英語BⅡ

科目基礎情報

学校 北九州工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 英語BⅡ
科目番号 0035 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 生産デザイン工学科(共通科目) 対象学年 3
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 My Way English Expression Ⅱ(三省堂),Vintage(いいずな書店)
担当教員 副島 由美子,横山 郁子,渡辺 眞一,久保川 晴美

到達目標

1. 中学校で既習の文法事項や構文を定着させる。
2. 高等学校学習指導要領に示されているレベルの文法事項や構文を習得する。
3.100~150語程度のパラグラフモデル文を読み、その概要が理解できる。
4.自分や身近なことについて100語程度の簡単な文章を書くことができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1中学校で既習の文法事項や構文を正しく理解し、活用・運用することができる。中学校で既習の文法事項や構文をおおむね理解し、活用・運用することができる。中学校で既習の文法事項や構文を理解できず、活用・運用することができない。
評価項目2高等学校学習指導要領に示されているレベルの文法事項を正しく理解し、活用・運用することができる。高等学校学習指導要領に示されいるレベルの文法事項や構文をおおむね理解し、活用・運用することができる。高等学校学習指導要領に示されているレベルの文法事項や構文が理解できなく、活用・運用することができない。
評価項目3授業で扱う語彙の60%以上の単語を理解し、活用・運用することができる。授業で扱う語彙の50%から60%程度の単語等を理解し、活用・運用することができる。授業で扱う語彙の単語等の理解が50%未満であり、活用・運用することができない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 E① 歴史・文化・国語・外国語を学び、コミュニケーションするための基礎的な教養を身に付ける。
準学士課程の教育目標 E① 歴史・文化・国語・外国語を学び、コミュニケーションするための基礎的な教養を身に付ける。

