長期学外実習

科目基礎情報

学校 北九州工業高等専門学校 開講年度 平成29年度 (2017年度)
授業科目 長期学外実習
科目番号 0122 科目区分 専門 / 選択
授業形態 実験・実習 単位の種別と単位数 履修単位: 3
開設学科 電子制御工学科 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 6
教科書/教材
担当教員 太屋岡 篤憲

到達目標

・継続して担当業務に積極的に対処できる。
・毎回、取り組んだ内容を的確にまとめ、報告することができる。
・取り組んだ内容を把握し、レポートとしてまとめることができる。
・職場のルールを守ることができる。
・職場の中でコミュニケーションが図れる。
・企業等の活動を理解し、職業への意識を高めることができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
継続して担当業務に積極的に対処できる。継続して担当業務に積極的に対処できる。継続して担当業務に対処できる。継続して担当業務に対処できない。
取り組んだ内容を把握し、レポートとしてまとめることができる。取り組んだ内容を把握し、自分の意見を述べ,レポートとしてまとめることができる。取り組んだ内容を把握し、レポートとしてまとめることができる。取り組んだ内容を把握し、レポートとしてまとめることができない。
企業等の活動を理解し、職業への意識を高めることができる。企業等の活動を理解し、積極的に職業への意識を高めることができる。企業等の活動を理解し、職業への意識を高めることができる。企業等の活動を理解し、職業への意識を高めることができない。

学科の到達目標項目との関係

準学士課程の教育目標 D① 専門工学の基礎に関する知識と基礎技術を統合し、活用できる。
準学士課程の教育目標 E② 日本語で論理的に記述し、報告・討論できる。
準学士課程の教育目標 F② 工業技術と社会・環境との関わりを考えることができる。
準学士課程の教育目標 F③ 技術者としての役割と責任を認識できる。
準学士課程の教育目標 G① 健やかな心身を持ち、社会性、協調性を身に付ける。
準学士課程の教育目標 G② 社会人として、技術者として必要な素養、一般常識や礼儀、マナーについて考えることができる。
専攻科教育目標、JABEE学習教育到達目標 SD① 専攻分野における専門工学の基礎に関する知識と基礎技術を総合し、応用できる。
専攻科教育目標、JABEE学習教育到達目標 SD② 専攻分野の専門性に加え、他分野の知識も学習し、幅広い視野から問題点を把握できる。
専攻科教育目標、JABEE学習教育到達目標 SE② 実験・実習・調査・研究内容について、日本語で論理的に記述し、報告・討論できる。
専攻科教育目標、JABEE学習教育到達目標 SF② 工業技術と社会・環境との関わりを理解し、社会・環境への効果と影響を説明できる。
専攻科教育目標、JABEE学習教育到達目標 SF③ 技術者としての役割と責任(倫理観)を認識し、説明できる。
専攻科教育目標、JABEE学習教育到達目標 SG① メンバーとして、自己のなすべき行動を判断し実行できる。

教育方法等

概要:
学校から社会・職業への円滑な移行に共通して必要な能力を育むため、後学期授業期間中の毎週、企業・公的機関等で、終日実習・実務を行うことにより、社会人として必要な知識や人間性を養い、職業に従事するための知識・態度等を育む。また、実習を通じて、就職(職業)への意識を高め、勉学の意味と目標を再認識し将来の進路選択に役立てる。
授業の進め方・方法:
 後学期授業期間中の毎週1日、特定曜日に企業・公的機関等に通い、終日実習・実務を行う。実習・実務内容は受け入れ先企業の計画したカリキュラムによって行われる。
毎回実習終了後、実習ノートを作成し報告すること。
実習に当たっては、受け入れ先の規律・規則・指導に従い、積極的に実習に取り組むこと。
注意点:
遅刻・無断欠席など、社会人として通用しない態度は厳禁であり、責任ある行動を心掛けること。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 長期学外実習の選択受講登録
(6月~7月)
後期選択科目の受講登録を行う。受講希望者数や受け入れ先企業の状況により、受講者の調整が行われることがある。
2週 実習受け入れ先の決定と事務手続き(7月~8月) 担任を経由して実習希望先に実習申請書類を提出する。(学科長の推薦に基づき、校長が企業に推薦する。)
・実習の受け入れ決定後、実習届けを学校に提出する。
3週 受け入れ先での実習(10月~2月) ・実習開始前に事前指導を受けなければならない。
・毎週、特定曜日に実習受け入れ先に通い、終日実習・実務を行う。
・実習で疑問に思うところなどは学校で調査・勉強をするなど、積極的に臨むこと。
・毎回実習ノートを書き、実習を実施した週の指定日に所属学科の担当教員に提出し実習状況を報告する
4週 受け入れ先での実習(10月~2月)
5週 受け入れ先での実習(10月~2月)
6週 受け入れ先での実習(10月~2月)
7週 受け入れ先での実習(10月~2月)
8週 受け入れ先での実習(10月~2月)
4thQ
9週 受け入れ先での実習(10月~2月)
10週 受け入れ先での実習(10月~2月)
11週 受け入れ先での実習(10月~2月)
12週 受け入れ先での実習(10月~2月)
13週 受け入れ先での実習(10月~2月)
14週 受け入れ先での実習(10月~2月)
15週 実習受け入れ先からの報告(2月) ・実習最終報告会で実習内容などの発表を行う。
・実習期間終了後、実習報告レポートを作成し、実習ノートとともに指定された期日までに担当教員に提出する。
・実習終了後、実習受け入れ先から実習報告書を受理する。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力専門的能力の実質化インターンシップインターンシップ企業等における技術者の実務を理解できる。3
企業人としての責任ある仕事の進め方を理解できる。3
企業における福利厚生面や社員の価値観など多様な要素から自己の進路としての企業を総合的に判断することの重要性を理解できる。4
企業における社会的責任を理解できる。4
企業活動が国内外で他社(他者)とどのような関係性を持つかを理解できる。4
高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が、企業等でどのように活用・応用されているかを理解できる。3
企業人として活躍するために自身に必要な能力を考えることができ、それを高めようと努力する姿勢をとることができる。3
コミュニケーション能力や主体性等の「技術者が備えるべき能力」の必要性を理解できる。3
実際の企業人等との仕事を通して自身のキャリアデザインを明確化することができる。3
社会経験をふまえ、企業においても自分が成長していくことが必要であることを認識できる。4
実務体験を企業や職種とのマッチングの場として考えて積極的な行動ができる。3

評価割合

実習ノート実習報告書報告発表実習結果報告書その他合計
総合評価割合2020303000100
基礎的能力0000000
専門的能力2020303000100
分野横断的能力0000000