英語AⅢ

科目基礎情報

学校 北九州工業高等専門学校 開講年度 平成27年度 (2015年度)
授業科目 英語AⅢ
科目番号 0004 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 総合科学科 対象学年 3
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 『MY WAY English CommunicationⅢ』森住 衛 他(三省堂)
担当教員 渡辺 眞一

到達目標

1. 語・句・文における基本的な強勢を正しく理解し、音読することができる。
2. 文における基本的な区切りを理解し、音読することができる。
3. 中学で既習の1200語程度の語彙を定着させるとともに、2600語程度の語彙を新たに習得する。
4. 高等学校学習指導要領に示されているレベルの文法事項や構文を習得する。
5. 毎分120語程度の速度で物語文や説明文などを読み、その概要を把握できる。
5. TOEIC Bridgeで130点相当の点数を取ることができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1各レッスンの文法事項が8割以上理解できる。各レッスンの文法事項が7割以上理解できる。各レッスンの文法事項が6割以上理解できない。
評価項目2各レッスンの内容が8割以上理解できる。各レッスンの内容が7割以上理解できる。各レッスンの内容が6割以上理解できない。
評価項目3各レッスンや単語テストの語彙が8割以上理解できる。各レッスンや単語テストの語彙が7割以上理解できる。各レッスンや単語テストの語彙が6割以上理解できない。

