英語演習(一般総合選択)

科目基礎情報

学校 北九州工業高等専門学校 開講年度 平成29年度 (2017年度)
授業科目 英語演習(一般総合選択)
科目番号 0197 科目区分 一般 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 機械工学科 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 「しごとのミニマム英語」シリーズ③  英語のプレゼン直前5日間の技術 (アルク、愛場吉子著)
担当教員 東島 加奈

到達目標

・英語によるプレゼンテーションの基本構成を理解し、スライドや英文スクリプトを作成することができる。
・相手に伝わるような話し方ができる。
・TOEICで400点程度の得点をとることができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1英語によるプレゼンテーションの基本構成を理解し、スライドや英文スクリプトを作成することができる。英語によるプレゼンテーションの基本構成を7割以上理解し、スライドや英文スクリプトを作成することができる。英語によるプレゼンテーションの基本構成を5割未満しか理解できず、スライドや英文スクリプトを作成することができない。
評価項目2相手に7割以上伝わるような話し方ができる。相手に5割以上伝わるような話し方ができる。 相手に伝わるような話し方ができず、相手に3割未満しか通じない。
評価項目3TOEICで400点程度の得点をとることができる。TOEICで350点程度の得点を取ることができる。TOEICで300点程度の得点を取ることができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
教科書のモデルを参考に、英語のプレゼンテーションで用いられる基本的構成や表現、作り方を学び、スピーキング力、プレゼンテーション力を伸ばす。テキストは定番の型を使って5日間(合計約15時間)でプレゼンテーションを準備する実際的な手順を軸に構成されている。スピーキング力、語彙力の増強を図りながら、総合的英語力の向上を目指す。
授業の進め方・方法:
1.授業冒頭でプレゼンテーションで用いられる基本表現の音読練習を行う。スピーキングテストを期間中2回実施する。
2.教科書のサンプルで英語プレゼンテーションの基本的構成や表現、作り方を学ぶ。
3.グループでプレゼンテーションのスライドと英文スクリプトを作成し、期間中2回発表する。
4.期間中参考としてTEDを数回視聴する。
注意点:
プレゼンテーションで用いられる基本表現は、テキスト付属のCDを用いて自宅で計画的に練習が必要である。
グループでスライドや英文スクリプトを作成し発表するため、病気等で欠席する場合はグループメンバーにも連絡し、進行を妨げないこと。
題材はビジネスプレゼンテーションであるが、考え方や英語の表現はアカデミックプレゼンテーションにも応用できる。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 授業ガイダンス プレゼンの構成 プレゼンの種類、基本構成

2週 Introduction 自己紹介、プレゼンの目的、アウトライン
3週 Main Body (1) 話を進める、データについて述べる
4週 Main Body (2) 描写、比較、提案の表現
5週 Conclusion
テストの練習
Main Bodyで伝えた内容の要約
6週 プレゼンの基本フレーズ、スピーキングテスト 授業や自宅で計画的に練習した成果を確認
7週 発表 グループで作成したプレゼンを表現
8週 中間試験
発表
グループで作成したプレゼンを表現、他のグループからも学ぶ。
4thQ
9週 試験解説 スピーキングテストやグループプレゼンの振り返り、新たな目標設定
10週 プレゼンの作成 テーマ選択
グループで決定
11週 プレゼンの作成 役割分担
スライドや英文スクリプトの作成
12週 プレゼンの作成 スライドや英文スクリプトの作成
内容強化
13週 テストの練習
プレゼンの作成
デリバリー強化
14週 プレゼンの基本フレーズ
スピーキングテスト
Q&A
授業や自宅で計画的に練習した成果を確認
15週 定期試験 グループで作成したプレゼンを表現、他のグループからも学ぶ。
16週 試験解説
発表
スピーキングテストやグループプレゼンの振り返り、今後の目標設定。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識英語のつづりと音との関係を理解できる。1後2,後3,後4,後5,後6,後7,後10,後11,後12,後13,後14
英語の標準的な発音を聴き、音を模倣しながら発声できる。1後2,後3,後4,後5,後6,後7,後10,後11,後12,後13,後14
英語の発音記号を見て、発音できる。1後2,後3,後4,後5,後6,後7,後10,後11,後12,後13,後14
リエゾンなど、語と語の連結による音変化を認識できる。1後2,後3,後4,後5,後6,後7,後10,後11,後12,後13,後14
語・句・文における基本的な強勢を正しく理解し、音読することができる。2後2,後3,後4,後5,後6,後7,後10,後11,後12,後13,後14
文における基本的なイントネーションを正しく理解し、音読することができる。2後2,後3,後4,後5,後6,後7,後10,後11,後12,後13,後14
文における基本的な区切りを理解し、音読することができる。2後2,後3,後4,後5,後6,後7,後10,後11,後12,後13,後14
中学で既習の1200語程度の語彙を定着させるとともに、2600語程度の語彙を新たに習得する。1後2,後3,後4,後5,後6,後7,後10,後11,後12,後13,後14
自分の専門に関する基本的な語彙を習得する。1後2,後3,後4,後5,後6,後7,後10,後11,後12,後13,後14
中学校で既習の文法事項や構文を定着させる。1後2,後3,後4,後5,後6,後7,後10,後11,後12,後13,後14
高等学校学習指導要領に示されているレベルの文法事項や構文を習得する。2後2,後3,後4,後5,後6,後7,後10,後11,後12,後13,後14
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。2後2,後3,後4,後5,後6,後7,後10,後11,後12,後13,後14
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。2後2,後3,後4,後5,後6,後7,後10,後11,後12,後13,後14
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。2後2,後3,後4,後5,後6,後7,後10,後11,後12,後13,後14
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。2後2,後3,後4,後5,後6,後7,後10,後11,後12,後13,後14
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。3後2,後3,後4,後5,後6,後7,後10,後11,後12,後13,後14
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。3後2,後3,後4,後5,後6,後7,後10,後11,後12,後13,後14
毎分100語程度の速度で平易な物語文などを読み、その概要を把握できる。2後2,後3,後4,後5,後6,後7,後10,後11,後12,後13,後14
自分や身近なことについて100語程度の簡単な文章を書くことができる。2後2,後3,後4,後5,後6,後7,後10,後11,後12,後13,後14
毎分120語程度の速度で物語文や説明文などを読み、その概要を把握できる。2後2,後3,後4,後5,後6,後7,後10,後11,後12,後13,後14
自分や身近なこと及び自分の専門に関する情報や考えについて、200語程度の簡単な文章を書くことができる。3後2,後3,後4,後5,後6,後7,後10,後11,後12,後13,後14

評価割合

試験小テスト課題その他合計
総合評価割合60400000100
基礎的能力60400000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000