到達目標
1. 自然科学、工学等に関する自らの知識とともに、それらを英語で表現・発表する際に必要かつ十分な情報を収集・活用することができる。
2. 発表資料・原稿となる英文を、文法的理解を踏まえたうえで読解および作成できる。
3. 対象者を考慮して、ポスターやプレゼンテーションのスライド形式で、自らの発表内容を見やすくまとめ、英語で(文書・口頭とも)伝えることができる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 自然科学、工学等に関する自らの知識を英語で的確に表現・発表する際に必要な情報を書籍、文献、インターネットなどを通じて収集し、その内容を比較検証して有効に活用することができる。 | 自然科学、工学等に関する自らの知識を英語で的確に表現・発表する際に必要な情報を書籍、文献、インターネットなどを通じて収集して活用することができる。 | 自然科学、工学等に関する自らの知識を英語で的確に表現・発表する際に必要な情報を書籍、文献、インターネットなどを通じて収集することができない、あるいは誤った活用をする。 |
評価項目2 | 発表資料・原稿となる英文を、文法的事項により比較分類、説明することができるとともに読解および作成できる。 | 発表資料・原稿となる英文を読解および作成でき、 文法的事項を踏まえて説明することができる。 | 発表資料・原稿となる英文の読解および作成に文法的、表現的誤りが多く、文章としての意味を成さない。 |
評価項目3 | 文化的背景も含み対象者を考慮して、ポスターやパソコンのスライド形式で、自らの発表内容を見やすくまとめ、プレゼンテーション手法を用いてスムーズにわかりやすく英語(文書・口頭)で伝えることができる。 | 対象者を考慮して、ポスターやパソコンのスライド形式で、自らの発表内容をまとめ、基本的プレゼンテーション手法を用いて英語(文書・口頭) で伝えることができる。 | ポスターやプレゼンテーションのスライド形式で自らの発表内容を見やすくまとめることができない、あるいは英語 (文書・口頭) で伝えることができない。 |
学科の到達目標項目との関係
専攻科課程教育目標、JABEE学習教育到達目標 SE① 歴史・文化・日本文学(国語)・外国語を学び、多様な文化を理解できる。
専攻科課程教育目標、JABEE学習教育到達目標 SE③ 専攻分野の技術英文を含め、英文を読解し、日本語での内容説明ができる。
教育方法等
概要:
現在、専門知識とともに自らの専門領域以外にも対応できる融合複合領域に通じたグローバル技術者が求められている。
本科目は前期の生産デザイン工学演習において作成した日本語ポスター、あるいは発表用PPTを基にした英語口頭発表・ポスター発表の準
備と発表会の実施を通じて専門・他工学分野の英語に接し、情報収集、英語表現・文法、発表技法を含む幅広い英語運用能力の涵養を行う。
授業の進め方・方法:
生産デザイン工学演習において作成した日本語ポスターあるいは発表用PPTを基に、学生がチームごとに英語発表を行うグループ学習型授業である。英語のブラッシュアップと分析による英文理解を目指すとともに、英語運用における情報収集、比較検討、発表技法の検証など幅広い英語運用能力と発表レベルの向上に努める。
注意点:
補助教材として動画資料やグループ学習用大判プリント教材(LSH)、課題などを活用しながら継続的に学習していくことが重要である。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
ガイダンス: 科学技術英語、ESP(Englsih for Specific Purpose), ELF((English as Linga Franca)について、グループ学習の進め方について |
科学技術英語、ESP(Englsih for Specific Purpose), ELF((English as Linga Franca)の特徴について理解し、説明できる。
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2週 |
英語プレゼンテーションについて(タイトル、論理展開の手法) |
英語プレゼンテーションについて理解し、説明できる。
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3週 |
語表現のため英単語、語句の選定1 前期の生産デザイン工学演習で作成された日本語ポスター・スライドを基にそれらの英語発表に必要な単語、語句、専門用語を各グループ・個人で調べ確認、収集する。 |
英語発表に必要な単語、語句、専門用語を各グループ・個人で調べ確認、収集することができる。
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4週 |
英語表現のための英単語、語句の選定2 前期での生産デザイン工学演習で作成された日本語ポスター・スライドを基にそれらの英語発表に必要な単語、語句、専門用語を各グループ・個人で調べ比較、収集することができる。
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英語発表に必要な単語、語句、専門用語を各グループ・個人で調べ比較、収集することができる。
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5週 |
ポスター・発表スライド作成1 パワーポイント発表準備 第1回発表会におけるスライドを作成する。
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英語発表会におけるスライドの概要を作成できる。
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6週 |
ポスター・発表スライド作成2 パワーポイント発表準備 第1回発表会におけるスライドを作成、完成させる