学科の到達目標項目との関係

準学士課程の教育目標 E①  歴史・文化・国語・外国語を学び、コミュニケーションするための基礎的な教養を身に付ける。

教育方法等

概要:
本授業では、1、2年次に既習の学習項目を基礎とし、科学記事、物語等の様々な形式の英文を読むことにより、英語の基本的な構造を理解し、情報や書き手の意図を明確に把握できることを目的とする。授業では、英単語・熟語、文法・語法を基盤として英文を理解したうえで、様々なタスクに取り組む積極的な態度を養う。
授業の進め方・方法:
1. 予習(単語・熟語の意味調べ、本文の通読など)は授業前に済ませておく。
2. リーディングスキル(読解方略)に基づいた英文の読み方を養成する。
3. 様々なタスクに取り組むことで学習内容を定着させる。
4. 進度の関係上、教科書の課によっては課題することもある。
5.TOEIC Bridge、英検、全校一斉英単語テスト(「理工系学生のための必修英単語2600(COCET2600)」)などの成績は英語科内規に準じて加点材料とする。適宜、小テストや各課の復習テストなどを課す。
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 授業の進め方、予習復習の仕方、テスト、参考書、シラバスなどについての説明 英文法、英語音声、リスニング、リーディングのコツについて概略を学ぶ。
2週 RS 1. Onomatopoeia
言語によるオノマトペの違いを知る。
主語と述語動詞
3週 RS 2.Gross National Happiness
ブータンという国について、また国民総幸福量という概念を学ぶ。
フレーズ・リーディング
4週 RS 3 The International Day of Peace
国際平和デーとその制定の経緯について知る。
代名詞
5週 RS 4 Arabic Calligraphy
アラビア書道について知る。
未知語の推測
6週 RS 5 [G]Laughter Therapists
患者の回復に貢献する笑い療法士の活動について知る。
パラグラフ構成
7週 RS 5 [T] Secrets of Janken
じゃんけんに勝つための秘訣とその理由について知る。
パラグラフ構成
8週 中間試験
2ndQ
9週 試験解説と授業 RS 6 [G] Wild Raccoon Dogs in Tokyo
東京都心に生息する野生のタヌキの生態について知る。
ディスコースマーカー:
列挙・例示
10週 RS 6 [T] The Language Café
スウェーデンにある言語を楽しむためのカフェについて知る。
ディスコースマーカー:
列挙・例示
11週 Signs around Town 1 (街なかの英語 アメリカ編)/Words and Culture 1 (ことばと文化 KEY) 言語にまつわる文化理解
12週 RS 7 [G] The High Line
NYの廃線跡に建設されたハイライン公園について知る。
ディスコースマーカー:
時間的順序
13週 RS 7 [T] How Fast Can Humans Run?
男子100m走の歴代記録の推移について学ぶ。
ディスコースマーカー:
時間的順序
14週 RS 8 [G] Shortened Words in Texting
英語のメールにおける省略語の存在とその賛否について知る。
ディスコースマーカー:
比較・対照
15週 期末試験
16週 試験解説
後期
3rdQ
1週 RS 8 [T] Plant Factories
植物を生産する工場について知る。
ディスコースマーカー:
比較・対照
2週 RS 9 [G] Neighbors’ Day
都市における住民の交流を深める「隣人の日」の意義を知る。
ディスコースマーカー:
原因・結果
3週 RS 9 [T] Bicycle Sharing
都市で広まる自転車シェアリングのシステムについて知る。
ディスコースマーカー:
原因・結果
4週 RS 10 [G] Thirty-Six Views of the Eiffel Tower
浮世絵に影響を受けて生まれた西洋芸術について知る。
スキミング
5週 RS 10 [T] Blue Roses
遺伝子組み換え技術により誕生した青いバラについて知る。
スキミング
6週 RS 11 [G] Join the ABC Tennis Club!
テニススクールの広告を読み取る。
スキャニング
7週 RS 11 [T] Kyoto One-Day Tour
バスツアーの広告を読み取る。
スキャニング
8週 中間試験
4thQ
9週 試験解説と授業Lesson 1 Narrow Boats in Britain
英国におけるナローボートの役割の変遷と、現代での人気の理由を知る。
助動詞+受け身 / 比較級・最上級 / 関係代名詞what
10週 Lesson 1 Narrow Boats in Britain
英国におけるナローボートの役割の変遷と、現代での人気の理由を知る。
助動詞+受け身 / 比較級・最上級 / 関係代名詞what
11週 Lesson 2 A Miraculous Pianist
舘野泉さんの生き方を通じて、あきらめないことの大切さを知る。
no matter how ~ / 同格のthat / 分詞構文
12週 Lesson 2 A Miraculous Pianist
舘野泉さんの生き方を通じて、あきらめないことの大切さを知る。
no matter how ~ / 同格のthat / 分詞構文
13週 Lesson 3 iPS Cells
iPS細胞の仕組みとそのはたらき、可能性を知る。
it is ~ that ... / 助動詞+受け身
14週 Lesson 3 iPS Cells
iPS細胞の仕組みとそのはたらき、可能性を知る。
it is ~ that ... / 助動詞+受け身
15週 定期試験
16週 試験解説

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識英語のつづりと音との関係を理解できる。1前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14
英語の標準的な発音を聴き、音を模倣しながら発声できる。1前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14
英語の発音記号を見て、発音できる。1前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14
リエゾンなど、語と語の連結による音変化を認識できる。1前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14
語・句・文における基本的な強勢を正しく理解し、音読することができる。2前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14
文における基本的なイントネーションを正しく理解し、音読することができる。2前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14
文における基本的な区切りを理解し、音読することができる。2前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14
中学で既習の1200語程度の語彙を定着させるとともに、2600語程度の語彙を新たに習得する。1前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14
自分の専門に関する基本的な語彙を習得する。1前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14
中学校で既習の文法事項や構文を定着させる。1前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14
高等学校学習指導要領に示されているレベルの文法事項や構文を習得する。2前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。2前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。2前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。2前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。2前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14
毎分100語程度の速度で平易な物語文などを読み、その概要を把握できる。2前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14
自分や身近なことについて100語程度の簡単な文章を書くことができる。2前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14
毎分120語程度の速度で物語文や説明文などを読み、その概要を把握できる。2前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14
自分や身近なこと及び自分の専門に関する情報や考えについて、200語程度の簡単な文章を書くことができる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14

評価割合

試験小テスト・課題等その他合計
総合評価割合70300000100
基礎的能力70300000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000