工業英語※

科目基礎情報

学校 北九州工業高等専門学校 開講年度 2018
授業科目 工業英語※
科目番号 0163 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 制御情報工学科 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 後期:2
教科書/教材 プリント教材
担当教員 谷口 茂,蒋 欣

到達目標

1. 科学技術に関する専門用語が理解できる。
2. 科学技術の文章読解で必要となる英語構文が理解できる。
3. 科学技術の分野の基本的な技術資料が理解できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
科学技術に関する専門用語の理解科学技術文献の専門用語が十分に理解できる科学技術文献の基本的な専門用語が理解できる科学技術文献の基本的な専門用語が理解できない
科学技術文章読解で必要な構文の理解科学技術文献の構文が十分に理解できる科学技術文献の基本的な構文が理解できる科学技術文献の基本的な構文が理解できない
科学技術文章の技術資料の読解科学技術資料が十分に読解できる基本的な科学技術資料が読解できる基本的な科学技術資料が読解できない

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
科学技術の最新の情報は英語で発信されることが多く、その内容を的確に把握することはエンジニアとして必要不可欠である。本授業では特に、本コースで必要となる英文のテキストを読んで理解できるよう、必要となる専門用語と構文を身に着け、読解力を養成することを目的とする。
授業の進め方・方法:
プリントを中心に学生を指名し翻訳して授業を進める。科学技術英語の特徴として、専門用語が多く使われる一方で構文は比較的単純であることがあげられる。専門分野に関する多くの知識を基礎にして、文の構造をつかんで正確に意味を読みとり、英文を理解する。ほぼ毎回、演習を行う。
注意点:
これまでに学んできた英語の授業を基礎にするが、専門用語に慣れることが重要である。予習・復習を欠かさないこと。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 科学技術英語の特徴、授業計画 科学技術で必要となる英語の特徴および授業計画について理解をしている。
2週 科学技術文献で多く用いられる英語文法説明(品詞、コロケーション)、英論文読解と短文翻訳練習 科学技術文献読解で必要となる文法と専門用語を習得する。科学技術短文内容を理解する。
3週 科学技術文献で多く用いられる英語文法説明(従節、否定、能動態と受動態)、英論文読解と短文翻訳練習 科学技術文献読解で必要となる文法と専門用語を習得する。科学技術短文内容を理解する。
4週 科学技術文献で多く用いられる英語文法説明(比較、倒置、省略と強調)、英論文読解と短文翻訳練習 科学技術文献読解で必要となる文法と専門用語を習得する。科学技術短文内容を理解する。
5週 機械工学の英語文献読解 機械工学分野の初等的な英語文献の読解を行い、内容を理解する。
6週 機械工学の英語文献読解 機械工学分野で定評のある英語文献の読解を行い、内容を理解する。
7週 機械工学の英語文献読解 機械工学分野で定評のある英語文献の読解を行い、内容を理解する。
8週 中間試験 1~7週までの内容を網羅した試験により、授業内容の理解の定着を図る。
4thQ
9週 答案返却とその解説、情報工学の英語文献読解 中間試験の内容について理解をする。情報工学分野の初等的な英語文献の読解を行い、内容を理解する。
10週 情報工学の英語文献読解 情報工学分野の初等的な英語文献の読解を行い、内容を理解する。
11週 情報工学の英語文献読解 情報工学分野の初等的な英語文献の読解を行い、内容を理解する。
12週 情報工学の英語文献読解 情報工学分野の初等的な英語文献の読解を行い、内容を理解する。
13週 科学技術英語発表の仕方説明、英語発表準備。 科学技術英語発表の方法を修得する。
14週 科学技術英語文献発表(論文のIntroduction部分或いは自分の研究概要) 科学技術英語文献を発表できる。
15週 定期試験 9~14週までの内容を網羅した試験により、授業内容の理解の定着を図る。
16週 答案返却とその解説 定期試験の内容について理解をする。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。3
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。3
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。3
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。3
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。3
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。3
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。3
英語運用能力向上のための学習英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。3
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。3
英文資料を、自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう、英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことができる。3
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。3

評価割合

試験演習相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合70300000100
基礎的能力0000000
専門的能力70300000100
分野横断的能力0000000