体育BⅠ

科目基礎情報

学校 北九州工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 体育BⅠ
科目番号 0046 科目区分 一般 / 必修
授業形態 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 生産デザイン工学科(共通科目) 対象学年 2
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材
担当教員 八嶋 文雄

到達目標

1基本的な運動技術を習得し技能を高めることができる
2運動の楽しさや喜びを味わい、協力して意欲的に取り組むことができる
3ルールやマナーに対する公正な態度や責任、安全に留意して活動することができる

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1授業計画に記載の各種目における基本的な動作を習得し、実技テストの課題を十分にクリアすることができる。また、基本的な技術をプレーの中で十分に活かすことができる。授業計画に記載の各種目における基本的な動作を習得し、実技テストの課題を概ねクリアすることができる。また、基本的な技術をプレーの中で活かすことができる。授業計画に記載の各種目における基本的な動作の習得が困難で、実技テストの課題をクリアすることができず努力を要する。また、基本的な技術をプレーの中で活かすことが難しい。
評価項目2授業計画に記載の各種目において、運動の楽しさや喜びを味わい、合意形成に貢献したり仲間と互いに協力して意欲的に取り組むことが十分にできる。授業計画に記載の各種目において、運動の楽しさや喜びを味わい、合意形成に貢献したり仲間と互いに協力して意欲的に取り組むことが概ねできる。授業計画に記載の各種目において、運動の楽しさや喜びを味わい、合意形成に貢献したり仲間と互いに協力して意欲的に取り組むことが難しい。
評価項目3授業計画に記載の各種目において、運動に適した格好でルールやマナーを守りながら、健康・安全に留意して活動することが十分できる。また、グループやチームの一員として自己の役割を果たすことができる。授業計画に記載の各種目において、運動に適した格好でルールやマナーを守りながら、健康・安全に留意して活動することが概ねできる。また、グループやチームの一員として自己の役割を果たすことが概ねできる。授業計画に記載の各種目において、運動に適した格好でルールやマナーを守りながら、健康・安全に留意して活動することが難しい。また、グループやチームの一員として自己の役割を果たすことが難しい。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 G① 健やかな心身を持ち、社会性、協調性を身に付ける。

教育方法等

概要:
 各種の運動の実践を通して基本的な運動技術を習得し、運動技能を高めるとともに、運動の楽しさや喜びを深く味わうことができるようにする。また、体の調子を整え、体力の向上を図り、公正、協力、責任などの態度を育て、生涯を通じて持続的に運動ができる資質や能力を育てる。
 スポーツテストを通して自己の体力水準を把握し、体力の保持増進を図る。
授業の進め方・方法:
 授業では整列、出欠確認後、体操・ストレッチ、補強運動などを行う。
実技を中心に行い、取り扱う種目の特性や学生の実態に応じて、体育理論やスポーツテストと関連づけて行う。また、必要に応じて視聴覚教材も利用する。
 必要に応じてレポートを課すことがある。
注意点:
 学校指定のウェア、シューズを準備すること。
 ウェア、シューズの貸し借りは衛生上好ましくないため禁止。
 更衣、移動は休み時間内に完了すること。貴重品の管理は各自で行うこと。
 雨天時や酷暑環境(WBGTを活用)時及び大気汚染等の状況に応じ、活動場所、種目の変更や視聴覚教材を利用して実施する場合がある。
 新型コロナウィルスの感染状況によって種目の変更が生じる場合がある。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 体づくり運動・高専体操 筋肉の伸張や関節の可動を意識して体を動かすことができる。
2週 スポーツテストⅠ 屋外 3種目 屋外3種目における体力を測定し自己の能力を評価することができる。
3週 スポーツテストⅡ 室内 7種目 屋内7種目における体力を測定し自己の能力を評価することができる。
4週 スポーツテストⅢ 室内 シャトルラン 最大酸素摂取量や心拍数についての理解を深めると共に、持久力について測定、評価することができる。
5週 バドミントン バドミントンの概要・グリップとスウィング バドミントンの概要を理解し、ラケットワークを行うことができる。
6週 バドミントン クリア・ドライブ シャトルを高く遠くへ飛ばすことができる、シャトルを床と平行に飛ばすことができる。
7週 バドミントン ドロップ・カット・ロブ シャトルをコート奥からネットの近くに落とすことができる、ネット近くに落ちたシャトルをコート奥に打ち返すことができる。
8週 体力測定の評価レポート作成 測定結果をもとに、自身の体力を評価・分析し、まとめることができる。
2ndQ
9週 バドミントン スマッシュ・プッシュ・ヘアピン シャトルを押し込んだり打ち込むことができる、ネット際のシャトルを処理することができる。
10週 バドミントン サービス・ダブルスのルール ロングサービスやショートサービスを出すことができる、ダブルスのおもなルールを理解することができる。
11週 バドミントン ダブルスのゲーム パートナーと連携し、いろいろなストロークによって相手コートの空いた場所をめぐる攻防を展開することができる。
12週 バドミントン ダブルスのゲーム ゲームを楽しむとともにゲーム運営を行うことができる。
13週 バドミントン サービス・シングルスのルール ロングハイサービスやショートサービスを出すことができる。シングルスのおもなルールを理解することができる。
14週 バドミントン シングルスのゲーム いろいろなストロークによって相手コートの空いた場所をめぐる攻防を展開することができる。
15週 バドミントン シングルスのゲーム ゲームを楽しむとともにゲーム運営を行うことができる。
16週 バドミントン 実技テスト 評価項目に基づき公正な態度で取り組むことができる。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
分野横断的能力態度・志向性(人間力)態度・志向性態度・志向性周囲の状況と自身の立場に照らし、必要な行動をとることができる。2
自らの考えで責任を持ってものごとに取り組むことができる。2
目標の実現に向けて計画ができる。2
目標の実現に向けて自らを律して行動できる。2
日常の生活における時間管理、健康管理、金銭管理などができる。2
社会の一員として、自らの行動、発言、役割を認識して行動できる。2
チームで協調・共同することの意義・効果を認識している。2
チームで協調・共同するために自身の感情をコントロールし、他者の意見を尊重するためのコミュニケーションをとることができる。2
当事者意識をもってチームでの作業・研究を進めることができる。2
チームのメンバーとしての役割を把握した行動ができる。2
リーダーがとるべき行動や役割をあげることができる。2
適切な方向性に沿った協調行動を促すことができる。2
リーダーシップを発揮する(させる)ためには情報収集やチーム内での相談が必要であることを知っている2
法令やルールを遵守した行動をとれる。2
他者のおかれている状況に配慮した行動がとれる。2

評価割合

実技試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合50000050100
基礎的能力50000050100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000