学習・教育到達度目標 E① 歴史・文化・国語・外国語を学び、コミュニケーションするための基礎的な教養を身に付ける。
学習・教育到達度目標 F② 工業技術と社会・環境との関わりを考えることができる。
準学士課程の教育目標 E① 歴史・文化・国語・外国語を学び、コミュニケーションするための基礎的な教養を身に付ける。
準学士課程の教育目標 F② 工業技術と社会・環境との関わりを考えることができる。
概要:
グローバルな視野を持った創造的技術者を育成するため、現代世界の国々についての地理的理解を図る。その際、自然環境や人間活動が社会に及ぼす影響について考察するとともに、今日の国際社会が抱える諸問題を地理的な視点で捉える。系統地理的・地誌的アプローチをする。
授業の進め方・方法:
教科書の主要部分を取り上げて授業を進めるが、地図帳・プリント等で詳しく考察する所もある。授業中は教科書・地図帳・プリント等をフルに活用して進めるので、ノート筆記を工夫して自分なりのノートを完成してほしい。適宜考えや意見を問うので自分なりの考えを述べる習慣をつけること。試験前は教科書や地図帳・ノート・プリントを中心に復習に努めること。普段からテレビ・新聞・書物等で地理や旅に関するものに親しんでほしい。隔週で州ごとの国名等を問う小テストを行う。
注意点:
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
世界の大地形と人々の生活(1) |
世界の大地形形成の仕組みを理解し、これらが人々のくらしに与える影響について考察することができる。
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2週 |
世界の大地形と人々の生活(2) |
世界の大地形形成の仕組みを理解し、これらが人々のくらしに与える影響について考察することができる。
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3週 |
世界の気候と人々の生活(1) |
大気の循環と世界の気候形成の仕組みを理解することができる。
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4週 |
世界の気候と人々の生活(2) |
世界の気候形成の仕組みを理解し、これらが人々のくらしに与える影響について考察することができる。
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5週 |
世界の気候と人々の生活(3) |
モンスーンの仕組みを理解し、これらが人々のくらしに与える影響について考察することができる。
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6週 |
国家と領域 |
国家とその領域に関する国際的な取り決めについて理解することができる。
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7週 |
日本の領土問題 |
日本の領域をめぐる諸問題の現状とその背景について理解することができる。
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8週 |
世界の領土問題 |
世界各地の領土をめぐる諸問題の現状とその背景について理解することができる。
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2ndQ |
9週 |
世界の貿易(1) |
世界の貿易の現状を理解し、その諸課題について考察することができる。
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10週 |
世界の貿易(2) |
世界の貿易についての国際的な取り組みや貿易をめぐる国家間の結びつきについて理解することができる。
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11週 |
世界の文化と民族 |
世界の文化と民族の現状を理解し、これらをめぐる諸問題について考察することができる。
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12週 |
地球環境問題 |
地球温暖化の問題について気候的視点から理解し、解決の糸口を考察することができる。
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13週 |
地球温暖化 |
地球環境に関する様々な問題について理解し、解決の糸口を考察することができる。
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14週 |
資源・エネルギー問題 |
資源・エネルギー問題とその背景について理解し、解決の糸口を考察することができる。
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15週 |
期末試験 |
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16週 |
試験解説 |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
東アジア(1) |
東アジアの地理的特性を理解し、この地域が抱える諸問題について考察できる。
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2週 |
東アジア(2) |
東アジアの地理的特性を理解し、この地域が抱える諸問題について考察できる。
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3週 |
東アジア(3) |
東アジアの地理的特性を理解し、この地域が抱える諸問題について考察できる。
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4週 |
東南アジア |
東南アジアの地理的特性を理解し、この地域が抱える諸問題について考察できる。
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5週 |
南アジア |
南アジアの地理的特性を理解し、この地域が抱える諸問題について考察できる。
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6週 |
中央アジア・西アジア・北アフリカ(1) |
中央アジア・西アジア・北アフリカの地理的特性を理解し、この地域が抱える諸問題について考察できる。
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7週 |
