科目基礎情報

学校 北九州工業高等専門学校 開講年度 平成28年度 (2016年度)
授業科目 地理
科目番号 0002 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 生産デザイン工学科(共通科目) 対象学年 1
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 「高等学校 新地理A」 荒井良雄ほか (帝国書院) 編集
担当教員 八田 茂樹,白神 宏

到達目標

産業活動の地域的特性、産業などの発展が社会に及ぼした影響について理解できる。
人間活動と自然環境との関わりや、産業の発展が自然環境に及ぼした影響について理解できる。
社会や自然環境に調和した産業発展に向けた現在までの取り組みについて理解できる。
世界の様々な生活文化、民族・宗教などの文化的諸事象について理解できる。
国家間で見られる文化的相違に起因する諸問題について理解できる。
文化の多様性を認識し、互いの文化を尊重することの大切さを理解できる。
環境今日の国際的な政治・経済の仕組みや、国家間の結びつきの現状とそのさまざまな背景について理解できる。
問題、資源・エネルギー問題等の地球的諸課題とその背景について理解できる。
世界各国の国名等の知識を習得できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1産業活動の地域的特性、産業などの発展が社会に及ぼした影響について理解できる。産業活動の地域的特性、産業などの発展が社会に及ぼした影響についておおむね理解できる。産業活動の地域的特性、産業などの発展が社会に及ぼした影響について理解できない。
評価項目2人間活動と自然環境との関わりや、産業の発展が自然環境に及ぼした影響について理解できる。人間活動と自然環境との関わりや、産業の発展が自然環境に及ぼした影響についておおむね理解できる。人間活動と自然環境との関わりや、産業の発展が自然環境に及ぼした影響について理解できない。
評価項目3社会や自然環境に調和した産業発展に向けた現在までの取り組みについて理解できる。社会や自然環境に調和した産業発展に向けた現在までの取り組みについておおむね理解できる。社会や自然環境に調和した産業発展に向けた現在までの取り組みについて理解できない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
グローバルな視野を持った創造的技術者を育成するため、現代世界の国々についての地理的理解を図る。その際、自然環境や人間活動が社会に及ぼす影響について考察するとともに、今日の国際社会が抱える諸問題を地理的な視点で捉える。系統地理的・地誌的アプローチをする。
授業の進め方・方法:
教科書の主要部分を取り上げて授業を進めるが、プリント資料等で詳しく考察する所もある。教科書を読んで予習し、初めての地名は地図帳で位置を確かめること。授業中は教科書・地図帳・プリント等をフルに活用して進めるので、ノート筆記を工夫して自分なりのノートを完成してほしい。適宜考えや意見を問うので自分なりの考えを述べる習慣をつけること。試験前は教科書や地図帳・ノート・プリントを中心に復習に努めること。普段からラジオやテレビ・新聞・書物等で地理や旅に関するものに親しんでほしい。隔週で州ごとの国名等を問う小テストを行い、9月末には世界全体の国名等を出題範囲とする課題テストを実施する。
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 地球上の位置
2週 国家の領域と領土
3週 世界を結ぶ交通
4週 世界をひとつに結ぶ通信
5週 拡大する世界の貿易
6週 観光の国際化と人々の移動
7週 領土問題
8週 中間試験
2ndQ
9週 試験解説と授業
10週 世界の大地形と人々の生活
11週 山地・平野の地形と人々の生活
12週 熱帯・乾燥帯の気候と生活
13週 温帯・亜寒帯・寒帯の気候と生活
14週
15週 期末試験
16週 試験解説
後期
3rdQ
1週 生活と産業(1)
2週 生活と産業(2)
3週 生活と文化(1)
4週 生活と文化(2)
5週 資源・エネルギー問題(1)
6週 資源・エネルギー問題(2)
7週 人口・食料問題
8週 民族問題
4thQ
9週 東アジア
10週 東南アジア・南アジア
11週 西アジア・北アフリカ
12週 中南アフリカ
13週 ヨーロッパ
14週 南北アメリカ
15週 定期試験
16週 試験解説

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学社会地歴産業活動(農牧業、水産業、鉱工業、商業・サービス業等)などの人間活動の歴史的発展過程または現在の地域的特性、産業などの発展が社会に及ぼした影響について理解できる。2前9
人間活動と自然環境との関わりや、産業の発展が自然環境に及ぼした影響について、地理的または歴史的観観点から理解できる。2
社会や自然環境に調和した産業発展に向けた現在までの取り組みについて理解できる。2
日本を含む世界の様々な生活文化、民族・宗教などの文化的諸事象について、歴史的または地理的観点から理解できる。2
国家間や国家内で見られる、いわゆる民族問題など、文化的相違に起因する諸問題について、地理的または歴史的観点から理解できる。2
文化の多様性を認識し、互いの文化を尊重することの大切さを理解できる。2
公民哲学者の思想に触れ、人間とはどのような存在と考えられてきたかについて理解できる。2
諸思想や諸宗教において、自分が人としていかに生きるべきと考えられてきたかについて理解できる。2
諸思想や諸宗教において、好ましい社会と人間のかかわり方についてどのように考えられてきたかを理解できる。2
民主政治の基本的原理、日本国憲法の成り立ちやその特性について理解できる。2
資本主義経済の特質や財政・金融などの機能、経済面での政府の役割について理解できる。2
現代社会の政治的・経済的諸課題、および公正な社会の実現に向けた現在までの取り組みについて理解できる。2
地歴・公民現代科学の考え方や科学技術の特質、科学技術が社会や自然環境に与える影響について理解できる。2
社会や自然環境に調和し、人類にとって必要な科学技術のあり方についての様々な考え方について理解できる。2
今日の国際的な政治・経済の仕組みや、国家間の結びつきの現状とそのさまざまな背景について理解できる。2前7
環境問題、資源・エネルギー問題、南北問題、人口・食糧問題といった地球的諸課題とその背景について理解できる。2
国際平和・国際協力の推進、地球的諸課題の解決に向けた現在までの取り組みついて理解できる。2

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合0000000
基礎的能力0000000
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000