教育方法等

概要:
本授業では、1・2年までの英語学習で身につけてきた文法・構文・語彙などの基礎力を用いて、日常生活に密着した基本的な英文を書くことで、基礎的な英作文力の養成を行うことを目的とする。授業では、文法項目および表現項目ごとにまとめられた基本英文について、文法、単語・熟語の用法を解説し、さまざまな演習問題を通して、英作文力の向上を図る。
授業の進め方・方法:
1.予習をしていることを前提として授業を進める。特に英作問題では必ず自作を用意しておくこと。
2.プリントや参考書を利用して英語理解を深める。
3.単語、熟語、文の構造、文法についての理解を深め、英語を書く能力を深める。
4.POWER STAGEやCOCET2600を適宜用いる。
5.小テストを実施する。
注意点:
和英辞典持参が望ましい。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス 予習復習の仕方、授業の進め方、テスト、参考書、シラバスの説明などを理解する。
2週 LESSON 1
学校生活と友人
現在形/現在進行形・未来進行形について理解する。
3週 LESSON 2 
クラブ活動
未来完了形/過去完了進行形について理解する。
4週 LESSON 3 
家庭のルール
助動詞(義務・必要など)について理解する。
5週 LESSON 4 
旅行
助動詞(過去の状態・習慣/慣用表現)について理解する。
6週 LESSON 5
日本の伝統芸能
さまざまな受動態の表現について理解する。
7週 Project Work A
The Open High School Day
自分の学校について説明するプレゼンテーションを実践する。
8週 中間試験 1~7週までの内容を網羅した試験により、授業内容の理解の定着を図る。
2ndQ
9週 LESSON 6
日本のポップカルチャー
自動詞+不定詞/SVO+不定詞について理解する。
10週 LESSON 7
地域の伝統産業
疑問詞+不定詞/完了形の不定詞について理解する。
11週 LESSON 8
絵画
動名詞を用いたさまざまな表現について理解する。
12週 LESSON 9
日本の伝統文化
不定詞と動名詞/不定詞を用いた表現について理解する。
13週 LESSON 10
スポーツ選手たち
さまざまな分詞構文の表現について理解する。
14週 Project Work B
Top Three Local Specialties
好きな地域の特産品を発表するプレゼンテーションを実践する。
15週 定期試験 9~14週までの内容を網羅した試験により、理解の定着を図る。
16週 定期試験内容についての解説 定期試験の内容を理解する。
後期
3rdQ
1週 LESSON 11
日本の世界遺産
比較に関するさまざまな表現について理解する。
2週 LESSON 12
アジアの食文化
関係詞の非制限用法/複合関係詞について理解する。
3週 LESSON 13
生活を見直す
仮定法を用いたさまざまな表現について理解する。
4週 LESSON 14
外国語の学習
間接話法/否定表現について理解する。
5週 Project Work C
My cherished Motto
「大切にしていることば」について考えて発表するプレゼンテーションを実践する。
6週 LESSON 15
エネルギー問題
代名詞を用いたさまざまな表現について理解する。
7週 LESSON 16
余暇の過ごし方
時間に関する表現について理解する。
8週 中間試験 1~7週までの内容を網羅した試験により、授業内容の理解の定着を図る。
4thQ
9週 LESSON 17 
レイチェル・カーソンと環境問題
無生物主語構文/名詞的表現について理解する。
10週 LESSON 18 
さまざまなメディア
譲歩を表す表現について理解する。
11週 LESSON 19
科学と技術
結果・程度、目的を表す表現について理解する。
12週 LESSON 20
職業
強調表現/同格表現について理解する。
13週 LESSON 21
生き方
群動詞/群前置詞について理解する。
14週 Project Work D
Things I Like in Japan
「世界に広めたい私の好きな日本」について考えて発表するプレゼンテーションを実践する。
15週 定期試験 9~14週までの内容を網羅した試験により、理解の定着を図る。
16週 定期試験内容についての解説 定期試験の内容を理解する。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学社会公民的分野人間の生涯における青年期の意義と自己形成の課題を理解し、これまでの哲学者や先人の考え方を手掛かりにして、自己の生き方および他者と共に生きていくことの重要性について考察できる。3
自己が主体的に参画していく社会について、基本的人権や民主主義などの基本原理を理解し、基礎的な政治・法・経済のしくみを説明できる。3
現代社会の考察現代社会の特質や課題に関する適切な主題を設定させ、資料を活用して探究し、その成果を論述したり討論したりするなどの活動を通して、世界の人々が協調し共存できる持続可能な社会の実現について人文・社会科学の観点から展望できる。3
工学基礎技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史過疎化、少子化など地方が抱える問題について認識し、地域社会に貢献するために科学技術が果たせる役割について説明できる。3
グローバリゼーション・異文化多文化理解グローバリゼーション・異文化多文化理解それぞれの国や地域の経済的・社会的な発展に対して科学技術が果たすべき役割や技術者の責任ある行動について説明できる。3
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能他者の意見を聞き合意形成することができる。3
合意形成のために会話を成立させることができる。3
グループワーク、ワークショップ等の特定の合意形成の方法を実践できる。3
書籍、インターネット、アンケート等により必要な情報を適切に収集することができる。3
目的や対象者に応じて適切なツールや手法を用いて正しく情報発信(プレゼンテーション)できる。3
あるべき姿と現状との差異(課題)を認識するための情報収集ができる3
複数の情報を整理・構造化できる。3
課題の解決は直感や常識にとらわれず、論理的な手順で考えなければならないことを知っている。3
グループワーク、ワークショップ等による課題解決への論理的・合理的な思考方法としてブレインストーミングやKJ法、PCM法等の発想法、計画立案手法など任意の方法を用いることができる。3
どのような過程で結論を導いたか思考の過程を他者に説明できる。3
適切な範囲やレベルで解決策を提案できる。3
事実をもとに論理や考察を展開できる。3
結論への過程の論理性を言葉、文章、図表などを用いて表現できる。3
態度・志向性(人間力)態度・志向性態度・志向性周囲の状況と自身の立場に照らし、必要な行動をとることができる。3
自らの考えで責任を持ってものごとに取り組むことができる。3
社会の一員として、自らの行動、発言、役割を認識して行動できる。3
チームで協調・共同することの意義・効果を認識している。3
チームで協調・共同するために自身の感情をコントロールし、他者の意見を尊重するためのコミュニケーションをとることができる。3
当事者意識をもってチームでの作業・研究を進めることができる。3
チームのメンバーとしての役割を把握した行動ができる。3
リーダーがとるべき行動や役割をあげることができる。3
適切な方向性に沿った協調行動を促すことができる。3
リーダーシップを発揮する(させる)ためには情報収集やチーム内での相談が必要であることを知っている3

評価割合

定期試験小テスト等演習・レポート発表相互評価合計
総合評価割合6020101000100
基礎的能力6020101000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000