到達目標
1、文学作品に描かれた人物・情景・心情の表現とその効果を読みとることができる。
2、文学作品と人間・社会・自然との関係性を理解することができる。
3、自らの考えを論理的に組み立て、適切な表現を用いて論述することができる。
4、他者の意見を理解しつつ、自分の表現を明確に発表することができる。
5、日本語文章能力検定準2級程度の日本語文章能力を身につけることができる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 文学作品に描かれた人物・情景・心情の表現とその効果を読みとり、説明ができる。 | 文学作品に描かれた人物・情景・心情の表現とその効果を読みとることができる。 | 文学作品に描かれた人物・情景・心情の表現とその効果を読みとることができない。 |
評価項目2 | 文学作品と人間・社会・自然との関係性を理解することができ、説明ができる。 | 文学作品と人間・社会・自然との関係性を理解することができる。 | 文学作品と人間・社会・自然との関係性を理解することができない。 |
評価項目3 | 自らの考えを論理的に組み立て、適切な表現を用いて論述し、質疑に対して応答できる。 | 自らの考えを論理的に組み立て、適切な表現を用いて論述することができる。 | 自らの考えを論理的に組み立て、適切な表現を用いて論述することができない。 |
評価項目4 | 他者の意見を理解しつつ、自分の表現を明確に発表し、その差異を今後の思考に活かすことができる。 | 他者の意見を理解しつつ、自分の表現を明確に発表することができる。 | 他者の意見を理解できず、自分の表現を明確に発表することもできない。 |
評価項目5 | 日本語文章能力検定準2級程度の日本語文章能力を身につけ、場に応じた適切な文章が書ける。 | 日本語文章能力検定準2級程度の日本語文章能力を身につけることができる。 | 日本語文章能力検定準2級程度の日本語文章能力を身につけることができない。 |
学科の到達目標項目との関係
学習・教育到達度目標 E① 歴史・文化・国語・外国語を学び、コミュニケーションするための基礎的な教養を身に付ける。
学習・教育到達度目標 F① 歴史・文化・社会に関する基礎的な知識を身に付ける。
準学士課程の教育目標 E① 歴史・文化・国語・外国語を学び、コミュニケーションするための基礎的な教養を身に付ける。
準学士課程の教育目標 F① 歴史・文化・社会に関する基礎的な知識を身に付ける。
教育方法等
概要:
実践的技術者に必要な言語表現の読解力・思考力の向上を図ることを目的とする。授業では、日本近代文学に関する基本的な知識を理解し、個々の作品の表現を柔軟に読み取る読解力を養う。また、読解することで得られた意見・感想を的確に言語化するために、語句学習・漢字学習・文章表現学習を行う。
授業の進め方・方法:
文学作品を読み、作品の読解について全体で討議し、意見交換を行う。作品に関連する課題でレポート課題を出す場合もある。
就職活動に関連する書類や手紙の書き方のマナーの習得を目指す。適時、小テスト・ワーク等で学習到達度の確認を行う。
注意点:
取り上げる作品を必ず読んだ上で受講すること。配布するプリント類を整理すること。問いに対して簡潔明快な答えで応答すること。辞書・参考書を活用し、積極的に調査やレポート作成を行ってほしい。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス |
授業の目標と概要を理解する
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2週 |
明治期の文学 |
明治期における主な文学作品と歴史事項について理解する。
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3週 |
明治期の文学 |
明治期における代表的な文学者の活動を理解する。
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4週 |
作品読解 |
明治期の作品を読み、小説読解の基本的なアプローチを学ぶ。
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5週 |
作品読解 |
明治期の作品を読み、小説読解について自分の考えをまとめ、意見を述べる。
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6週 |
表現 |
語句・構成を工夫した文章表現を学び、その効果を理解する。
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7週 |
表現 |
語句・構成を工夫した文章表現を実践する。
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8週 |
中間試験 |
1~7週までの内容を網羅した試験により、授業内容の理解の定着を図る。
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2ndQ |
9週 |
試験解説 |
試験の内容を理解し、不正解だったところはなぜ不正解だったのかを考える。
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10週 |
大正期の文学 |
大正期における主な文学作品と歴史事項について理解する。
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11週 |
大正期の文学 |
大正期における代表的な文学者の活動を理解する。
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12週 |
作品読解 |
大正期の作品を読み、小説読解の基本的なアプローチを学ぶ。
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13週 |
作品読解 |
大正期の作品を読み、小説読解について自分の考えをまとめ、意見を述べる。
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14週 |
表現 |
