英語Ⅳ

科目基礎情報

学校 有明工業高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 英語Ⅳ
科目番号 0047 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 創造工学科 対象学年 2
開設期 通年 週時間数 前期:1 後期:1
教科書/教材 Power On English Communication II : 東京書籍, 高校総合英語 Harmony:鈴木希明/いいずな書店, Data Base 3000 5th Edition:桐原書店, Data Base 3000 Workbook C:桐原書店
担当教員 藤木 幸子,山崎 英司

到達目標

1.英語の基本四技能(読む・書く・聞く・話す)の言語活動をバランスよく行ない、話し 手や書き手の意向などを理解し、自分の考えを英語で表現する基礎的な能力を習得するこ とができる。
2.まとまりのある英語の長文の概要や要点を把握し、必要な情報をそこから探すことができるようになる。
3.現代社会を取り巻く環境を英語を通じて学習し、物事を多面的に理解し、適切かつ円滑に読解・表現ができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1積極的にコミュニケーションを図ろうとし,情報や考えなどを的確かつ適切に伝えることができる。コミュニケーションを図ろうとし,情報や考えなど相手と共有することができる。コミュニケーションを図ろうとせず,情報や考えなどを相手に伝えたり、共有することができない。
評価項目2 教材の中の文法事項の発展的内容を身に付け、読んだり聞いたりしたことや学んだことに基づき,情報や考えなどについて,詳しく書いたり発表したりすることができる。 教材の中の文法事項を身に付け、読んだり聞いたりしたことや学んだことに基づき,基本的な情報や考えなどについて,書いたりすることができる。 教材の中の文法事項を身に付けておらず、読んだり聞いたりしたことや学んだことに基づき,基本的な情報や考えなどについてもまとめたりすることができない。
評価項目3教材と同レベル以上の英文を読んだり聞いたりして、内容を英語で説明することができる。教材の英文を読んだり聞いたりして、内容を日本語で説明することができる。教材についての英語のスクリプトを見ながら読んだり聞いたりしても、十分説明ができない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 A-1 説明 閉じる
学習・教育到達度目標 A-3 説明 閉じる

教育方法等

概要:
1年次で学習した英語の基本四技能(読む・書く・聞く・話す)の向上を目指す。各章での文法事項を理解して、それを用いたリーディング、リスニングと簡単なライティング・スピーキングができるようになる。

授業の進め方・方法:
年間を通して、教科書の偶数 Chapter を学習する。
注意点:
教科書や配布されたプリント等は、忘れずに必ず授業に持参すること.各パートごとに単語テスト・小テストを実施する.また長期休暇中は与えられた課題をこなし、休暇明けの課題試験にきちんと備えること.休暇明けの課題試験のウェイトは中間・期末試験などの定期試験と同等のウェイトの評価対象とする.

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 春課題試験返却&解説
授業についてのオリエンテーション
授業方法について確認を行う
2週 Lesson 2 Ethical Fashion
Part 1 読解&小テスト
助動詞を伴う受動態の文の構造を理解し、空所補充問題を解くことができる.
3週 Lesson 2 Ethical Fashion
Part 2 読解&小テスト
強調構文の構造を理解し、どの部分を強調しているのか指摘することができる。また強調構文の語順整序問題を解くことができる.
4週 Lesson 2 Ethical Fashion
Part 3 読解&小テスト
SVOの第3文型におけるO(目的語)の部分にwhat to do や how to do などの疑問詞+to不定詞を組み込むことができることを理解し、語順整序問題を解くことができる。
5週 Lesson 4 Icons of Scotland
Part 1 読解&小テスト
関係代名詞の非制限用法を理解し、制限用法との和訳の違いを説明できる。
6週 Lesson 4 Icons of Scotland
Part 2 読解&小テスト
知覚動詞を使用した第5文型の構造を理解し、語順整序問題を解くことができる。
7週 Lesson 2, 4
文法解説&練習問題
定期試験前に四半期に学んだ文法事項を定着させることができる。
8週 前期中間試験
2ndQ
9週 前期中間試験返却&解説
10週 前期中間試験返却&解説
Lesson 4 Icons of Scotland
Part 3 読解&小テスト
appear to や seem to を用いて「~のようだ」といった様態を表す英文を作ることができる。
11週 Lesson 4 Icons of Scotland
文法解説&練習問題
夏休み前に学んだ文法事項を含めて、Lesson 4 の文法事項を定着させることができる。
12週 Lesson 6 Vegetable Factories
Part 1 読解&小テスト
し英文の中にある必要な情報をスキャンリーディングし、必要に応じてすばやく解答することができる。
13週 Lesson 6 Vegetable Factories
Part 2 読解&小テスト
英文の内容を別の易しい英語を用いて言い換えをすることができる。
14週 Lesson 6 Vegetable Factories
Part 1, 2 文法解説&練習問題
定期試験前に四半期に学んだ文法事項を定着させることができる。
15週 前期末試験
16週 前期末試験返却&解説
後期
3rdQ
1週 夏課題試験返却&解説
2週 Lesson 6 Vegetable Factories
Part 3 読解&小テスト
英文の一部を要約して、それに対する自分の意見を簡単な英語で記述することができる。
3週 Lesson 6 Vegetable Factories
Part 4 読解&小テスト
与えられた英文について、知人と簡単な英語で意見交換をすることができる。
4週 Lesson 8 Miu and Mima, Friendly but Tough Competitors
Part 1 読解&小テスト
付帯状況を表すwithと名詞と分詞を組み合わせて、英文を作ることができる。
5週 Lesson 8 Miu and Mima, Friendly but Tough Competitors
Part 2 読解&小テスト
副詞節の中で省略された主語とbe動詞を補い、正しい和訳をすることができる。
6週 Lesson 8 Miu and Mima, Friendly but Tough Competitor
Part 3 読解&小テスト
to不定詞の完了形の構造を理解し、時制のズレを説明することができる。
7週 Lesson ,6, 8
文法解説&練習問題
定期試験前に四半期に学んだ文法事項を定着させることができる。
8週 後期中間試験
4thQ
9週 後期中間試験返却&解説
Lesson 8 Miu and Mima, Friendly but Tough Competitor
Part 4 読解&小テスト
助動詞を伴う完了形が特別な意味を持つことがあることを認識し、適切な和訳をすることができる。
10週 Lesson 10 Solar Cooker
Part 1 読解&小テスト
be to do ~ 構文の複数の意味を把握し、文脈に応じていずれの意味を表しているか、正しく判定することができる。
11週 Lesson 10 Solar Cooker
Part 2 読解&小テスト
wishを用いた仮定法の英文を適切に和訳することができる。
12週 Lesson 10 Solar Cooker
Part 3 読解&小テスト
関係副詞whereの非制限用法と制限用法の意味の違いを説明することができる。
13週 Lesson 10 Solar Cooker
Part 4 読解&小テスト
関係副詞whenの非制限用法と制限用法の意味の違いを説明することができる。
14週 Lesson 8, 10
文法解説&練習問題
定期試験前に四半期に学んだ文法事項を定着させることができる。
15週 学年末試験
16週 学年末試験返却&解説

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。2
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。2
英語運用能力の基礎固め説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。2
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。2
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。1
英語運用能力向上のための学習英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。1
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。1
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。1
英文資料を、自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう、英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことができる。1

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合60000400100
基礎的能力60000400100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000