中国語

科目基礎情報

学校 北九州工業高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 中国語
科目番号 0036 科目区分 一般 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 生産デザイン工学科(共通科目) 対象学年 3
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 シンプルチャイニーズ 北京 文法篇(朝日出版社)、パックス中日・日中辞典(講談社)
担当教員 野村 和代,張  景珊

到達目標

1.英語以外の外国語を学び、言語構造の違いを理解するための論理的思考ができる。
2.中国語で簡単な日常会話ができ、基礎的な文章を書くことができる。
3.言語の習得と共に異文化への理解を深めることができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1英語以外の外国語を学び、言語構造の違いを理解するための論理的思考ができる。英語以外の外国語を学び、言語構造の違いを理解するための論理的思考が概ねできる。英語以外の外国語を学び、言語構造の違いを理解するための論理的思考ができない。
評価項目2中国語で簡単な日常会話ができ、基礎的な文章を書くことができる。中国語で簡単な日常会話が理解でき、基礎的な文章を概ね書くことができる。 中国語で簡単な日常会話が理解できず、基礎的な文章を書くことができない。
評価項目3言語の習得と共に異文化への理解を深めることができる。言語のおおまかな習得と共に異文化について理解できるようになる。言語の習得が不十分で異文化を深く理解することができない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 E① 歴史・文化・国語・外国語を学び、コミュニケーションするための基礎的な教養を身に付ける。
学習・教育到達度目標 F① 歴史・文化・社会に関する基礎的な知識を身に付ける。
準学士課程の教育目標 F① 歴史・文化・社会に関する基礎的な知識を身に付ける。

