英語AⅣ

科目基礎情報

学校 北九州工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 英語AⅣ
科目番号 0182 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 制御情報工学科 対象学年 4
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 M:STEP-UP SKILLS FOR THE TOEIC LISTENING AND READING TEST(朝日出版)、Innovative Japanese Companies(松柏社)ESC:The High Road to the TOEIC Listening and Reading Test (金星堂)
担当教員 久保川 晴美,中村 嘉雄,東島 加奈

到達目標

・TOEIC400点レベルの語彙を習得し、同レベルの英文読解ができる。
・TOEIC400点レベルのリスニングができる。
・英文読解に必要な基本的文法が理解できる。
・TOEICで400点相当の点数が取れる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1TOEIC400点レベルの語彙を習得し、同レベルの英文読解ができる。TOEIC400点レベルの語彙を70%程度習得し、同レベルの英文読解が70%程度できる。TOEIC400点レベルの語彙を50%未満しか習得できず、同レベルの英文読解もほとんどできない。
評価項目2TOEIC400点レベルのリスニングができる。TOEIC400点レベルのリスニングが70%程度できる。TOEIC400点レベルのリスニングがほとんど理解できない。
評価項目3英文読解に必要な基本的文法が理解できる。英文読解に必要な基本的文法が70%程度理解できる。英文読解に必要な基本的文法がほとんど理解できない。
評価項目4TOEICで400点程度の得点を取ることができる。TOEICで350点程度の得点を取ることができる。TOEICで300点程度の得点を取ることができない。
評価項目(D):Visual Aid英語プレゼンテーションのVisual Aidsをわかりやすく、効果的に作ることができる。英語プレゼンテーションのVisual Aidsを概ね、わかりやすく、効果的に作ることができる。英語プレゼンテーションのVisual Aidsをわかりやすく、効果的に作ることができない。
評価項目(D): 英語プレゼンテーション英語プレゼンテーションのノウハウを十分理解し、英語を活用・発音できる。英語プレゼンテーションのノウハウを概ね理解し、英語を活用・発音できる。英語プレゼンテーションのノウハウを理解し、英語を活用・発音できない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
M:本授業では、TOEICに対応できる読解力、リスニング力、語彙力の増強を図りながら、総合的英語力を向上させることを目的とする。将来も自力で英語学習を継続していくために、自分に適した英語学習方法を探究することも目指す。
ESC:本授業では、TOEICに対応できる読解力、リスニング力、語彙力の増強を図りながら、総合的英語力を向上させることを目的とする。将来も自力で英語学習を継続していくために、自分に適した英語学習方法を探究する。
D: 本授業では、英語プレゼンテーションの初歩的な知識、アメリカ文化の基本的な理解を通して、リスニング力、語彙力の増強を図りながら、総合的英語力を向上させることを目的とする。将来も自力で英語学習を継続していくために、自分に適した英語学習方法を探究することも目指す。英語プレゼンテーションでは、いままでの英語能力を活用し実践力も身につける。
授業の進め方・方法:
M:テキストの問題を授業で確認する中で、語彙や文法などを音読やペアワークを通して、定着を図る。授業では教科書以外に工学系の英文を利用してさまざまな内容の英語に触れることもある。授業に関連した内容を中心に小テストを行う。
ESC:1. 事前に自宅で解いてきた問題を授業で確認する。音読やペアワークを通して、定着を図る。
2. 授業では教科書以外にCNNやTEDなど、インターネットを視聴して様々な内容の英語に触れる。
3. 授業に関連した内容を中心に小テストを行う。
D: 1. 事前に自宅で予習を行い、音読やペアワーク、グループ学習を通して定着と発展を図る。
2. アメリカ映画も活用し、アメリカの基本的な文化・歴史について理解を深める。
  3. 授業に関連した内容の小テスト、英語プレゼンテーションの作成と発表を行う。
注意点:
教科書音声ファイルは各自ダウンロードして、予習・復習に活用する。
D: 予習を必ず行うこと。辞書を必ず持ってくること。積極的に英語を話す姿勢を示すこと。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 M:Eating Out (1) 、サイバーダイン株式会社
