化学Ⅱ

科目基礎情報

学校 有明工業高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 化学Ⅱ
科目番号 0054 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 創造工学科 対象学年 2
開設期 通年 週時間数 1
教科書/教材 高等学校 化学基礎 第一学習社、ニューグローバル化学基礎 東京書籍、六訂版スクエア総合図説化学 第一学習社
担当教員 松尾 明洋,古川 一輝

到達目標

1.気体の状態方程式が説明でき、気体の状態方程式を使った計算ができる。
2.コロイド溶液の性質について理解できている。
3.有機化合物の分類ができ、炭化水素の構造、性質を理解している。
4.酸素を含む有機化合物の性質を理解している。
5.芳香族化合物の性質を理解している。
6.溶液の性質について理解している。
7.反応のしくみと反応速度について理解している。
8.金属イオンの分離と確認について理解している。
9.安全に実験が行えるように、薬品や火気の取り扱いなどを理解し、代表的な器具の取り扱い、基本操作(気体発生、ろ過等)ができる。
10.目的に応じた適切な測定テーマを選択し、測定データをもとに必要な計算や考察をしてレポートを作成できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安(可)未到達レベルの目安
評価項目1気体の状態方程式が説明でき、気体の状態方程式を使った計算を、正確にできる。気体の状態方程式が説明でき、気体の状態方程式を使った計算ができる。気体の状態方程式が説明でき、気体の状態方程式を使った計算ができない。
評価項目2コロイド溶液の性質について、正しく理解できている。コロイド溶液の性質について理解できている。コロイド溶液の性質について理解できていない。
評価項目3有機化合物の分類ができ、炭化水素の構造、性質を、正しく理解できている。有機化合物の分類ができ、炭化水素の構造、性質を理解できている。有機化合物の分類ができず、炭化水素の構造、性質を理解できていない。
評価項目4酸素を含む有機化合物の性質を、正しく理解できている。酸素を含む有機化合物の性質を理解できている。酸素を含む有機化合物の性質を理解できていない。
評価項目5芳香族化合物の性質を正しく理解できている。芳香族化合物の性質を理解できている。芳香族化合物の性質を理解できていない。
評価項目6溶液の性質について正しく理解できている。溶液の性質について理解できている。溶液の性質について理解できていない。
評価項目7反応のしくみと反応速度について正しく理解できている。反応のしくみと反応速度について理解できている。反応のしくみと反応速度について理解できていない。
評価項目8金属イオンの分離と確認について理解正しくできている。金属イオンの分離と確認について理解できている。金属イオンの分離と確認について理解できていない。
評価項目9安全に実験が行えるように、薬品や火気の取り扱いなどを理解し、代表的な器具の取り扱い、基本操作(気体発生、ろ過等)を、正確にできる。安全に実験が行えるように、薬品や火気の取り扱いなどを理解し、代表的な器具の取り扱い、基本操作(気体発生、ろ過等)ができる。安全に実験が行えるように、薬品や火気の取り扱いなどを理解し、代表的な器具の取り扱い、基本操作(気体発生、ろ過等)ができない。
評価項目10目的に応じた適切な測定テーマを選択し、測定データをもとに必要な計算を行い、十分に考察してレポートを作成できる。目的に応じた適切な測定テーマを選択し、測定データをもとに必要な計算や考察をしてレポートを作成できる。目的に応じた適切な測定テーマを選択し、測定データをもとに必要な計算や考察をしてレポートを作成できない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 A-1, 学習・教育到達度目標 B-1

教育方法等

概要:
日常生活や社会との関連を図りながら物質とその変化への関心を高め、目的意識をもって観察・実験などを行い、化学的に探究する能力と態度を育むとともに、化学の基本的な概念や原理・法則を理解し、科学的な見方や考え方を養う。
・化学の学習内容が日常生活や社会とかかわることを知り、身近な物質とその変化への関心を高める。
・化学の学習は環境に配慮した上で、健康で安全な生活を送るために欠かせないものであることを理解する。
・主体的に観察、実験などに取り組むことによって科学の方法を学び、化学的に探究する能力と態度を身に付ける。
・化学の基本概念や原理・法則を具体的な物質の性質や反応と結び付けて理解し、活用する能力を身に付ける。
・物質に関する原理・法則の基礎を理解し、物質とその変化を微視的にとらえる見方や考え方を養う。
授業の進め方と授業内容・方法:
プリントを中心とした授業形式で行う。適宜、演習問題をとり入れ理解を深める。必要に応じて、小テスト、宿題を課す。
注意点:
教科書、問題集、図説を活用し、効果的な予習・復習を行うこと。宿題・実験レポートの未提出、授業中の恒常的な居眠り、マンガ、スマートフォンの利用等、授業に対する意識が低い場合には、単位取得が困難になることがあるので、真剣に取り組むこと。

授業計画

授業内容・方法 週ごとの到達目標
前期
1週 シラバスの説明
気体の性質
気体の体積変化
・ボイルの法則、シャルルの法則、ボイル-シャルルの法則を説明でき、必要な計算ができる。
2週 気体の体積変化 ・ボイルの法則、シャルルの法則、ボイル-シャルルの法則を説明でき、必要な計算ができる。
・気体の状態方程式を説明でき、気体の状態方程式を使った計算ができる。
3週 気体の状態方程式 ・気体の状態方程式を説明でき、気体の状態方程式を使った計算ができる。
4週 理想気体と実在気体
・理想気体は気体の状態方程式に完全に従うことを理解し、実在気体は厳密には気体の状態方程式に従わないことを理解している。
5週 溶液の性質 ・蒸気圧と沸点上昇、凝固点降下、浸透圧など希薄溶液の性質について理解している。
6週 溶液の性質 ・蒸気圧と沸点上昇、凝固点降下、浸透圧など希薄溶液の性質について理解している。
7週 コロイド溶液 ・コロイド溶液の性質について理解している。
・コロイド溶液の性質について理解している。
8週 中間試験
9週 中間試験の解答・解説
有機化合物の特徴と分類
有機化合物の分類
・有機化合物は、少ない元素からなるが、非常に多くの種類があることを理解している。
・有機化合物は、官能基ごとに似た性質を持つため、官能基によって分類されることを理解する。
10週 有機化合物の分類
脂肪族炭化水素
・有機化合物は、官能基ごとに似た性質を持つため、官能基によって分類されることを理解する。
・アルカンの構造や一般式、性質、反応を知るとともに、異性体の存在を理解している。
・アルケン、アルキンの構造や一般式、性質、反応を理解している。
11週 脂肪族炭化水素
酸素を含む脂肪族化合物
・酸素を含む脂肪族化合物について、定義、分類、性質、反応を理解している。
12週 酸素を含む脂肪族化合物 ・酸素を含む脂肪族化合物について、定義、分類、性質、反応を理解している。
13週 芳香族化合物 ・ベンゼン環を基本骨格とする芳香族炭化水素は、脂肪族炭化水素とは異なる性質を持つことを理解している。
14週 芳香族化合物 ・ベンゼン環を基本骨格とする芳香族炭化水素は、脂肪族炭化水素とは異なる性質を持つことを理解している。
15週 期末試験
16週 テスト返却と解説
後期
1週 1実験の基本操作
2実験上の注意事項
・実験の基礎知識(安全防具の使用法、薬品、火気の取り扱い、整理整頓)を持っている。
事故への対処の方法(薬品の付着、引火、火傷、切り傷)を理解し、対応ができる。
2週 実験第1回目 ・ガラス器具の取り扱いができる。
・基本的な実験器具に関して、目的に応じて選択し正しく使うことができる。
・試薬の調製ができる。
・代表的な気体の発生の実験ができる。
・代表的な無機化学反応により沈殿を作り、ろ過ができる。
・測定と測定値の取り扱いができる。
・有効数字の概念・測定器具の精度が理解できる。
・レポート作成の手順を理解し、レポートを作成できる。
3週 実験第2回目 ・ガラス器具の取り扱いができる。
・基本的な実験器具に関して、目的に応じて選択し正しく使うことができる。
・試薬の調製ができる。
・代表的な気体の発生の実験ができる。
・代表的な無機化学反応により沈殿を作り、ろ過ができる。
・測定と測定値の取り扱いができる。
・有効数字の概念・測定器具の精度が理解できる。
・レポート作成の手順を理解し、レポートを作成できる。
4週 実験第3回目 ・ガラス器具の取り扱いができる。
・基本的な実験器具に関して、目的に応じて選択し正しく使うことができる。
・試薬の調製ができる。
・代表的な気体の発生の実験ができる。
・代表的な無機化学反応により沈殿を作り、ろ過ができる。
・測定と測定値の取り扱いができる。
・有効数字の概念・測定器具の精度が理解できる。