語句・構成を工夫した文章表現を学び、実践する。
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15週 |
期末試験 |
10~14週までの内容を網羅した試験により、授業内容の理解の定着を図る。
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16週 |
試験解説 |
試験の内容を理解し、不正解だったところはなぜ不正解だったのかを考える。
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後期 |
3rdQ |
1週 |
昭和期の文学 |
昭和期における主な文学作品と歴史事項について理解する。
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2週 |
昭和期の文学 |
昭和期における文学者の活動の流れを理解する。
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3週 |
作品読解 |
昭和期の作品を読み、小説読解の基本的なアプローチを学ぶ。
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4週 |
作品読解 |
昭和期の作品を読み、小説読解について自分の考えをまとめ、意見を述べる。
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5週 |
表現 |
語句・構成を工夫した文章表現を学び、その効果を理解する。
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6週 |
表現 |
語句・構成を工夫した文章表現を実践する。
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7週 |
中間試験 |
1~7週までの内容を網羅した試験により、授業内容の理解の定着を図る。
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8週 |
試験解説 |
試験の内容を理解し、不正解だったところはなぜ不正解だったのかを考える。
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4thQ |
9週 |
現代の文学 |
現代の主な文学作品と歴史事項について理解する。
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10週 |
現代の文学 |
現代の作家や文学の有り様について学び、理解する。
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11週 |
作品読解 |
現代の作品を読み、小説読解の基本的なアプローチを学ぶ。
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12週 |
作品読解 |
現代の作品を読み、小説読解について自分の考えをまとめ、意見を述べる。
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13週 |
表現 |
語句・構成を工夫した文章表現を学び、その効果を理解する。
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14週 |
表現 |
語句・構成を工夫した文章表現を実践する。
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15週 |
定期試験 |
9~14週までの内容を網羅した試験により、授業内容の理解の定着を図る。
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16週 |
試験解説 |
試験の内容を理解し、不正解だったところはなぜ不正解だったのかを考える。
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 人文・社会科学 | 国語 | 国語 | 論理的な文章(論説や評論)の構成や展開を的確にとらえ、要約できる。 | 3 | |
論理的な文章(論説や評論)に表された考えに対して、その論拠の妥当性の判断を踏まえて自分の意見を述べることができる。 | 3 | |
文学的な文章(小説や随筆)に描かれた人物やものの見方を表現に即して読み取り、自分の意見を述べることができる。 | 3 | |
常用漢字の音訓を正しく使える。主な常用漢字が書ける。 | 3 | |
類義語・対義語を思考や表現に活用できる。 | 3 | |
社会生活で使われている故事成語・慣用句の意味や内容を説明できる。 | 3 | |
専門の分野に関する用語を思考や表現に活用できる。 | 3 | |
実用的な文章(手紙・メール)を、相手や目的に応じた体裁や語句を用いて作成できる。 | 3 | |
報告・論文の目的に応じて、印刷物、インターネットから適切な情報を収集できる。 | 3 | |
収集した情報を分析し、目的に応じて整理できる。 | 3 | |
報告・論文を、整理した情報を基にして、主張が効果的に伝わるように論理の構成や展開を工夫し、作成することができる。 | 3 | |
作成した報告・論文の内容および自分の思いや考えを、的確に口頭発表することができる。 | 3 | |
課題に応じ、根拠に基づいて議論できる。 | 3 | |
相手の立場や考えを尊重しつつ、議論を通して集団としての思いや考えをまとめることができる。 | 3 | |
新たな発想や他者の視点の理解に努め、自分の思いや考えを整理するための手法を実践できる。 | 3 | |
評価割合
| 試験 | レポート・小テスト・態度 | 態度 | | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 70 | 30 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 70 | 30 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |