生物で最初に発見された不死の生き物,ベニクラゲについて
5週 L15 The Immortal Jellyfish
多細胞生物で最初に発見された不死の生き物,ベニクラゲについて
6週 L17 The Shoe That Grows 靴がなくて学校に行けないケニアの子どもたちのために開発された“成長する”靴
7週 L17 The Shoe That Grows
靴がなくて学校に行けないケニアの子どもたちのために開発された“成長する”靴
8週 後期中間試験(実施しない)
4thQ
9週 L19 Bottled Water? No Water?
急増する訪日外国人客数について,高校生のミキが英語でプレゼンテーションをする
10週 L19 Bottled Water? No Water? 急増する訪日外国人客数について,高校生のミキが英語でプレゼンテーションをする
11週 L19 Bottled Water? No Water? 急増する訪日外国人客数について,高校生のミキが英語でプレゼンテーションをする
12週 L21 Left in Space 飲み水が確保できない国がある一方で,先進国は高価なボトル飲料水を生産し消費し続けている
13週 L21 Left in Space
飲み水が確保できない国がある一方で,先進国は高価なボトル飲料水を生産し消費し続けている
14週 L21 Left in Space
飲み水が確保できない国がある一方で,先進国は高価なボトル飲料水を生産し消費し続けている
15週 学年末試験
16週 学年末試験答案の返却と解説 学年末試験を解答・採点し、なぜ間違ったかを確認できる。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用能力の基礎固め母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。3
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。3
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。2
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。2後2,後15
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。2後2,後15,後16
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。2
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。2

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合70000300100
基礎的能力70000300100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000