到達目標
1.主体的に社会に参画し、諸問題を解決するための知識・理論・情報を利用できる。
2.基本的人権や民主主義などの基本原理を理解し、基礎的な政治・法・経済のしくみを説明できる。
3.現代社会の政治的・経済的諸問題について、資料を活用して探究し、解決の糸口を考察説明できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 主体的に社会に参画し、諸問題を解決するための知識・理論・情報を十分に利用できる。 | 主体的に社会に参画し、諸問題を解決するための知識・理論・情報をほぼ利用できる。 | 主体的に社会に参画し、諸問題を解決するための知識・理論・情報を利用できない。 |
評価項目2 | 現代社会の政治的諸問題について、資料を活用して十分に探究し、解決の糸口を十分に考察し説明できる。 | 現代社会の政治的諸問題について、資料を活用してほぼ探究し、解決の糸口をほぼ考察し説明できる。 | 現代社会の政治的諸問題について、資料を活用して探究できず、解決の糸口を考察説明できない。 |
評価項目3 | 現代社会の政治的・経済的諸問題について、適切に資料を活用して探究し、解決の糸口をしっかり考察し説明できる。 | 現代社会の政治的・経済的諸問題について、ほぼ適切に資料を活用して探究し、解決の糸口をほぼ考察し説明できる。 | 現代社会の政治的・経済的諸問題について、資料を活用して探究できず、解決の糸口を考察し説明できない。 |
学科の到達目標項目との関係
学習・教育到達度目標 E① 歴史・文化・国語・外国語を学び、コミュニケーションするための基礎的な教養を身に付ける。
学習・教育到達度目標 F① 歴史・文化・社会に関する基礎的な知識を身に付ける。
教育方法等
概要:
「政治・経済」の教科書を使いながら、前期の「現代社会Ⅰ」では政治分野を、後期の「現代社会Ⅱ」では経済分野を学習する。
18歳成年制が導入された今、自立した消費者として生きる力を養い、一人前の主権者として様々な社会問題を自分の問題として捉え、自分の意見を持ち、解決の糸口を考察する姿勢を身につけて欲しい。
授業の進め方・方法:
教科書を使いながら、プリント(資料、ワークシート)を配布し、スライドを視聴してもらいながら授業を進める。
グループワークによる意見交換も多く取り入れる。
注意点:
ノートをしっかりとり、プリントはファイルに綴じるなど各自で保管する必要がある。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
資本主義経済の特徴と変化 |
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2週 |
経済の主体と相互関係 |
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3週 |
市場の機能と限界 |
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4週 |
物価の動き |
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5週 |
国民経済と経済成長 |
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6週 |
財政の仕組みと租税 |
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7週 |
貨幣と金融の仕組み |
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8週 |
中間試験 |
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4thQ |
9週 |
戦後日本の経済成長 |
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10週 |
産業構造の変化 |
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11週 |
農業と食料問題 |
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12週 |
国際経済の変化と日本 |
インフレ・デフレ、GDP、経済成長といった基本的事項のデータの利活用によりその基礎理解を得ることができる。
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13週 |
現代社会の諸問題1 |
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14週 |
現代社会の諸問題2 |
特性要因図、樹形図、ロジックツリーなど課題発見・現状分析のために効果的な図や表を用いることができる。
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15週 |
現代社会の諸問題3 |
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16週 |
定期試験 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 人文・社会科学 | 社会 | 公民的分野 | 自己が主体的に参画していく社会について、基本的人権や民主主義などの基本原理を理解し、基礎的な政治・法・経済のしくみを説明できる。 | 3 | 後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7 |
現代社会の考察 | 現代社会の特質や課題に関する適切な主題を設定させ、資料を活用して探究し、その成果を論述したり討論したりするなどの活動を通して、世界の人々が協調し共存できる持続可能な社会の実現について人文・社会科学の観点から展望できる。 | 3 | 後9,後10,後11,後13,後14,後15 |
分野横断的能力 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 他者の意見を聞き合意形成することができる。 | 3 | 後11,後13,後14,後15 |
合意形成のために会話を成立させることができる。 | 3 | 後11,後13,後14,後15 |
グループワーク、ワークショップ等の特定の合意形成の方法を実践できる。 | 3 | 後11,後13,後14,後15 |
あるべき姿と現状との差異(課題)を認識するための情報収集ができる | 3 | 後12,後14,後15 |
複数の情報を整理・構造化できる。 | 3 | 後12,後14,後15 |
特性要因図、樹形図、ロジックツリーなど課題発見・現状分析のために効果的な図や表を用いることができる。 | 3 | 後14 |
評価割合
| 試験 | 演習・レポート | 合計 |
総合評価割合 | 90 | 10 | 100 |
基礎的能力 | 90 | 10 | 100 |