・レポート作成の手順を理解し、レポートを作成できる。
5週 実験第4回目 ・ガラス器具の取り扱いができる。
・基本的な実験器具に関して、目的に応じて選択し正しく使うことができる。
・試薬の調製ができる。
・代表的な気体の発生の実験ができる。
・代表的な無機化学反応により沈殿を作り、ろ過ができる。
・測定と測定値の取り扱いができる。
・有効数字の概念・測定器具の精度が理解できる。
・レポート作成の手順を理解し、レポートを作成できる。
6週 実験第5回目 ・ガラス器具の取り扱いができる。
・基本的な実験器具に関して、目的に応じて選択し正しく使うことができる。
・試薬の調製ができる。
・代表的な気体の発生の実験ができる。
・代表的な無機化学反応により沈殿を作り、ろ過ができる。
・測定と測定値の取り扱いができる。
・有効数字の概念・測定器具の精度が理解できる。
・レポート作成の手順を理解し、レポートを作成できる。
7週 実験第6回目 ・ガラス器具の取り扱いができる。
・基本的な実験器具に関して、目的に応じて選択し正しく使うことができる。
・試薬の調製ができる。
・代表的な気体の発生の実験ができる。
・代表的な無機化学反応により沈殿を作り、ろ過ができる。
・測定と測定値の取り扱いができる。
・有効数字の概念・測定器具の精度が理解できる。
・レポート作成の手順を理解し、レポートを作成できる。
8週 実験第7回目 ・ガラス器具の取り扱いができる。
・基本的な実験器具に関して、目的に応じて選択し正しく使うことができる。
・試薬の調製ができる。
・代表的な気体の発生の実験ができる。
・代表的な無機化学反応により沈殿を作り、ろ過ができる。
・測定と測定値の取り扱いができる。
・有効数字の概念・測定器具の精度が理解できる。
・レポート作成の手順を理解し、レポートを作成できる。
9週 実験第8回目 ・ガラス器具の取り扱いができる。
・基本的な実験器具に関して、目的に応じて選択し正しく使うことができる。
・試薬の調製ができる。
・代表的な気体の発生の実験ができる。
・代表的な無機化学反応により沈殿を作り、ろ過ができる。
・測定と測定値の取り扱いができる。
・有効数字の概念・測定器具の精度が理解できる。
・レポート作成の手順を理解し、レポートを作成できる。
10週 実験第9回目 ・ガラス器具の取り扱いができる。
・基本的な実験器具に関して、目的に応じて選択し正しく使うことができる。
・試薬の調製ができる。
・代表的な気体の発生の実験ができる。
・代表的な無機化学反応により沈殿を作り、ろ過ができる。
・測定と測定値の取り扱いができる。
・有効数字の概念・測定器具の精度が理解できる。
・レポート作成の手順を理解し、レポートを作成できる。
11週 実験第10回目 ・ガラス器具の取り扱いができる。
・基本的な実験器具に関して、目的に応じて選択し正しく使うことができる。
・試薬の調製ができる。
・代表的な気体の発生の実験ができる。
・代表的な無機化学反応により沈殿を作り、ろ過ができる。
・測定と測定値の取り扱いができる。
・有効数字の概念・測定器具の精度が理解できる。
・レポート作成の手順を理解し、レポートを作成できる。
12週 反応のしくみと反応速度 ・反応の速さを決める要因について理解している。
13週 金属イオンの分離と確認 ・沈殿反応や呈色反応を利用して、水溶液中の金属イオンを分離、確認できることを理解している。
14週 実験器具と実験の基本操作 ・実験で使用した実験器具の名称と扱い方を理解している。
15週 学年末試験
16週 テスト返却と解説

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合650015200100
基礎的能力6500020085
専門的能力0000000
分野横断的能力000150015