ESC:授業ガイダンスUnit 1 Travel
D: 授業ガイダンス Unit 1, グループ分け
M:動詞(1)
ESC:英語学習の意義、予習復習の仕方
D: 英語プレゼンテーションの意義
2週 M:Eating Out (2) 、サイバーダイン株式会社
ESC:Unit 1 Travel
D: Unit 2
M:動詞(1)
ESC:時制
D: Cellphoneの危険性からプレゼンテーションの構成を学ぶ
3週 M:Travel (1)、株式会社ミライセンス
ESC:Unit 2 Dining Out
D: Unit 2
M:動詞(2)
ESC:主述の一致
D: Cellphoneの危険性からプレゼンテーションの構成を学ぶ
4週 M:Travel (2)、株式会社ミライセンス
ESC:Unit 2 Dining Out, Unit 3 Media
D: Unit 3
M:動詞(2)
ESC:能動態・受動態
D: Climate Changeからプレゼンテーションの構成を学ぶ
5週 M:Amusement (1)、フリュー株式会社
ESC:Unit 3 Media
D: Unit 3
M:品詞
ESC:接続表現
D: Climate Changeからプレゼンテーションの構成を学ぶ
6週 M:Amusement (2)、フリュー株式会社
ESC:Fill in the Blanks, Vocabulary Quiz, Dictation
D: Unit 4
M:品詞
ESC:各場所での英語表現
D: Food Issuesからプレゼンテーションの構成を学ぶ
7週 M:Meetings (1)、マリンバイオテクノロジー株式会社
ESC:Fill in the Blanks, Vocabulary Quiz, Dictation
D: Unit 4
M:分詞
ESC:各場所での英語表現
D: Food Issuesからプレゼンテーションの構成を学ぶ
8週 中間試験 1~7週までの内容を網羅した試験により、授業内容の理解の定着を図る。
2ndQ
9週 M:Meetings (2)、アサヒ飲料株式会社
ESC:試験問題解答, Unit 4 Entertainment
D: Unit 5
M:分詞
ESC:動名詞・不定詞
D: Unit 5 効果的な英語プレゼンテーションの構成、表現について学ぶ、プレゼンテーション内容の検討、構成
10週 M:Personnel (1)、アサヒ飲料株式会社
ESC:Unit 4 Entertainment
D: Unit 6
M:不定詞と動名詞(1)
ESC:接続表現
D: Visual Aidの作り方を学ぶ、各プレゼンテーションの構成、発表原稿作成
11週 M:Personnel (2)、株式会社キーストーンテクノロジー
ESC:Unit 5 Purchasing
D: Unit 7
M:不定詞と動名詞(1)
ESC:代名詞
D: プレセンテーションの評価、着眼点を学ぶ、visual aid プレゼンテーション原稿の作成
12週 M:Shopping (1)、株式会社キーストーンテクノロジー
ESC:Unit 6 Clients
D: 英語プレゼンテーション発表会
M:不定詞と動名詞(2)
ESC:答えの推測
13週 M:Shopping (2)、三菱重工業株式会社
ESC:Fill in the Blanks
D: 英語プレゼンテーション発表会
M:不定詞と動名詞(2)
ESC:品詞
14週 M:Advertisement、富士フィルム・ホールディングス株式会社
ESC:Vocabulary Quiz, Dictation
D: 英語プレゼンテーション発表会
M:仮定法
ESC:各場所での英語表現、語彙増強
15週 定期試験 9~14週までの内容を網羅した試験により、授業内容の理解の定着を図る。
16週 定期試験内容についての解説 定期試験の内容を理解する。
後期
3rdQ
1週 M:Daily Life (1)、株式会社アシックス
ESC:Unit 7 Recruiting
D: Unit 1, Super Size Me (2004)
M:受動態
ESC:品詞
D: アメリカのファストフード
2週 M:Daily Life (2)、株式会社アシックス
ESC:Unit 7 Recruiting, Unit 8 Personnel
D: Unit 2, Super Size Me (2004)
M:受動態
ESC:語彙
D: アメリカのファストフード
3週 M:Office Work (1)、シヤチハタ株式会社
ESC:Unit 8 Personnel
D: Unit 3, The Apartment (1960)
M:代名詞
ESC:品詞
D: アメリカのモダン文化
4週 M:Office Work (2)、シヤチハタ株式会社
ESC:Unit 9 Advertising
D: Unit 4, The Apartment (1960)