教育方法等

概要:
本講義は中国語の発音、スタンダードな文型および表現を中心に授業を行う。発音、基礎文法の習得ならびに日常会話の訓練を通してすぐに使える会話能力養成を目標とする。
授業の進め方・方法:
"(準備する道具や前提となる知識)
ほとんどの学生が初めて学ぶと思われる中国語なので、まず中国語を正しく読むための訓練を行い、その後、教科書に沿って、初級会話・文法に関する内容を繰り返し発音練習したり、問題を解いたりすることで定着を図る。                         
他のクラスの学生と一緒に学ぶことになるが、恥ずかしがらずに、元気よく正しい発音をすることが中国語マスターへの道だと思って練習して欲しい。                                                  "
注意点:
授業内容の予習、復習を欠かさないように、講義に臨むこと。
教科書や授業に必要な資料などは毎時間、必携のこと。
忘れ物や授業中に中国語以外のことをしていると減点の対象になるので注意。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ・概説~発音学習の前に    
・発音1:声調            
中国という国、中国語とはどういう言葉なのかを知り、まずは四声の発音が正しくできる。
2週 ・発音1:声調・単母音   声調符号やピンインを見て、四声をもった単母音や子音を聞き取ったり、発音できる。
3週 ・発音1:複母音 声調符号やピンインを見て、四声をもった複母音を聞き取ったり、発音できる。
4週 ・発音2:子音 声調符号やピンインを見て、四声をもった子音を聞き取ったり、発音できる。
5週 ・発音2:子音         
・発音3:鼻音をともなう母音
声調符号やピンインを見て、四声をもった子音・鼻母音を聞き取ったり、発音できる。
6週 ・発音3:鼻音をともなう母音・数字
声調符号やピンインを見て、四声をもった鼻母音を聞き取ったり、発音できる。数字を覚える。
7週 ・発音4:声調の変化・声調の組み合わせ・r化
声調符号・ピンイン表記上の注意点を理解する。「r化音」「不」と「一」の変調をマスターする。
8週 中間試験 1~7週までの内容を網羅した試験により、授業内容の理解の定着を図る。
2ndQ
9週 ・試験返却          
・第1課:まず覚えよう・本文・学習ポイント・練習問題
当該の文法事項の理解、新出単語の習得。本文を発音できる。各種練習問題をスムーズに解ける。
10週 ・第1課:トレーニング     
・第2課:まず覚えよう・本文・学習ポイント・練習問題
当該の文法事項の理解、新出単語の習得。本文を発音できる。各種練習問題をスムーズに解ける。
11週 ・第2課:トレーニング     
当該の文法事項の理解、新出単語の習得。本文を発音できる。各種練習問題をスムーズに解ける。
12週 ・第3課:まず覚えよう・本文・学習ポイント・練習問題
当該の文法事項の理解、新出単語の習得。本文を発音できる。各種練習問題をスムーズに解ける。
13週 ・第3課:トレーニング     
・第4課:まず覚えよう・本文・学習ポイント・練習問題
当該の文法事項の理解、新出単語の習得。本文を発音できる。各種練習問題をスムーズに解ける。
14週 ・第4課:トレーニング     
・第1課~第4課の復習     
第1課~第4課の振り返りを行い、試験前に分からなかった箇所を再確認する。
15週 定期試験 9~14週までの内容を網羅した試験により、理解の定着を図る。
16週 定期試験内容についての解説 定期試験の内容を理解する。
後期
3rdQ
1週 前期に学んだ内容を思い出す。 前期に学んだ文法事項や単語を再確認し、後期の授業への備えを行う。
2週 ・第5課:まず覚えよう・本文・学習ポイント・練習問題
当該の文法事項の理解、新出単語の習得。本文を発音できる。各種練習問題をスムーズに解ける。
3週 ・第5課:トレーニング     
・第6課:まず覚えよう・本文・学習ポイント・練習問題
当該の文法事項の理解、新出単語の習得。本文を発音できる。各種練習問題をスムーズに解ける。
4週 ・第6課:トレーニング     
当該の文法事項の理解、新出単語の習得。本文を発音できる。各種練習問題をスムーズに解ける。
5週 ・第7課:まず覚えよう・本文・学習ポイント・練習問題
当該の文法事項の理解、新出単語の習得。本文を発音できる。各種練習問題をスムーズに解ける。
6週 ・第7課:トレーニング     
・第8課:まず覚えよう・本文・学習ポイント・練習問題
当該の文法事項の理解、新出単語の習得。本文を発音できる。各種練習問題をスムーズに解ける。
7週 ・第8課:トレーニング     
・第5課~第8課の復習     
第6課~第8課の振り返りを行い、試験前に分からなかった箇所を再確認する。
8週 中間試験 1~7週までの内容を網羅した試験により、授業内容の理解の定着を図る。
4thQ
9週 ・試験返却           
・第9課:まず覚えよう・本文・学習ポイント・練習問題
当該の文法事項の理解、新出単語の習得。本文を発音できる。各種練習問題をスムーズに解ける。
10週 ・第9課:トレーニング     
・第10課:まず覚えよう・本文・学習ポイント・練習問題
当該の文法事項の理解、新出単語の習得。本文を発音できる。各種練習問題をスムーズに解ける。
11週 ・第10課:トレーニング     
当該の文法事項の理解、新出単語の習得。本文を発音できる。各種練習問題をスムーズに解ける。
12週 ・第11課:まず覚えよう・本文・学習ポイント・練習問題
当該の文法事項の理解、新出単語の習得。本文を発音できる。各種練習問題をスムーズに解ける。
13週 ・第11課:トレーニング     
・第12課:まず覚えよう・本文・学習ポイント・練習問題
当該の文法事項の理解、新出単語の習得。本文を発音できる。各種練習問題をスムーズに解ける。
14週 ・第12課:トレーニング    
・第9課~第12課の復習     
第9課~第12課の振り返りを行い、試験前に分からなかった箇所を再確認する。
15週 定期試験 9~14週までの内容を網羅した試験により、理解の定着を図る。
16週 定期試験内容についての解説 定期試験の内容を理解する。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。3
他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。3
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。3
日本語や特定の外国語で、会話の目標を理解して会話を成立させることができる。3

評価割合

試験口頭発表・練習問題相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合70300000100
基礎的能力70300000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000