英語C

科目基礎情報

学校 北九州工業高等専門学校 開講年度 2018
授業科目 英語C
科目番号 0140 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 電子制御工学科 対象学年 5
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 English Indicator 2 [Pre-Intermediate] /「日本人のための英語ライティング講座」―日本語発想の転換から英語の書き方をやさしく学ぶ―(南雲堂)
担当教員 柏木 哲也

到達目標

英語のパラブラフ構造を理解して英文を読み、内容をまとめることができる。同時に自分の考えをわかりやすく発信することができる。英語らしい文を書き、英語らしい音声で音読、発話ができるようになる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1各課の内容を8割以上理解できる。各課の内容を7割以上理解できる。各課の内容を6割以上理解できない。
評価項目2各課の語彙・文法を8割以上理解できる。各課の語彙・文法を7割以上理解できる。各課の語彙・文法を6割以上理解できない。
評価項目3各タスクの要求を8割以上達成できる。各タスクの要求を7割以上達成できる。各タスクの要求を6割以上達成できない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
DS:平易な文章を通して、基本的な文型や表現を学習するとともに、基本的な語彙・文法を学習し習得する。また様々な分野においてよく用いられるパラグラフの構成方法と長文要約の仕方を学び、将来、自分の専門分野に関するアカデミックな文章を読む際に必要とされる基本的なリーディング・ライティングストラテジーを身に付けるとともに、基本的な概念を表現できる方略とスキルも身につける。
授業の進め方・方法:
DS:4技能統合型の授業を行う。リーディングでは、文章構成と各文法項目の意味を、ライティングでは話題別、タイプ別に、個人、ペアやグループで演習を行う。プレゼンテーションも行うので必ず準備や予習をして授業に出ること。音読のテストではモデル音源をYou-Tube上にアップするので各自、十分に活用すること。クラスでの自発的なパフォーマンスを高く評価する。
注意点:
指示された予習復習を必ず行ってから授業に参加すること。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 授業の進め方、評価方法、英語の学び方等について説明 授業の進め方、評価方法、英 語の学び方等の理解
2週 Unit 1 Our Aging Society (読解) 現在時制の用法
3週 Unit 1 Our Aging Society (演習) 要約の方法
4週 Unit 2 Holiday Memories (読解) 過去時制の用法
5週 Unit 2 Holiday Memories (演習) 文構成の種類
6週 Unit 3 Sport(読解) 進行形の用法
7週 Unit 3 Sport(演習) 叙述文の書き方
8週 中間試験
2ndQ
9週 Unit 4 Foreign Workers(読解) 完了時制の用法
10週 Unit 4 Foreign Workers(演習) 基本5文型
11週 Unit 5 Lifestyles(読解) 冠詞の用法
12週 Unit 5 Lifestyles(演習) プレゼンテーション(分類)
13週 Unit 6 Sizes (読解) 可算名詞と不可算名詞の用法
14週 Unit 6 Sizes (演習) プレゼンテーション(分類)
15週 前期末試験
16週 試験解説
後期
3rdQ
1週 Unit 7 Bathrooms (読解) 形容詞と副詞の用法
2週 Unit 7 Bathrooms (演習) 比較・対照フォーマット
3週 Unit 8 Weather and Global Warming (読解) 比較構文
4週 Unit 8 Weather and Global Warming (演習) 比較・対照フォーマット
5週 Unit 9 Recycling (読解) 前置詞と接続詞の用法
6週 Unit 9 Recycling (演習) 比較・対照フォーマット
7週 音読テスト(実技)
8週 中間試験
4thQ
9週 Unit 10 Commuting (読解) 不定詞と動名詞
10週 Unit 10 Commuting (演習) 問題解決フォーマット
11週 Unit 11 Crumbling Britain (読解) 助動詞の用法
12週 Unit 11 Crumbling Britain (演習) 問題解決フォーマット
13週 Unit 12 Advertising (読解) 受動態
14週 Unit 12 Advertising (演習) 因果関係フォーマット
15週 定期試験
16週 試験解説

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。3
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。3
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。3
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。3
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。3
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。3
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。3
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。3
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。3
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。3
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。3
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。3
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。3
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。3
英文資料を、自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう、英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことができる。3
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。3
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。3
他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。3
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。3
日本語や特定の外国語で、会話の目標を理解して会話を成立させることができる。3
円滑なコミュニケーションのために図表を用意できる。3
円滑なコミュニケーションのための態度をとることができる(相づち、繰り返し、ボディーランゲージなど)。3
他者の意見を聞き合意形成することができる。3
合意形成のために会話を成立させることができる。3
グループワーク、ワークショップ等の特定の合意形成の方法を実践できる。3

評価割合

試験課題・小テスト相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合60400000100
基礎的能力60400000100
分野横断的能力0000000