到達目標
1.日本における環境、資源、エネルギーの事情を理解できる。
2.世界における環境、資源、エネルギーの事情を理解できる。
3.省エネルギー、新エネルギーについて理解できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 日本における環境、資源、エネルギーの事情を理解でき、今後の展開などを考えられる。 | 日本における環境、資源、エネルギーの事情を理解できる。 | 日本における環境、資源、エネルギーの事情を理解できない。 |
評価項目2 | 世界における環境、資源、エネルギーの事情を理解でき、今後の展開などを考えられる。 | 世界における環境、資源、エネルギーの事情を理解できる。 | 世界における環境、資源、エネルギーの事情を理解できない。 |
評価項目3 | 省エネルギー、新エネルギーについて理解でき、今後の展開などを考えられる。 | 省エネルギー、新エネルギーについて理解できる。 | 省エネルギー、新エネルギーについて理解できない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
現代における人類の繁栄の代価として、さまざまな環境問題、資源問題、エネルギー問題が世界中で顕在化している。そして、それらの問題は人類が解決すべき課題である。そこで、環境、資源、エネルギーの諸問題を俯瞰し、これらが密接に関係することおよび関連する工学的な技術の基本を学ぶ。
授業の進め方・方法:
地球温暖化を主題に環境問題と資源・エネルギー問題について解説する。授業開始日に各自にレポート課題を課し、期間後半での提出および一部の学生によるプレゼンを行う。授業は教科書だけではなく新聞記事、政府白書、企業統計などできる限り最新の情報をもとに行い、適宜工学的な考えを盛り込む。教科書はすでに古いデータによる図表がほとんどであり、場合によっては教科書の図表を改訂しながら進める。
注意点:
レポートは、着眼点、資料の質および量、作成者の考えなどから評価する。新し情報を随時収集するためにも日ごろから新聞、テレビニュース、ドキュメンタリー、企業動向、政府発表などに注意しておく必要がある。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス 技術の進歩および倫理観 レポート課題 |
広い視野で技術を俯瞰することができる。
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2週 |
地球規模で見た環境、資源、エネルギー問題 |
地球規模で諸問題を捉えることができる。
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3週 |
地球温暖化とは |
地球温暖化とは何か、その本質を理解できる。
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4週 |
地球温暖化に対する国内および国際的取組 |
地球温暖化に対するさまざまな取り組みを理解できる。
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5週 |
化石燃料 |
石油、石炭、天然ガスなどの化石燃料について理解できる。
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6週 |
原子力発電 |
原子力発電について、その原理、国内、海外での原子力発電事情を理解できる。
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7週 |
風力発電 |
自然エネルギーのひとつである風力発電の原理や特徴を理解できる。
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8週 |
中間試験 |
中間試験を実施し、第2週~第7週までの理解度を確認する。
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2ndQ |
9週 |
中間試験の解説 日本のエネルギー事情 |
中間試験の内容を理解する。 身近な日本のエネルギー事情を理解できる。
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10週 |
世界のエネルギー事情1 |
世界のエネルギー事情を俯瞰することができる。
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11週 |
世界のエネルギー事情2 |
世界のエネルギー、資源事情を統計等を用いて理解できる。
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12週 |
省エネルギー |
代表的な省エネルギー技術を理解できる。
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13週 |
さまざまな新技術 |
新たな資源発掘、エネルギー効率の向上などの新しい技術を理解できる。
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14週 |
レポート発表会 |
レポートを発表し、内容をクラスで共有する。
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15週 |
期末試験 |
期末試験を実施し、第9週~13週までの理解度を確認する。
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16週 |
期末試験 |
期末試験の内容を理解する。
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 60 | 0 | 0 | 0 | 40 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 60 | 0 | 0 | 0 | 40 | 0 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |