知識情報システム

科目基礎情報

学校 北九州工業高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 知識情報システム
科目番号 0084 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 生産デザイン工学専攻 対象学年 専2
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材
担当教員 脇山 正博

到達目標

・命題論理について説明できる.
・述語論理について説明できる.
・Prologを用いて事実,規則,質問のプログラミングができる.
・PBL学習を通してテームワークで問題解決ができる.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
論理と推論論理と推論について的確に説明できる論理と推論について説明できる論理と推論について説明できない
論理プログラミングPrologプログラミングを的確にできるPrologプログラミングができるPrologプログラミングできない
PBL課題知識情報処理の課題が的確にできる知識情報処理の課題ができる知識情報処理の課題ができない

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
本授業では,人工知能に関する知識表現手法について論理学の基本概念と技術を学習し,特に,命題論理,述語論理について理解と,それを計算機に実装する場合のProlog言語を用いたアルゴリズムの実現について演習し,その理解とを主たる目的とする.また学習した知識情報処理の基礎となる知識表現と知識推論等を,PBL学習を通して応用力がつくようにグループ学習により実践的に学習する. 
授業の進め方・方法:
 講義は毎週OHPを用いたe-Learning 方式で行う.授業では,知識処理として述語論理およびPrologについて解説する.その応用としてPBLを用いた演習を行い,アイデア創出力,問題解決能力を育成する.また小テストまたは課題を課し問題を解くことによって理解を深める.
注意点:
講義で行っている内容に関しての課題を提出する.また,小テストをWeb形式で行うので,必ず講義内容の予習・復習をすること.PBL学習では,各班で協力して問題解決を行うこと.また最終結果を発表し,システムの成果物を評価するので,自主的に継続的に学習すること.

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 人工知能 論理と推論について理解する
2週 人工知能 論理と推論について理解する
3週 命題論理 命題論理式の意味や解釈,形式的体系を理解する
4週 命題論理 命題論理式の意味や解釈,形式的体系を理解する
5週 論理プログラミング 論理プログラミングとProlog について理解する
6週 論理プログラミング 論理プログラミングとProlog について理解する
7週 論理プログラミング 論理プログラミングとProlog について理解する
8週 中間試験
2ndQ
9週 関係述語による知識表現 基本的な機能の事実,規則,質問について学習する
10週 関係述語による知識表現 基本的な機能の事実,規則,質問について学習する
11週 述語論理 述語論理の意味や解釈,導出原理を学習する
12週 PBLガイダンス グループ分けを行い,担当を決め課題を分析する
13週 PBL問題の解析・設計 各班ごとに計画を行い,アイデアを創出し問題解決を行う
14週 PBLシステムの作成 各班ごとに与えられた課題についてシステムを作成する
15週 PBL成果発表 各班ごとに学んだことを発表する
16週 定期試験

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験小テスト・レポート相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合70300000100
基礎的能力0000000
専門的能力70300000100
分野横断的能力0000000