中国語

科目基礎情報

学校 北九州工業高等専門学校 開講年度 2018
授業科目 中国語
科目番号 0014 科目区分 一般 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 生産デザイン工学科(機械創造システムコース) 対象学年 3
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 理系のための中国語入門(好文社)、パックス中日・日中辞典(講談社)
担当教員 日高 一宇,板谷 俊生,武井 満幹

到達目標

1.英語以外の外国語を学び、言語構造の違いを理解するための論理的思考ができる。
2.中国語で簡単な日常会話ができ、基礎的な文章を書くことができる。
3.言語の習得と共に異文化への理解を深めることができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1英語以外の外国語を学び、言語構造の違いを理解するための論理的思考ができる。英語以外の外国語を学び、言語構造の違いを理解するための論理的思考が概ねできる。英語以外の外国語を学び、言語構造の違いを理解するための論理的思考ができない。
評価項目2中国語で簡単な日常会話ができ、基礎的な文章を書くことができる。中国語で簡単な日常会話が理解でき、基礎的な文章を概ね書くことができる。 中国語で簡単な日常会話が理解できず、基礎的な文章を書くことができない。
評価項目3言語の習得と共に異文化への理解を深めることができる。言語のおおまかな習得と共に異文化について理解できるようになる。言語の習得が不十分で異文化を深く理解することができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
本講義は中国語の発音、スタンダードな文型および表現を中心に授業を行う。発音、基礎文法の習得ならびに日常会話の訓練を通してすぐに使える会話能力養成を目標とする。
授業の進め方・方法:
外国語習得にもっとも大切な「聞く」、「話す」を中心に、中国語初級会話に関する基本表現・重要表現と技能を集中的に練習して行う。
注意点:
授業内容の予習、復習を欠かさないように、講義に臨むこと。
教科書や授業に必要な資料などは毎時間、必携のこと。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ・概説            
・発音編(一)四声と単母音
中国という国、中国語とはどういう言葉なのかを知り、まずは四声の発音が正しくできる。
2週 ・発音編(一)四声と単母音 
・発音編(二)子音
声調符号やピンインを見て、四声をもった単母音や子音を聞き取ったり、発音できる。
3週 ・発音編(二)子音      
・発音編(三)複合母音
声調符号やピンインを見て、四声をもった子音や複合母音を聞き取ったり、発音できる。
4週 ・発音編(三)複合母音    
・発音編(四)鼻母音
声調符号やピンインを見て、四声をもった複合母音や鼻母音を聞き取ったり、発音できる。
5週 ・発音編(四)鼻母音 声調符号やピンインを見て、四声をもった鼻母音を聞き取ったり、発音できる。
6週 ・発音編(五)ピンインのまとめ 声調符号・ピンイン表記上の注意点を理解する。「r化音」「不」と「一」の変調をマスターする。
7週 ・発音編(六)数字いろいろ 
・総合練習
数字をマスターし、数字を用いた表現を理解する。2音節の発音や総合練習で発音編をまとめる。
8週 中間試験 1~7週までの内容を網羅した試験により、授業内容の理解の定着を図る。
2ndQ
9週 ・第1課:本文・学習ポイント・練習問題・中検の合格を目指そう! 当該の文法事項の理解、新出単語の習得。本文を発音できる。各種練習問題をスムーズに解ける。
10週 ・第2課:本文・学習ポイント・練習問題・中検の合格を目指そう! 当該の文法事項の理解、新出単語の習得。本文を発音できる。各種練習問題をスムーズに解ける。
11週 ・第3課:本文・学習ポイント・練習問題・中検の合格を目指そう! 当該の文法事項の理解、新出単語の習得。本文を発音できる。各種練習問題をスムーズに解ける。
12週 ・第4課:本文・学習ポイント・練習問題・中検の合格を目指そう! 当該の文法事項の理解、新出単語の習得。本文を発音できる。各種練習問題をスムーズに解ける。
13週 ・第5課:本文・学習ポイント・練習問題・中検の合格を目指そう! 当該の文法事項の理解、新出単語の習得。本文を発音できる。各種練習問題をスムーズに解ける。
14週 ・第1課~第5課のまとめと補足 第1課~第5課の振り返りを行い、試験前に分からなかった箇所を再確認する。
15週 定期試験 9~14週までの内容を網羅した試験により、理解の定着を図る。
16週 定期試験内容についての解説 定期試験の内容を理解する。
後期
3rdQ
1週 前期に学んだ内容を思い出す。 前期に学んだ文法事項や単語を再確認し、後期の授業への備えを行う。
2週 ・第6課:本文・学習ポイント・練習問題・中検の合格を目指そう! 当該の文法事項の理解、新出単語の習得。本文を発音できる。各種練習問題をスムーズに解ける。
3週 ・第7課:本文・学習ポイント・練習問題・中検の合格を目指そう! 当該の文法事項の理解、新出単語の習得。本文を発音できる。各種練習問題をスムーズに解ける。
4週 ・第8課:本文・学習ポイント・練習問題・中検の合格を目指そう! 当該の文法事項の理解、新出単語の習得。本文を発音できる。各種練習問題をスムーズに解ける。
5週 ・第9課:本文・学習ポイント・練習問題・中検の合格を目指そう! 当該の文法事項の理解、新出単語の習得。本文を発音できる。各種練習問題をスムーズに解ける。
