学外実習

科目基礎情報

学校 北九州工業高等専門学校 開講年度 平成29年度 (2017年度)
授業科目 学外実習
科目番号 0123 科目区分 専門 / 選択
授業形態 実験・実習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電子制御工学科 対象学年 4
開設期 集中 週時間数
教科書/教材
担当教員 太屋岡 篤憲

到達目標

・学外において、内容を理解して実習を行うことができる。
・実習レポートの作成、実習報告会での報告を行うことができる。
・技術と社会の関わり、技術者の社会における役割を十分理解すること
 ができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
学外において、内容を理解して実習を行うことができる。学外において、内容を理解して実習を行い,自分の考えを提案できる。学外において、内容を理解して実習を行える。学外において、内容を理解して実習を行えない。
実習レポートの作成、実習報告会での報告を行うことができる。実習レポートの作成、実習報告会で自分の考えを述べ,報告を行うことができる。実習レポートの作成、実習報告会で報告を行うことができる。実習レポートの作成、実習報告会で報告を行うことができない。
技術と社会の関わり、技術者の社会における役割を十分理解すること  ができる。技術と社会の関わり、技術者の社会における役割を十分理解し,自分なりに意見を述べることができる。技術と社会の関わり、技術者の社会における役割を十分理解することができる。技術と社会の関わり、技術者の社会における役割を十分理解することができない。

学科の到達目標項目との関係

準学士課程の教育目標 D① 専門工学の基礎に関する知識と基礎技術を統合し、活用できる。
準学士課程の教育目標 E② 日本語で論理的に記述し、報告・討論できる。
準学士課程の教育目標 F② 工業技術と社会・環境との関わりを考えることができる。
準学士課程の教育目標 F③ 技術者としての役割と責任を認識できる。
準学士課程の教育目標 G① 健やかな心身を持ち、社会性、協調性を身に付ける。
準学士課程の教育目標 G② 社会人として、技術者として必要な素養、一般常識や礼儀、マナーについて考えることができる。
専攻科教育目標、JABEE学習教育到達目標 SD① 専攻分野における専門工学の基礎に関する知識と基礎技術を総合し、応用できる。
専攻科教育目標、JABEE学習教育到達目標 SD② 専攻分野の専門性に加え、他分野の知識も学習し、幅広い視野から問題点を把握できる。
専攻科教育目標、JABEE学習教育到達目標 SE② 実験・実習・調査・研究内容について、日本語で論理的に記述し、報告・討論できる。
専攻科教育目標、JABEE学習教育到達目標 SF② 工業技術と社会・環境との関わりを理解し、社会・環境への効果と影響を説明できる。
専攻科教育目標、JABEE学習教育到達目標 SF③ 技術者としての役割と責任(倫理観)を認識し、説明できる。
専攻科教育目標、JABEE学習教育到達目標 SG① メンバーとして、自己のなすべき行動を判断し実行できる。

教育方法等

概要:
本授業は、企業・大学で指導を受けながら種々の実務・実験などを行い、企業におけるエンジニアリング、大学における研究活動を経験し、技術と社会の関わり、技術者の社会における役割を体験学習することを目的とする。
授業の進め方・方法:
夏休みに、1~2週程度、企業あるいは大学におもむき、指導を受けながら、実験、製作、検査などの実務を学習する。実習先は、4年生になった時点で、担任との相談のうえ決定する。実習終了後、レポートを作成し、実習先および学校に提出する。また、実習内容を報告会で発表する。
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 実習受入れ先の選定と事務手続き(4月~7月) ・学級担任(学生課教務係)から連絡される「実習受入れ先一覧」から実習連絡先を選定する。
・学級担任を経由して、実習受入れ先へ「実習依頼状・履歴書・自己調査票・誓約書」などを送付する。
・受入れ決定後、学校へ「学外実習届」を提出する。(学級担任・学生課教務係)
2週 実習受け入れ先での実習(夏季休業期間中)
学級担任が行う「学外実習の諸注意」を厳守の上、実習先の指導に従い、1~2週間の実習を行う。
3週 学外実習報告書の提出(9月) 実習学生は、学級担任が指示する「実習報告書への記載事項」を厳守し、実習終了後速やかに実習に関する「学外実習報告書」を仕上げ、必ず指定された期日までに学級担任へ提出する。
4週 実習受入れ先からの報告(9月~10月) 実習先からの「実習報告書」を受理する。(学級担任・学生課教務係)
5週 学外実習報告会の開催(10月)
実習内容等の発表を行う。
6週
7週
8週
2ndQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週
後期
3rdQ
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
4thQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力専門的能力の実質化インターンシップインターンシップ企業等における技術者の実務を理解できる。4前1
企業人としての責任ある仕事の進め方を理解できる。4
企業における福利厚生面や社員の価値観など多様な要素から自己の進路としての企業を総合的に判断することの重要性を理解できる。4
企業における社会的責任を理解できる。4
企業活動が国内外で他社(他者)とどのような関係性を持つかを理解できる。4
高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が、企業等でどのように活用・応用されているかを理解できる。3
企業人として活躍するために自身に必要な能力を考えることができ、それを高めようと努力する姿勢をとることができる。3
コミュニケーション能力や主体性等の「技術者が備えるべき能力」の必要性を理解できる。3
実際の企業人等との仕事を通して自身のキャリアデザインを明確化することができる。3
社会経験をふまえ、企業においても自分が成長していくことが必要であることを認識できる。4
実務体験を企業や職種とのマッチングの場として考えて積極的な行動ができる。3

評価割合

実習レポート研修結果報告書実習報告会レポート合計
総合評価割合403030000100
基礎的能力0000000
専門的能力403030000100
分野横断的能力0000000