国際社会学演習

科目基礎情報

学校 北九州工業高等専門学校 開講年度 平成29年度 (2017年度)
授業科目 国際社会学演習
科目番号 0097 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 生産デザイン工学専攻 対象学年 専2
開設期 前期 週時間数 1
教科書/教材 「新・国際社会学 」梶田 孝道(名古屋大学出版会)
担当教員 白神 宏

到達目標

・世界で活躍するエンジニアとしての国際的資質を持つことができる。・世界と日本との国際情勢が理解できる。・国際的な宗教的背景についての理解ができる。・民族そして国家の概念が理解でき、それを説明できる。・越境する社会の基礎的な理解ができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1世界で活躍するエンジニアとしての国際的資質を持つことができる。世界で活躍するエンジニアとしての国際的資質を持つことがほぼできる。世界で活躍するエンジニアとしての国際的資質を持つことができない。
評価項目2世界と日本との国際情勢が十分理解できる。世界と日本との国際情勢がほぼ理解できる。世界と日本との国際情勢が理解できない。
評価項目3国際的な宗教的背景についての理解が十分できる。国際的な宗教的背景についての理解がほぼできる。国際的な宗教的背景についての理解ができない。

学科の到達目標項目との関係

専攻科課程教育目標、JABEE学習教育到達目標 SD②  専攻分野の専門性に加え、他分野の知識も学習し、幅広い視野から問題点を把握できる。
専攻科課程教育目標、JABEE学習教育到達目標 SE①  歴史・文化・日本文学(国語)・外国語を学び、多様な文化を理解できる。
専攻科課程教育目標、JABEE学習教育到達目標 SF① 歴史・文化・社会に関する知識を持ち、それらを示すことができる。
専攻科課程教育目標、JABEE学習教育到達目標 SF②  工業技術と社会・環境との関わりを理解し、社会・環境への効果と影響を説明できる。

教育方法等

概要:
技術者、研究者として必要なグローバルイシューに関しての知識を身につけ、諸問題に関する自らの将来を踏まえた上での考え方や社会へアプローチする能力を養う。現在起こっている諸問題について各人が考察を行いこれからの社会にあり方について考えていくことを目的とする。
授業の進め方・方法:
教科書、参考書を使うが、その都度起こる世界の諸問題もテーマとして発表を主体とした授業とする。世界情勢に関する講義のあと、学生自らの学びを経て、興味を持った問題を深く掘り下げ、フィールドワークも含めた研究を行う。その上でプレゼンテーション、論文の作成および諸問題に関するディベートを行う。  
各学生が興味あるテーマを選び、レジュメに基づく発表、レポート作成を義務づける。予習が必須である。
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 国際社会学とは
2週 宗教と国家における現代的諸問題(1)
3週 宗教と国家における現代的諸問題(2)
4週 人種・民族・国家(1)
5週 人種・民族・国家(2)
6週 人種・民族・国家(3)
7週 人種・民族・国家(4)
8週 グローバル化とグローカル化(1)
2ndQ
9週 グローバル化とグローカル化(2)
10週 エスニシティナショナリズム
11週 国境を越える社会(1)
12週 国境を越える社会(2)
13週 日本における諸問題(1)
14週 日本における諸問題(2)
15週 日本における諸問題(3)
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学社会地歴日本を含む世界の様々な生活文化、民族・宗教などの文化的諸事象について、歴史的または地理的観点から理解できる。2

評価割合

発表課題参加合計
総合評価割合404020100
基礎的能力404020100