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英語発表会におけるスライドを作成できる。
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7週 |
第1回発表会 練習・リハーサル 各グループでの発表リハーサルを行う。発表は各部分をグループメンバーが分担する形で行われる。プレゼンテーションとしての注意点・留意点の確認
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英語発表(分担)をスムーズに行うことができる。
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8週 |
第1回発表会 質疑応答を含め10分プレゼンテーションを行う。グループメンバー全員が口頭発表を行う。発表会は公開形式。
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練習として英語で分かりやすくグループ発表をすることができる。
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4thQ |
9週 |
発表の総括・英語文法事項の確認 発表に使用された英単語、専門用語、英文法事項とプレゼンテーションとしてのパフォーマンス評価・分析し、発表の振り返りを行う。
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発表に使用された英単語、専門用語、英文法事項とプレゼンテーションとしてのパフォーマンス評価・分析することができる。
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10週 |
第2回発表会用スライド作成1。英文ブラッシュアップ、英語による複数表現を考えることを通じて英語力の向上を図る。 |
発表英文をブラッシュアップし、複数表現を考えることができる。
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11週 |
第2回発表会用スライド作成2。英文ブラッシュアップ、英語による複数表現を考えることを通じて英語力の向上を図る。 |
発表英文をブラッシュアップし、複数表現を考えることができる。
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12週 |
第2回発表会 練習・リハーサル1 各グループでの発表リハーサルを行う。発表は各グループメンバーが一人で行う形式で行われる。1回目の分担からの全体への変更プレゼンテーションとしての注意点・留意点の確認
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練習として英語発表(全体)を一人でスムーズに行うことができる。
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13週 |
第2回発表会 練習・リハーサル2 各グループでの発表リハーサルを行う。発表は各グループメンバーが一人で行う形式で行われる。1回目の分担からの全体への変更プレゼンテーションとしての注意点・留意点の確認
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練習として英語発表(全体)を一人で分かりやすくスムーズに行うことができる。
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14週 |
第2回発表会 各グループから1名ずつからなる発表グループを構成し、各テーマ担当者が他のグループメンバーにプレゼンテーションを行う。発表会は公開形式。
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聴衆者に対して英語発表(全体)を一人で分かりやすくスムースに行うことができる。
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15週 |
発表の総括・英語・発表事項の確認1 発表に使用されている英単語、専門用語、英文法事項の評価・分析し、発表の振り返りを行う。
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発表に使用されている英単語、専門用語、英文法事項の評価・分析することができる。これらを基に、発表内容とパフォーマンスの振り返りをすることができる。
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16週 |
発表の総括・英語・発表事項の確認2 発表に使用されている英単語、専門用語、英文法事項の評価・分析し、発表の振り返りを行う
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発表に使用されている英単語、専門用語、英文法事項の評価・分析することができる。これらを基に、発表内容とパフォーマンスの振り返りと改善点の発見をすることができる。
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 課題 | 相互評価 | グループワーク | プレゼンテーション | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 0 | 25 | 5 | 10 | 60 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 25 | 0 | 0 | 60 | 0 | 85 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 5 | 10 | 0 | 0 | 15 |