現代社会Ⅱ

科目基礎情報

学校 北九州工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 現代社会Ⅱ
科目番号 0063 科目区分 一般 / 必修
授業形態 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 生産デザイン工学科(共通科目) 対象学年 3
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 「詳説政治・経済改訂版」(山崎広明ほか著)山川出版社
担当教員 白神 宏

到達目標

1.主体的に社会に参画し、諸問題を解決するための知識・理論・情報を利用できる。
2.基本的人権や民主主義などの基本原理を理解し、基礎的な政治・法・経済のしくみを説明できる。
3.現代社会の政治的・経済的諸問題について、資料を活用して探究し、解決の糸口を考察説明できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1主体的に社会に参画し、諸問題を解決するための知識・理論・情報を十分に利用できる。主体的に社会に参画し、諸問題を解決するための知識・理論・情報をほぼ利用できる。主体的に社会に参画し、諸問題を解決するための知識・理論・情報を利用できない。
評価項目2現代社会の政治的諸問題について、資料を活用して十分に探究し、解決の糸口を十分に考察し説明できる。現代社会の政治的諸問題について、資料を活用してほぼ探究し、解決の糸口をほぼ考察し説明できる。現代社会の政治的諸問題について、資料を活用して探究できず、解決の糸口を考察説明できない。
評価項目3現代社会の政治的・経済的諸問題について、適切に資料を活用して探究し、解決の糸口をしっかり考察し説明できる。現代社会の政治的・経済的諸問題について、ほぼ適切に資料を活用して探究し、解決の糸口をほぼ考察し説明できる。現代社会の政治的・経済的諸問題について、資料を活用して探究できず、解決の糸口を考察し説明できない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 E① 歴史・文化・国語・外国語を学び、コミュニケーションするための基礎的な教養を身に付ける。
学習・教育到達度目標 F① 歴史・文化・社会に関する基礎的な知識を身に付ける。

教育方法等

概要:
「政治・経済」の教科書を使いながら、前期の「現代社会Ⅰ」では政治分野を、後期の「現代社会Ⅱ」では経済分野を学習する。
18歳成年制が導入された今、自立した消費者として生きる力を養い、一人前の主権者として様々な社会問題を自分の問題として捉え、自分の意見を持ち、解決の糸口を考察する姿勢を身につけて欲しい。
授業の進め方・方法:
教科書を使いながら、プリント(資料、ワークシート)を配布し、スライドを視聴してもらいながら授業を進める。
グループワークによる意見交換も多く取り入れる。
注意点:
ノートをしっかりとり、プリントはファイルに綴じるなど各自で保管する必要がある。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 資本主義経済の特徴と変化
2週 経済の主体と相互関係
3週 市場の機能と限界
4週 物価の動き
5週 国民経済と経済成長
6週 財政の仕組みと租税
7週 貨幣と金融の仕組み
8週 中間試験
4thQ
9週 戦後日本の経済成長
10週 産業構造の変化
11週 農業と食料問題
12週 国際経済の変化と日本 インフレ・デフレ、GDP、経済成長といった基本的事項のデータの利活用によりその基礎理解を得ることができる。
13週 現代社会の諸問題1
14週 現代社会の諸問題2 特性要因図、樹形図、ロジックツリーなど課題発見・現状分析のために効果的な図や表を用いることができる。
15週 現代社会の諸問題3
16週 定期試験

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学社会公民的分野自己が主体的に参画していく社会について、基本的人権や民主主義などの基本原理を理解し、基礎的な政治・法・経済のしくみを説明できる。3後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7
現代社会の考察現代社会の特質や課題に関する適切な主題を設定させ、資料を活用して探究し、その成果を論述したり討論したりするなどの活動を通して、世界の人々が協調し共存できる持続可能な社会の実現について人文・社会科学の観点から展望できる。3後9,後10,後11,後13,後14,後15
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能他者の意見を聞き合意形成することができる。3後11,後13,後14,後15
合意形成のために会話を成立させることができる。3後11,後13,後14,後15
グループワーク、ワークショップ等の特定の合意形成の方法を実践できる。3後11,後13,後14,後15
あるべき姿と現状との差異(課題)を認識するための情報収集ができる3後12,後14,後15
複数の情報を整理・構造化できる。3後12,後14,後15
特性要因図、樹形図、ロジックツリーなど課題発見・現状分析のために効果的な図や表を用いることができる。3後14

評価割合

試験演習・レポート合計
総合評価割合9010100
基礎的能力9010100