英語CⅠ

科目基礎情報

学校 北九州工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 英語CⅠ
科目番号 0056 科目区分 一般 / 必修
授業形態 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 生産デザイン工学科(共通科目) 対象学年 3
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 New One World English Communication Ⅲ、予習・復習ノート、ワークブック(教育出版)/【知能ロボットシステム、情報システム、物質化学コース対象】All Ears Pre-advanced(美誠社)
担当教員 久保川 晴美,副島 由美子

到達目標

1.文における基本的な区切りで音読することができ、その概要を把握できる。
2.高校3年生レベルの語彙と文法項目を理解できる。
3.TOEIC Bridgeで75点相当の点数を取ることができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1文における基本的な区切りで音読することができ、その概要を把握できる。文における基本的な区切りでおおむね音読することができ、その概要をほぼ把握できる。文における基本的な区切りで音読することができず、その概要を把握できない。
評価項目2高校3年生レベルの語彙と文法項目を理解できる。高校3年生レベルの語彙と文法項目をおおむね理解できる。高校3年生レベルの語彙と文法項目を理解できない。
評価項目3TOEIC Bridgeで75点以上の点数を取ることができる。TOEIC Bridgeで75点に近い点数を取ることができる。TOEIC Bridgeで75点には遠い点数しか取ることができない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 E① 歴史・文化・国語・外国語を学び、コミュニケーションするための基礎的な教養を身に付ける。
学習・教育到達度目標 E③ 英語によるコミュニケーションの基礎能力(読解・記述・会話)を身に付ける。

教育方法等

概要:
本授業では、1,2年次に既習の学習項目を基礎とし、科学技術や物語などのさまざまな内容の英文を読むことにより、英語の基本的な構造を理解し、情報や書き手の意図を明確に把握できることを目的とする。授業では、英単語・熟語・文法・語法を基盤として英文を理解したうえで、さまざまなタスクに取り組む積極的な態度を養う。また、今までの知識を応用し、初歩的な英会話も身につける。
授業の進め方・方法:
1.予習(単語・熟語の意味調べ、本文の通読など)は、授業前に済ませておく。
2.リーディングスキル(読解方略)に基づいた英文の読み方、初歩的な英会話力を養成する。
3.さまざまなタスクに取り組むことで、学習内容を定着させる。
4.進度の関係上、教科書の課によっては課題にすることもある。
5.TOEIC Bridgeの成績は、英語科内規に準じて評価の対象とする。適宜、小テストを課す。
注意点:
1.テキスト、辞書を必携すること。
2.必ず、予習をして授業に臨むこと。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス 授業の進め方、予習・復習の仕方、シラバス、評価方法について説明する。
2週 Lesson 1 Let's go to the Zoo! 現在完了形(経験)/It is said that.../to不定詞(名詞・副詞的用法/関係副詞whereについて理解する。
3週 Lesson 1 Let's go to the Zoo! 日本と海外の動物園について的確に読み取り、適切な表現で話したり書いたりできる。
4週 Lesson 2 The Food Culture 関係代名詞which/受け身/関係代名詞whichの非制限用法/to不定詞/現在完了形(継続)について理解する。
5週 Lesson 2 The Food Culture 食べる道具の違いや食事マナーなど「食」にまつわる異文化について的確に読み取り、適切な表現で話したり書いたりできる。
6週 Lesson 3 Another World under the Sea 現在完了形(経験)/分詞構文(現在分詞)/SVO (=how節)/知覚動詞see/関係代名詞の非制限用法/to不定詞/過去分詞の形容詞的用法について理解する。
7週 Lesson 3 Another World under the Sea 海の中の世界について的確に読み取り、適切な表現で話したり書いたりできる。
8週 中間試験 1~7週目までの内容を網羅した試験により、授業内容の理解の定着を図る。
2ndQ
9週 中間試験の解説 定期試験の内容を理解する。
10週 Lesson 4 The Most Beautiful Voice in the World 現在完了形(経験・継続)/関係代名詞whichの非制限用法/受け身/関係副詞when/動名詞/to不定詞(副詞的用法)について理解する。
11週 Lesson 4 The Most Beautiful Voice in the World 世界の歌姫サラ・ブライトマンについて的確に読み取り、彼女の日々の努力について学び、自分の経験について適切な表現で話したり書いたりできる。
12週 Lesson 5 Endangered Languages 受け身/It seems that.../can + 受け身/過去分詞の形容詞的用法/複合関係詞wheneverについて理解する。
13週 Lesson 5 Endangered Languages 言語の関係性について的確に読み取り、消滅する言語・弱い言語が背負うものの重さについて学び、適切な表現で話したり書いたりできる。
14週 Lesson 5 Endangered Languages 言語の関係性について的確に読み取り、消滅する言語・弱い言語が背負うものの重さについて学び、適切な表現で話したり書いたりできる。
15週 定期試験 9~14週目までの内容を網羅した試験により、授業内容の理解の定着を図る。
16週 定期試験の解説 定期試験の内容を理解する。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。3
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。3
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。3
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。3
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。3
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。3
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。3
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。3
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。3
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。3
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。3
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。3
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。3
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。3
英文資料を、自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう、英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことができる。3
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。3
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。3
他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。3
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。3
日本語や特定の外国語で、会話の目標を理解して会話を成立させることができる。3
円滑なコミュニケーションのために図表を用意できる。3
円滑なコミュニケーションのための態度をとることができる(相づち、繰り返し、ボディーランゲージなど)。3
他者の意見を聞き合意形成することができる。3
合意形成のために会話を成立させることができる。3
グループワーク、ワークショップ等の特定の合意形成の方法を実践できる。3

評価割合

試験小テスト等演習・レポート発表相互評価その他合計
総合評価割合602020000100
基礎的能力602020000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000