情報リテラシー

科目基礎情報

学校 北九州工業高等専門学校 開講年度 平成28年度 (2016年度)
授業科目 情報リテラシー
科目番号 0012 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 生産デザイン工学科(共通科目) 対象学年 1
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 「MicrosoftOffice2013 を使った情報リテラシーの基礎」近代科学社
担当教員 乙部 由美子,山本 和弥,十時 優介,桐本 賢太,前川 孝司,滝本 隆

到達目標

1.情報社会における必要なマナー・倫理を理解し、インターネット、メール、e ラーニング(LMS) を適切に利用できる。
2.コンピュータを用いて技術者に必要な資料を作成することができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
情報社会における必要なマナー・倫理を理解し、インターネット、メール、e ラーニング(LMS) を適切に利用できる
コンピュータを用いて技術者に必要な資料を作成することができる。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
情報社会における必要なマナー・倫理をもとにした、インターネットの適切な利用や関わり方、およびコンピュータを使用した資料の作成などの技術者にとって必要なICT の利用方法について学ぶ。
授業の進め方・方法:
教科書や講義資料をもとに授業を進めた後に演習を行う。試験および課題の提出等で成績の評価を行う。
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 「ガイダンス・e-ラーニングシステムについて」
・本授業のガイダンス
・本校で利用しているe-ラーニングシステムのログイン方法
・タッチタイピングについて
上記について演習を行う。
・本校で利用しているe-ラーニングシステムについて
 ・ログインできる。
 ・提示された資料を閲覧できる。
・タッチタイピングの方法がわかり、自分自身で練習できる。
2週 「ICTの適切な利用(1)」
・ITとICTの違いと情報リテラシー
・電子メールの適切な利用
・ネットワークセキュリティ(パスワード)の概要
上記について学習する。
・ITとICTの違いについて説明できる。
・ビジネスマナーに基づいた電子メールを作成することができる。
・パスワードの適切な利用・設定について説明できる。
3週 「ICTの適切な利用(2)」
・インターネットを安全に使うために
 ・インターネットの利点と欠点
 ・利用上のトラブル
 ・情報の信頼性と鮮度について
・ネット検索の仕組みについて
上記について学習する。
・インターネットの利点と欠点について簡単に説明できる。
・インターネットを用いて正しい適切な情報を収集できる。
4週 「情報の利用と引用について(1)」
・情報の利用をする際に留意すべき法律・権利について学習する。
・以下の法律・権利について、情報を利用する際に留意すべき点を説明できる。
 ・肖像権、パブリシティ権
 ・著作権、意匠権・特許権
5週 「情報の利用と引用について(2)」
4週に引き続き情報の利用について、文献やインターネット上からの引用を例に正しい方法を学習する。
・他の文献等の情報の引用について適切な方法を理解する。
6週 「Officeを用いた演習」
ワープロソフト「word」を用いた演習を行う
・ワープロソフトの基本的な編集機能が利用できる。
・これまで学習した内容を理解し適切な文章を作成できる。
7週 中間試験
8週 中間試験返却及び解説
2ndQ
9週 「情報リテラシーの必要性」
情報セキュリティの概要とそれを扱うための情報モラルについて学習する。
・情報セキュリティと情報モラルについて説明できる。
10週 「情報セキュリティ」
一般的な情報セキュリティの定義と情報インシデントについてSNSの利用に関する事例を中心に学習する。
・一般的な情報セキュリティについて概要が説明できる。
・情報インシデントから正しい情報技術とのかかわり方を考えることができる。
11週 「PowerPointによる プレゼンテーション(1)」
 Powerpointをもちいた効果的なプレゼンテーションについて
本授業で使用されているスライド資料を例に学習する。
・効果的なプレゼンテーションを理解し実践ができる。
12週 「PowerPointによる プレゼンテーション(2)」
 Powerpointをもちいた効果的なプレゼンテーションについて
グループでプレゼンテーションの資料を作成する演習を行う。
・効果的なプレゼンテーションを理解し実践ができる。
13週 「PowerPointによる プレゼンテーション(3)」
 12週に引き続きグループでプレゼンテーションの資料を作成する演習を行う。
・効果的なプレゼンテーションを理解し実践ができる。
14週 「PowerPointによる プレゼンテーション(4)」
12・13週にて作成した資料を基にプレゼンテーションを行う。
・効果的なプレゼンテーションを理解し実践ができる。
15週 期末試験
16週 答案返却

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力工学基礎情報リテラシー情報リテラシー情報を適切に収集・処理・発信するための基礎的な知識を活用できる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前11,前12,前13,前14
情報伝達システムやインターネットの基本的な仕組みを把握している。2前3
インターネットの仕組みを理解し、実践的に使用できる。2前3,前5
情報セキュリティの必要性、様々な脅威の実態とその対策について理解できる。3前2,前3,前9,前10
個人情報とプライバシー保護の考え方について理解し、正しく実践できる。3前4,前9,前10
インターネットを用いた犯罪例などを知り、それに対する正しい対処法を実践できる。3前3,前4,前10

評価割合

試験提出物合計
総合評価割合6040100
基礎的能力302050
専門的能力302050