総合科学

科目基礎情報

学校 北九州工業高等専門学校 開講年度 平成28年度 (2016年度)
授業科目 総合科学
科目番号 0006 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 生産デザイン工学科(共通科目) 対象学年 1
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 「地学基礎高等学校理科用文部科学省検定済教科書第一地基305」、西村祐二郎他著、第一学習社, 「スクエア最新図説地学」、西村祐二郎, 杉山直著、第一学習社, 「サンダイヤル地学基礎の基本マスター」、高校地学研究会・啓林館編集部著、啓林館, 「生物基礎高等学校理科用文部科学省検定済教科書東書生基301」、浅島誠他著、東京書籍, 「スクエア最新図説生物neo」、吉里勝利著、第一学習社, 「スタディアップノート生物基礎」、数研出版株式会社著、数研出版, 「生態学入門―生態系を理解する」、原口昭著、生物研究社
担当教員 中村 裕之,牧野 伸一,中村 成芳,濵田 臣二,宮内 真人

到達目標

1. アースサイエンスの基礎が理解できる
2. 生物に共通な特徴と性質が説明できる
3. 持続可能社会を築くために必要な事柄が、科学的に理解できる
4. 学習内容に関連する課題やレポートを期日までに提出できる

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1
評価項目2生物に共通な特徴と性質が説明できる。教科書を見ながら、生物に共通な特徴と性質が説明できる。生物に共通な特徴と性質が説明できない。
評価項目3持続可能社会を築くために必要な事柄について、科学的に議論できる。資料などを読んで、持続可能社会を築くために必要な事柄が、科学的に理解できる。持続可能社会を築くために必要な事柄が、科学的に理解できない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
理科各分野中で、物理、化学の教科として取り扱わない分野全般を学修する。特に、アースサイエンス、ライフサイエンスの分野の基礎を理解し、持続可能社会を築くために必要な資源科学、環境科学の分野も科学的思考ができる基礎力をつけるようにする。
授業の進め方・方法:
前期はアースサイエンスを、後期はライフサイエンス中心に学習していく。各分野をそれぞれ専門とする複数の教員で担当し、前期後期の各期間で、主に担当する教員を交替する。
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週 中間試験
2ndQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週 期末試験
16週 答案返却
後期
3rdQ
1週 生物の多様性と共通性、生命活動とエネルギー
2週 生物と遺伝子
3週 遺伝情報の分配
4週 遺伝情報とタンパク質の合成(1)
5週 遺伝情報とタンパク質の合成(2)
6週 体内環境
7週 体内環境の調節
8週 中間試験
4thQ
9週 免疫
10週 植生の多様性と分布
11週 気候とバイオーム
12週 生態系とその保全(1)
13週 生態系とその保全(2)
14週 生態系とその保全(3)
15週 定期試験
16週 答案返却

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力自然科学ライフサイエンス/アースサイエンスライフサイエンス/アースサイエンス太陽系を構成する惑星の中に地球があり、月は地球の衛星であることを説明できる。3
地球は大気と水で覆われた惑星であることを説明できる。3
陸地および海底の大地形とその形成を説明できる。3
地球の内部構造を理解して、内部には何があるか説明できる。3
マグマの生成と火山活動を説明できる。3
地震の発生と断層運動について説明できる。3
地球科学を支えるプレートテクトニクスを説明できる。3
プレート境界における地震活動の特徴とそれに伴う地殻変動などについて説明できる。3
地球上の生物の多様性について説明できる。3後3
生物の共通性と進化の関係について説明できる。3後5
生物に共通する性質について説明できる。3後5
大気圏の構造・成分を理解し、大気圧を説明できる。3
大気の熱収支を理解し、大気の運動を説明できる。3
大気の大循環を理解し、大気中の風の流れなどの気象現象を説明できる。3
海水の運動を理解し、潮流、高潮、津波などを説明できる。3
森林の階層構造を理解し、森林・草原・荒原の違いについて理解している。3後10
植生の遷移について説明でき、そのしくみについて説明できる。3後10
世界のバイオームとその分布について説明できる。3後11
日本のバイオームの水平分布、垂直分布について説明できる。3後11
生態系の構成要素(生産者、消費者、分解者、非生物的環境)とその関係について説明できる。3後12
生態ピラミッドについて説明できる。3後12
生態系における炭素の循環とエネルギーの流れについて説明できる。3後12
熱帯林の減少と生物多様性の喪失について説明できる。3後13
有害物質の生物濃縮について説明できる。3後13
地球温暖化の問題点、原因と対策について説明できる。3後14

評価割合

試験演習、課題その他その他その他その他合計
総合評価割合70300000100
基礎的能力70300000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000