到達目標
1. 実験内容の内容をレポートにまとめることができ、口頭でも説明できる。A②B②、SA②SB②
2. 制御工学実験を行い、実験の準備、実験装置の操作、実験結果の整理と考察ができる。A②B②、SA②SB②
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | レポートの書式を整え、実習内容に関する考察を書くことができる。 | 実習内容に関する考察をレポートに書くことができている。 | 実習内容をレポートに書くことができない。 |
評価項目2 | 装置の扱い方を正確に理解しており、実習への取り組み方が優れている。 | 装置を操作できる。 | 装置をマニュアルをみながら操作できない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
本授業では、本学科の基本方針である「インターフェースの創造」において重要な要素である「アクチュエータ」と「確率統計解析」について、知識だけでなく実習も重視し実践的に理解することを目的とする。アクチュエータでは、コンピュータやPLC を使って、実際に各種アクチュエータを動作させ、原理や応用について学ぶ。実習結果をレポートにまとめ、整理と考察を行う。確率統計解析では、表計算ソフトを用いて確率・統計を実践的に学ぶ。
授業の進め方・方法:
クラスを授業項目1~3 の「アクチュエータ班」、4~7 の「確率統計解析班」に分け、それぞれを30 時間ずつ受講する。
アクチュエータ班は専攻科棟5 階に設置してある「知能化CIM 実習実験設備」を利用する。受講者は、8つの班に分けて実習する。
確率統計解析班は8 号館3 階のCAD 室を利用する。
注意点:
アクチュエータでは、実習に対して、実習目的、内容、考察を実習レポートとしてまとめさせている。シーケンス制御、ロボットのプログラムの意味を再度理解するための考察する時間を与え、まとめる力をつけさせている。
確率統計解析では、実践的に学習できるような具体的な演習問題やプログラムの作成課題を与える。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
シラバスの説明 ロボットの操作を学び、 ロボットのジョグ運転実習を行う |
ロボットの構造を説明できる。 ジョグ運転操作ができる。
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2週 |
ロボットシミュレータを学び、 ロボットシミュレータでプログラミングを行う |
シミュレータ操作ができる。 プログラミングできる。
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3週 |
ロボットのティーチング実習を行う パレタイジングのためのティーチング実習を行う |
ティーチング操作ができる。 パレタイジングを説明できる。
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4週 |
パレタイジングのためのプログラミング実習を行う |
パレタイジングのプログラミングができる。 パレタイジングにより、ワークの搬送ができる。
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5週 |
外部入出力装置を使った信号処理を学ぶ カラーセンサを学ぶ |
ロボットとPLC間の信号の入出力が説明できる。 カラーセンサの動作を説明できる。
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6週 |
空気圧アクチュエータ実習を行う シーケンス制御実習を行う |
空気圧アクチュエータの操作ができる。 PLCのプログラミングができる。
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7週 |
シーケンス制御実習を行う |
PLCのプログラミングにより、空気圧アクチュエータとランプの動作ができる。
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8週 |
ロボットとPLCの同期制御実習を行う |
ロボットとPLCの信号操作によるプログラミングができる。
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2ndQ |
9週 |
記述統計学と推測統計学、Excel関数リファレンスについて学ぶ |
記述統計学と推測統計学の違いが説明でき、数式および条件式を用いたレポートをExcelで作成できる。
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10週 |
代表値について学ぶ |
Excelを用いて、平均値、中央値、最頻値が計算でき、レポート作成ができる。
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11週 |
散布度について学ぶ |
Excelを用いて、分散、標準偏差、変動係数、四分位偏差が計算でき、レポート作成ができる。
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12週 |
度数分布、クロス集計について学ぶ |
Excelを用いて、ヒストグラム、クロス集計が計算でき、レポート作成ができる。
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13週 |
基準値と偏差値、相関分析と回帰分析について学ぶ |
Excelを用いて、基準値、偏差値が計算でき、相関分析と回帰分析ができる。
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14週 |
確率分布について学ぶ |
確率分布を理解し、二項分布、ポアソン分布の計算ができる。
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15週 |
正規分布と中心極限定理について学ぶ |
Excelを用いて正規分布の計算ができ、中心極限定理について説明できる。
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | 実習レポート | 合計 |
総合評価割合 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |