有機・高分子材料工学

科目基礎情報

学校 北九州工業高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 有機・高分子材料工学
科目番号 0015 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 生産デザイン工学専攻 対象学年 専1
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 「高分子材料化学」、吉田泰彦他著、三共出版
担当教員 永田 康久

到達目標

1.基礎的な高分子の合成・構造・物性・成形について理解できる。
2.汎用合成高分子構造材料の基本的な構造と物性について理解できる。
3.高分子機能材料の要求される機能と構造の関係について理解できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
基礎的な高分子の合成・構造・物性・成形について理解できる。基礎的な高分子の合成・構造・物性・成形について理解し説明できる。基礎的な高分子の合成・構造・物性・成形について理解できる。基礎的な高分子の合成・構造・物性・成形について理解できない。
汎用合成高分子構造材料の基本的な構造と物性について理解できる。汎用合成高分子構造材料の基本的な構造と物性について理解し説明できる。汎用合成高分子構造材料の基本的な構造と物性について理解できる。汎用合成高分子構造材料の基本的な構造と物性について理解できない。
高分子機能材料の要求される機能と構造の関係について理解できる。高分子機能材料の要求される機能と構造の関係について理解し説明できる。高分子機能材料の要求される機能と構造の関係について理解できる。高分子機能材料の要求される機能と構造の関係について理解できない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
 各種高分子機能材料のミクロ及びマクロ構造と熱的性質、力学的性質、光学的性質、電気及び電子的性質、物質分離特性、生分解性との関連を修得させた後、高機能発現のために必要な精密化技術と将来の新材料への展開について学習する。
授業の進め方・方法:
 特有の機能が発現する原因・理由は何かを考えさせながら、機能発現と構造の関係、また機能を発現させるための方法論について理解させることに重点を置く。
注意点:
 授業で学習した高分子機能材料について、自ら参考書・専門書等でさらに詳細に学習させ、機能発現と構造の関係、また機能を発現させるための方法論についてさらに理解を深めさせる。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 市場動向
汎用高分子の種類と物性
2週 高性能高分子の構造と物性
3週 繊維材料
4週 繊維材料
フィルム材料
5週 フィルム材料
6週 耐熱性高分子
7週 複合材料
8週 材料強度理論
4thQ
9週 光重合系高分子
10週 光学材料
11週 誘電材料
12週 導電性高分子
13週 物質分離機能材料
14週 医療材料
15週 機能性高分子の将来
16週 定期試験

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80000020100
基礎的能力0000000
専門的能力80000020100
分野横断的能力0000000