バリューチェーンマネジメント

科目基礎情報

学校 北九州工業高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 バリューチェーンマネジメント
科目番号 0096 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 生産デザイン工学専攻 対象学年 専2
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 配布
担当教員 久池井 茂

到達目標

CPS(サイバーフィジカルシステム)の収集・蓄積・分析・活⽤のプロセスを IoT・ビッグデータ・AI・ロボット等の主要なシステム概念として習得できる。
国内外の先端事例によってDX が産業に与える影響を説明できる。
産業における各プロセスとシステムの全体最適化を理解できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1 CPS(サイバーフィジカルシステム)の収集・蓄積・分析・活⽤のプロセスを説明できる。CPS(サイバーフィジカルシステム)の収集・蓄積・分析・活⽤のプロセスがわかる。CPS(サイバーフィジカルシステム)の収集・蓄積・分析・活⽤のプロセスを説明できない。
評価項目2国内外の先端事例によってDX が産業に与える影響を説明できる。国内外の先端事例によってDX が産業に与える影響がわかる。国内外の先端事例によってDX が産業に与える影響を説明できない。
評価項目3産業における各プロセスとシステムの全体最適化を説明できる。産業における各プロセスとシステムの全体最適化がわかる。産業における各プロセスとシステムの全体最適化を説明できない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
DX(デジタルトランスフォーメーション)と国際標準の⽣産システムに焦点を当てる授業である。
授業の進め方・方法:
講義・ワークショップ・発表の形式で進⾏し、事前学習や事後学習で実践的なスキルの向上を⽬指す授業である。課題に対して各々の内容をレポートとしてまとめて提出する。
注意点:
各授業後に、「授業のテーマ」「授業の構成・内容」「コンテンツや時間配分」「進行のスムーズさ」などについて、アンケートを実施する。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 受注管理業務とは 生産手法、生産形態や生産方式について概要を理解する。
2週 受注管理業務 見積もり・原価 製造業を取り巻く変化、変革を支える設計思想を理解する。
3週 受注管理業務 生産計画 生産計画、ERPの言葉を理解する。
4週 実績モニタリング業務 ERP ERPが担う業務の全体像と詳細を理解する。
5週 PLM(製品ライフサイクル) 設計編 設計におけるPLMの役割を理解する。
6週 PLM(製品ライフサイクル) 製造編 製造におけるPLMの役割を理解する。
7週 PLM(製品ライフサイクル) 保守サービス編
保守サービスにおけるPLMを理解する。
8週 製造計画管理業務とは
生産現場におけるスケジューリングの概要を理解する。
4thQ
9週 製造計画管理業務 繰り返し生産方式
生産スケジューリングの種類や手法を理解する。
10週 製造計画管理業務 プロジェクトスケジューリング方式 リソースの平準化、リスクコントロールを理解する。
11週 データの統合管理とは
構造化、非構造化データの違い等データ管理の概要を理解する。
12週 データの統合管理 EBOM・MBOM・BOP EBOM、MBOM、BOPの言葉を理解する。
13週 DXと経営の持続可能性と成長戦略 DXと経営の関係性および成長戦略の考え方を理解する。
14週 DXと組織設計、組織の運営管理の考え方 DXに応じた組織運営に関する考え方を理解する。
15週 まとめ 授業の総括と重要ポイントを再確認する。
16週 定期試験なし

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

演習・レポート合計
総合評価割合100100
基礎的能力00
専門的能力100100
分野横断的能力00