M:代名詞
ESC:比較
D: アメリカのモダン文化
5週 M:Business (1)、アイシン精機株式会社
ESC:Unit 9 Advertising, Fill in the Blanks
D: Unit 5, City Lights (1931)
M:数量詞
ESC:文選択
D: アメリカのモダン文化
6週 M:Business (2)、アイシン精機株式会社
ESC:Fill in the Blanks
D: Unit 6, City Lights (1931)
M:数量詞
ESC:各場所での英語表現
D:アメリカのモダン文化
7週 M:Traffic (1)、任天堂株式会社
ESC:Vocabulary Quiz, Dictation
D: Unit 7, 前期のまとめ
M:接続詞
ESC:語彙増強
8週 中間試験 1~7週までの内容を網羅した試験により、授業内容の理解の定着を図る。
4thQ
9週 M:Traffic (2)、株式会社タニタ
ESC:試験問題解答、Unit 10 Meetings
D: Unit 9, The Matrix (1999)
M:接続詞
ESC:前置詞
10週 M:Finance and Banking (1)、株式会社タニタ
ESC:Unit 10 Meetings
D: Unit 10, The Matrix (1999)
M:前置詞
ESC:文選択
11週 M:Finance and Banking (2)、AuthaGraph株式会社
ESC:Unit 11 Finance
D: Unit 11, Smoke (1995)
M:前置詞
ESC:接続詞
D: 人種、階級、都市
12週 M:Media (1)、AuthaGraph株式会社
ESC:Unit 12 Offices
D: Unit 12, Smoke (1995)
M:語彙
ESC:接続詞・前置詞
D: 人種、階級、都市
13週 M:Media (2)、オリンパス株式会社
ESC:Fill in the Blanks
D: Unit 13, 15
M:語彙
ESC:詳細情報、各場所での英語表現
14週 M:Health and Welfare、オリンパス株式会社
ESC:Vocabulary Quiz, Dictation
D: 後期のまとめ
M:Useful Expression
ESC:各場所での英語表現、語彙増強
15週 定期試験 9~14週までの内容を網羅した試験により、授業内容の理解の定着を図る。
16週 定期試験内容についての解説 定期試験の内容を理解する。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識英語のつづりと音との関係を理解できる。1前1
英語の標準的な発音を聴き、音を模倣しながら発声できる。1前1
英語の発音記号を見て、発音できる。1前1
リエゾンなど、語と語の連結による音変化を認識できる。1前1
語・句・文における基本的な強勢を正しく理解し、音読することができる。2前1
文における基本的なイントネーションを正しく理解し、音読することができる。2前1
文における基本的な区切りを理解し、音読することができる。2前1
中学で既習の1200語程度の語彙を定着させるとともに、2600語程度の語彙を新たに習得する。1前1
自分の専門に関する基本的な語彙を習得する。1前1
中学校で既習の文法事項や構文を定着させる。1前1
高等学校学習指導要領に示されているレベルの文法事項や構文を習得する。2前1
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。2前1
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。2前1
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。2前1
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。2前1
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。3前1
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。3前1
毎分100語程度の速度で平易な物語文などを読み、その概要を把握できる。2前1
自分や身近なことについて100語程度の簡単な文章を書くことができる。2前1
毎分120語程度の速度で物語文や説明文などを読み、その概要を把握できる。2前1
自分や身近なこと及び自分の専門に関する情報や考えについて、200語程度の簡単な文章を書くことができる。3前1

評価割合

試験TOEIC-IP課題・小テスト単語テストポートフォリオその他合計
総合評価割合200060000260
M:基礎的能力602.537.500060
ESC:基礎的能力70030000100
D:基礎的能力70030000100