中央アジア・西アジア・北アフリカ(2) |
中央アジア・西アジア・北アフリカの地理的特性を理解し、この地域が抱える諸問題について考察できる。
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8週 |
中央アジア・西アジア・北アフリカ(3) |
中央アジア・西アジア・北アフリカの地理的特性を理解し、この地域が抱える諸問題について考察できる。
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4thQ |
9週 |
ヨーロッパ(1) |
ヨーロッパの地理的特性を理解し、この地域が抱える諸問題について考察できる。
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10週 |
ヨーロッパ(2) |
ヨーロッパの地理的特性を理解し、この地域が抱える諸問題について考察できる。
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11週 |
中南アフリカ(1) |
中南アフリカの地理的特性を理解し、この地域が抱える諸問題について考察できる。
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12週 |
中南アフリカ(2) |
中南アフリカの地理的特性を理解し、この地域が抱える諸問題について考察できる。
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13週 |
南北アメリカ(1) |
南北アメリカの地理的特性を理解し、この地域が抱える諸問題について考察できる。
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14週 |
南北アメリカ(2) |
南北アメリカの地理的特性を理解し、この地域が抱える諸問題について考察できる。
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15週 |
定期試験 |
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16週 |
試験解説 |
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 自然科学 | ライフサイエンス/アースサイエンス | ライフサイエンス/アースサイエンス | 地球は大気と水で覆われた惑星であることを説明できる。 | 3 | |
陸地および海底の大地形とその形成を説明できる。 | 3 | 前1 |
地球の内部構造を理解して、内部には何があるか説明できる。 | 3 | 前10 |
マグマの生成と火山活動を説明できる。 | 3 | 前10 |
地震の発生と断層運動について説明できる。 | 3 | 前10 |
地球科学を支えるプレートテクトニクスを説明できる。 | 3 | 前10 |
プレート境界における地震活動の特徴とそれに伴う地殻変動などについて説明できる。 | 3 | 前10 |
大気圏の構造・成分を理解し、大気圧を説明できる。 | 3 | 前12,前13 |
大気の熱収支を理解し、大気の運動を説明できる。 | 3 | 前12,前13 |
大気の大循環を理解し、大気中の風の流れなどの気象現象を説明できる。 | 3 | 前12,前13 |
地球温暖化の問題点、原因と対策について説明できる。 | 3 | 前14 |
人文・社会科学 | 社会 | 地理歴史的分野 | 世界の資源、産業の分布や動向の概要を説明できる。 | 3 | 前3,前7,後1,後2,後5,後6 |
民族、宗教、生活文化の多様性を理解し、異なる文化・社会が共存することの重要性について考察できる。 | 3 | 前2,後3,後4,後8 |
19世紀後期以降の日本とアジア近隣諸国との関係について、その概要を説明できる。 | 3 | |
現代社会の考察 | 現代社会の特質や課題に関する適切な主題を設定させ、資料を活用して探究し、その成果を論述したり討論したりするなどの活動を通して、世界の人々が協調し共存できる持続可能な社会の実現について人文・社会科学の観点から展望できる。 | 3 | 前4,前5,前6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14 |
工学基礎 | 技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史 | 技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史 | 現代社会の具体的な諸問題を題材に、自ら専門とする工学分野に関連させ、技術者倫理観に基づいて、取るべきふさわしい行動を説明できる。 | 3 | |
技術者倫理が必要とされる社会的背景や重要性を認識している。 | 3 | |
環境問題の現状についての基本的な事項について把握し、科学技術が地球環境や社会に及ぼす影響を説明できる。 | 3 | |
環境問題を考慮して、技術者としてふさわしい行動とは何かを説明できる。 | 3 | |
国際社会における技術者としてふさわしい行動とは何かを説明できる。 | 3 | |
技術者を目指す者として、諸外国の文化・慣習などを尊重し、それぞれの国や地域に適用される関係法令を守ることの重要性を把握している。 | 3 | |
技術者を目指す者として、平和の構築、異文化理解の推進、自然資源の維持、災害の防止などの課題に力を合わせて取り組んでいくことの重要性を認識している。 | 3 | |
科学技術が社会に与えてきた影響をもとに、技術者の役割や責任を説明できる。 | 3 | |
グローバリゼーション・異文化多文化理解 | グローバリゼーション・異文化多文化理解 | それぞれの国の文化や歴史に敬意を払い、その違いを受け入れる寛容さが必要であることを認識している。 | 3 | |
様々な国の生活習慣や宗教的信条、価値観などの基本的な事項について説明できる。 | 3 | |
異文化の事象を自分たちの文化と関連付けて解釈できる。 | 3 | |
分野横断的能力 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 課題の解決は直感や常識にとらわれず、論理的な手順で考えなければならないことを知っている。 | 3 | |
態度・志向性(人間力) | 態度・志向性 | 態度・志向性 | チームで協調・共同することの意義・効果を認識している。 | 3 | |
チームで協調・共同するために自身の感情をコントロールし、他者の意見を尊重するためのコミュニケーションをとることができる。 | 3 | |