6週 ・第10課:本文・学習ポイント・練習問題・中検の合格を目指そう! 当該の文法事項の理解、新出単語の習得。本文を発音できる。各種練習問題をスムーズに解ける。
7週 ・第6課~第10課のまとめと補足 第6課~第10課の振り返りを行い、試験前に分からなかった箇所を再確認する。
8週 中間試験 1~7週までの内容を網羅した試験により、授業内容の理解の定着を図る。
4thQ
9週 ・第11課:本文・学習ポイント・練習問題・中検の合格を目指そう! 当該の文法事項の理解、新出単語の習得。本文を発音できる。各種練習問題をスムーズに解ける。
10週 ・第12課:本文・学習ポイント・練習問題・中検の合格を目指そう! 当該の文法事項の理解、新出単語の習得。本文を発音できる。各種練習問題をスムーズに解ける。
11週 ・第13課:本文・学習ポイント・練習問題・中検の合格を目指そう! 当該の文法事項の理解、新出単語の習得。本文を発音できる。各種練習問題をスムーズに解ける。
12週 ・第14課:本文・学習ポイント・練習問題・中検の合格を目指そう! 当該の文法事項の理解、新出単語の習得。本文を発音できる。各種練習問題をスムーズに解ける。
13週 ・第15課:本文・学習ポイント・練習問題・中検の合格を目指そう! 当該の文法事項の理解、新出単語の習得。本文を発音できる。各種練習問題をスムーズに解ける。
14週 ・第11課~第15課のまとめと補足 第11課~第15課の振り返りを行い、試験前に分からなかった箇所を再確認する。
15週 定期試験 9~14週までの内容を網羅した試験により、理解の定着を図る。
16週 定期試験内容についての解説 定期試験の内容を理解する。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。3
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。3
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。3
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。3
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。3
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。3
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。3
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。3
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。3
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。3
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。3
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。3
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。3
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。3
英文資料を、自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう、英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことができる。3
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。3
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。3
他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。3
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。3
日本語や特定の外国語で、会話の目標を理解して会話を成立させることができる。3
円滑なコミュニケーションのために図表を用意できる。3
円滑なコミュニケーションのための態度をとることができる(相づち、繰り返し、ボディーランゲージなど)。3
書籍、インターネット、アンケート等により必要な情報を適切に収集することができる。3
収集した情報の取捨選択・整理・分類などにより、活用すべき情報を選択できる。3
収集した情報源や引用元などの信頼性・正確性に配慮する必要があることを知っている。3
情報発信にあたっては、個人情報および著作権への配慮が必要であることを知っている。3
あるべき姿と現状との差異(課題)を認識するための情報収集ができる3
複数の情報を整理・構造化できる。3
課題の解決は直感や常識にとらわれず、論理的な手順で考えなければならないことを知っている。3
どのような過程で結論を導いたか思考の過程を他者に説明できる。3
事実をもとに論理や考察を展開できる。3

評価割合

試験口頭発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合70300000100
基礎的能力70300000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000