準学士課程の教育目標 A① 数学・物理・化学などの自然科学、情報技術に関する基礎を理解できる。
準学士課程の教育目標 B① 専門分野における工学の基礎を理解できる。
準学士課程の教育目標 C① 実験や実習を通じて、問題解決の実践的な経験を積む。
準学士課程の教育目標 D① 専門工学の基礎に関する知識と基礎技術を統合し、活用できる。
概要:
工学の導入教育の一環として各専門学科(コース)が設定した実験テーマに取り組み、専門技術を学ぶ基礎となる手作業や計測を体験することを目的とする。実験を通じて「もの作り」の楽しさを経験するとともに工学への興味を高める。
授業の進め方・方法:
下記の5テーマを学科(コース)毎に実験する。実験を安全に行うために担当者の指導に従い、事前の注意事項を守ること。
実験に必要な器材を忘れることがないように心がけ、貴重品の管理には十分注意すること。
注意点:
予習(実験の内容、目的、手順)
自主性と協調性(レポート締切厳守を含む)
集合時間厳守(開始時刻5分前集合)
安全(細心の注意、指導者の指示に従う)
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
ガイダンス 実験における注意事項、高専で学ぶこと、「もの作り」について |
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2週 |
機械創造システムコース:測定器の原理及びその使い方(1) |
ノギスおよびマイクロメータを用いて、長さの測定の基礎を理解する。
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3週 |
機械創造システムコース:測定器の原理及びその使い方(1) |
ノギスおよびマイクロメータを用いて、長さの測定の基礎を理解する。
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4週 |
知能ロボットシステムコース:自転車の分解と組み立て(1) |
自転車の構造説明、車輪やブレーキの力の伝達方法を理解、工具等の使用方法を理解する。
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5週 |
知能ロボットシステムコース:自転車の分解と組み立て(2) |
自転車の構造説明、車輪やブレーキの力の伝達方法を理解、工具等の使用方法を理解する。
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6週 |
電気電子コース:電気回路の製作(1) |
テスターキットの作製を通じ、電気回路の作製と電気測定の手法を理解する。
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7週 |
電気電子コース:電気回路の製作(2) |
テスターキットの作製を通じ、電気回路の作製と電気測定の手法を理解する。
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8週 |
情報システムコース:LEGOブロックによるコンピュータ制御ロボット製作(1) |
LEGOブロックを用いたコンピュータ制御ロボットの製作を通してその原理を理解する。
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4thQ |
9週 |
情報システムコース:LEGOブロックによるコンピュータ制御ロボット製作(2) |
LEGOブロックを用いたコンピュータ制御ロボットの製作を通してその原理を理解する。
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10週 |
物質化学コース:保冷剤、発泡入浴剤の作成 |
電子天秤、ガスバーナー、ガラス器具の使用方法を習得し、金属の性質や化学反応、酵素反応を理解する。
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11週 |
物質化学コース:酵素反応 |
電子天秤、ガスバーナー、ガラス器具の使用方法を習得し、金属の性質や化学反応、酵素反応を理解する。
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12週 |
地元北九州市の工場見学 |
北九州市の産業構造を理解する。
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13週 |
北九州イノベーションギャラリーズの見学 |
北九州市の産業構造の変化を理解する。
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14週 |
レポート整理 |
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15週 |
レポート整理 |
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16週 |
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 工学基礎 | 工学実験技術(各種測定方法、データ処理、考察方法) | 工学実験技術(各種測定方法、データ処理、考察方法) | 物理、化学、情報、工学における基礎的な原理や現象を明らかにするための実験手法、実験手順について説明できる。 | 1 | |
実験装置や測定器の操作、及び実験器具・試薬・材料の正しい取扱を身に付け、安全に実験できる。 | 1 | |
実験データの分析、誤差解析、有効桁数の評価、整理の仕方、考察の論理性に配慮して実践できる。 | 1 | |
実験テーマの目的に沿って実験・測定結果の妥当性など実験データについて論理的な考察ができる。 | 1 | |
実験ノートや実験レポートの記載方法に沿ってレポート作成を実践できる。 | 1 | |
実験・実習を安全性や禁止事項など配慮して実践できる。 | 1 | |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 電気・電子系分野 | 電気回路 | 電荷と電流、電圧を説明できる。 | 2 | |
オームの法則を説明し、電流・電圧・抵抗の計算ができる。 | 2 | |
分野別の工学実験・実習能力 | 機械系分野【実験・実習能力】 | 機械系【実験実習】 | 実験・実習の目標と心構えを理解し、実践できる。 | 2 | |
災害防止と安全確保のためにすべきことを理解し、実践できる。 | 2 | |
レポートの作成の仕方を理解し、実践できる。 | 2 | |
ノギスの各部の名称、構造、目盛りの読み方、使い方を理解し、計測できる。 | 2 | |
マイクロメータの各部の名称、構造、目盛りの読み方、使い方を理解し、計測できる。 | 2 | |
ダイヤルゲージ、ハイトゲージ、デプスゲージなどの使い方を理解し、計測できる。 | 2 | |
電気・電子系分野【実験・実習能力】 | 電気・電子系【実験実習】 | 電圧・電流・電力などの電気諸量の測定が実践できる。 | 1 | |
抵抗・インピーダンスの測定が実践できる。 | 1 | |
電気・電子系の実験を安全に行うための基本知識を習得する。 | 1 | |
情報系分野【実験・実習能力】 | 情報系【実験・実習】 | 要求仕様に従って標準的な手法によりプログラムを設計し、適切な実行結果を得ることができる。 | 1 | |
化学・生物系分野【実験・実習能力】 | 生物工学実験 | 酵素の活性を定量的または定性的に調べることができる。 | 2 | |