電気回路Ⅲ

科目基礎情報

学校 北九州工業高等専門学校 開講年度 平成28年度 (2016年度)
授業科目 電気回路Ⅲ
科目番号 0035 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電子制御工学科 対象学年 3
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 「電気基礎(下)」、宇都宮敏男, 高橋寛, 和泉勲著、コロナ社
担当教員 北園 優希

到達目標

1. インピーダンスとアドミタンスを説明し、これらを計算できる。
2. 正弦波交流の複素表示を説明し、これを交流回路の計算に用いることができる。
3. キルヒホッフの法則を説明し、交流回路の計算に用いることができる。
4. 重ねの理やテブナンの定理等を説明し、これらを交流回路の計算に用いることができる。
5. 相互誘導を説明し、相互誘導回路の計算ができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1インピーダンスとアドミタンスを説明し、これらを計算できるインピーダンスとアドミタンスを説明できるインピーダンスとアドミタンスを説明できない
評価項目2正弦波交流の複素表示を説明し、これを交流回路の計算に用いることができる正弦波交流の複素表示を説明できる正弦波交流の複素表示を説明できない
評価項目3キルヒホッフの法則を説明し、交流回路の計算に用いることができるキルヒホッフの法則を説明できるキルヒホッフの法則を説明できない
評価項目4重ねの理やテブナンの定理等を説明し、これらを交流回路の計算に用いることができる重ねの理やテブナンの定理等を説明できる重ねの理やテブナンの定理等を説明できない
評価項目5相互誘導を説明し、相互誘導回路の計算ができる相互誘導を説明できる相互誘導を説明できない

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
電気回路II で学んだ交流回路の解析手法を元に、諸定理による交流回路の計算手法と、交流ブリッジ回路、相互インダクタンスの特徴や解析手法を学ぶ。
授業の進め方・方法:
演習を行いながら授業を進めていく。
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 複素数の計算 複素数の計算ができる
2週 抵抗、コイル、コンデンサ 抵抗、コイル、コンデンサを含む交流回路を説明し、計算できる
3週 インピーダンス 交流回路のインピーダンスを説明し、計算できる
4週 アドミタンス 交流回路のアドミタンスを説明し、計算できる
5週 交流ブリッジ回路 交流ブリッジ回路を説明し、計算ができる
6週 キルヒホッフの法則 キルヒホッフの法則を説明し、計算できる
7週 中間試験
8週 答案返却
2ndQ
9週 重ね合わせの理 重ね合わせの理を説明し、計算できる
10週 電源の等価変換 電源の等価変換を説明し、計算できる
11週 テブナンの定理 テブナンの定理を説明し、計算できる
12週 ミルマンの定理 ミルマンの定理を説明し、計算できる
13週 相互インダクタンスの取り扱い 相互インダクタンスを説明できる
14週 相互インダクタンスの等価回路 相互インダクタンスを含む回路の計算ができる
15週 期末試験
16週 答案返却

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験演習合計
総合評価割合7030100
基礎的能力000
専門的能力7030100