学外実習

科目基礎情報

学校 北九州工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 学外実習
科目番号 0106 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実験・実習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電気電子工学科 対象学年 4
開設期 集中 週時間数
教科書/教材 なし
担当教員 桐本 賢太

到達目標

1.企業の現場技術者の指導を受け、実務体験を通して技術者としての自覚を養成することができる。D①、E②、F②③、SD①②、SE②、SF③、SG①②
2.社会人としての自覚を養うことができる。F②③、SF③、SG①②
3.学校での学問と実務で求められる技術の間の関係を知ることができる。D①、F②、SD①②、SF②、

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
企業の現場技術者の指導を受け、実務体験を通して、技術者の社会的な責任について考えることができる。企業の現場技術者の指導を受け、実務体験を通して技術者としての自覚を養成することができる。企業の現場技術者の指導を受け、実務体験を通して技術者としての自覚を養成することができない。
社会人としての自覚を養われ、担当する作業のスケジュール管理ができる。社会人としての自覚を養うことができる。社会人としての自覚を養うことができない。
学校での学問と実務で求められる技術の間の関係を知り、新しい知識や技術の習得に前向きに取り組める。学校での学問と実務で求められる技術の間の関係を知ることができる。学校での学問と実務で求められる技術の間の関係を知ることができない。

学科の到達目標項目との関係

準学士過程の教育目標 D① 専門工学の基礎に関する知識と基礎技術を統合し、活用できる。
準学士課程の教育目標 E②  日本語で論理的に記述し、報告・討論できる。
準学士課程の教育目標 F②  工業技術と社会・環境との関わりを考えることができる。
準学士課程の教育目標 F③  技術者としての役割と責任を認識できる。
専攻科教育目標、JABEE学習教育到達目標 SD①  専攻分野における専門工学の基礎に関する知識と基礎技術を総合し、応用できる。
専攻科教育目標、JABEE学習教育到達目標 SD②  専攻分野の専門性に加え、他分野の知識も学習し、幅広い視野から問題点を把握できる。
専攻科教育目標、JABEE学習教育到達目標 SE②  実験・実習・調査・研究内容について、日本語で論理的に記述し、報告・討論できる。
専攻科教育目標、JABEE学習教育到達目標 SF②  工業技術と社会・環境との関わりを理解し、社会・環境への効果と影響を説明できる。
専攻科教育目標、JABEE学習教育到達目標 SF③  技術者としての役割と責任(倫理観)を認識し、説明できる。
専攻科教育目標、JABEE学習教育到達目標 SG①  メンバーとして、自己のなすべき行動を判断し実行できる。
専攻科教育目標、JABEE学習教育到達目標 SG②  リーダーとして、他者の取るべき行動を判断し、適切に行動させるように働きかけることができる。

教育方法等

概要:
企業・公的機関・大学などにおいて短期間の現場実習を体験することで、設計・生産・開発の技術、試験・研究・保守管理などについて実践的に学び、実社会の厳しさを知るとともに、社会人(技術者)として必要な人間性(責任感・協調性・倫理観など)の形成を目指す。また、学外実習を通して、勉学の意味と目標、ならびに学生生活の意義を再認識することで、将来の進路選択に役立てる。
授業の進め方・方法:
4年時の夏季休業期間を利用して、企業・公的期間・大学などの実習受入先で、1〜2週間(実30時間以上)の実習を行う。実習内容は、実習受入先で計画されたカリキュラムに従って行われる。機関については1週間を基本とするが、受入れ会社によって機関が異なるので、実習内容を考慮して単位認定を行う。
注意点:
実習受入れ先の選定、事務手続き、学校提出の実習報告書の作成など全般については、学級担任ならびに学生課キャリア支援室の指導を受け、最後まで自覚と責任を持って対応すること。
事前に学外実習届を学校へ提出し、インターンシップ活動賠償責任保険に加入すること。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 実習受入れ先の選定と事務手続き 学級担任(キャリア支援室)から連絡される「実習受入れ先一覧」から実習希望先を選定する。学級担任を経由して、実習受入れ先へ「実習依頼状・履歴書・自己調査書・誓約書」などを送付する。受入れ決定後、学校へ「学外実習届」を提出する。(学級担任、学生課キャリア支援室)
2週 実習受入れ先での実習 学級担任が行う「学外実習の諸注意」を遵守の上、実習先の指導に従い、1〜2週間の実習を行う。
3週 学外実習報告書の提出 実習学生は、学級担任が指示する「実習報告書への記載事項」を遵守し、実習終了後速やかに実習に関する「学外実習報告書」を仕上げ、必ず指定された期日までに学級担任へ提出する。
4週 実習受入れ先からの報告 実習先からの「実習報告書」を受理する。(学級担任、学生課キャリア支援室)
5週 学外実習報告会の開催 実習内容等の発表を行う。
6週
7週
8週
2ndQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週
後期
3rdQ
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
4thQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力専門的能力の実質化インターンシップインターンシップ企業等における技術者の実務を理解できる。4前5
企業人としての責任ある仕事の進め方を理解できる。4前5
企業における福利厚生面や社員の価値観など多様な要素から自己の進路としての企業を総合的に判断することの重要性を理解できる。4前5
企業における社会的責任を理解できる。4前5
企業活動が国内外で他社(他者)とどのような関係性を持つかを理解できる。4前5
高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が、企業等でどのように活用・応用されているかを理解できる。4前5
企業人として活躍するために自身に必要な能力を考えることができ、それを高めようと努力する姿勢をとることができる。4前5
コミュニケーション能力や主体性等の「技術者が備えるべき能力」の必要性を理解できる。4前5
実際の企業人等との仕事を通して自身のキャリアデザインを明確化することができる。4前5
社会経験をふまえ、企業においても自分が成長していくことが必要であることを認識できる。4前5
実務体験を企業や職種とのマッチングの場として考えて積極的な行動ができる。4前5

評価割合

受入れ会社の評価表発表相互評価態度実習レポートその他合計
総合評価割合403000300100
基礎的能力0000000
専門的能力403000300100
分野横断的能力0000000