科目基礎情報

学校 北九州工業高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 化学
科目番号 0014 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 生産デザイン工学科(機械創造システムコース) 対象学年 1
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 「改訂化学基礎文部科学省検定済教科書2東書化基313」、竹内敬人他著、東京書籍, 「ダイナミックワイド図説化学」、竹内敬人編著、東京書籍, 「セミナー化学基礎+ 化学」、第一学習社編集部著、第一学習社
担当教員 牧野 伸一,園田 達彦,鈴木 拓,石井 宏幸

目的・到達目標

1. 原子の構造、原子番号、質量数について説明できる。
2. モルの概念を理解し、物質量を使った計算ができる。
3. 化学反応式を反応物、生成物、係数を理解して組み立てることができる。
4. 酸化還元反応について説明できる。
5. 他の班員と協力し合って、安全にかつ円滑に実験を行い、その結果や考察をレポートにまとめて報告できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1原子の構造、原子番号、質量数と、そこから解釈できる元素の性質を説明できる。原子の構造、原子番号、質量数について説明できる。原子の構造、原子番号、質量数について説明できない。
評価項目2モルの概念を理解し、物質量を使った計算ができる。モルの概念を理解し、物質量について説明できる。モルの概念を理解できない。
評価項目3化学反応式を反応物、生成物、係数を理解して組み立て、物質量比の計算をすることができる。化学反応式を反応物、生成物、係数を理解して組み立てることができる。化学反応式において、反応物、生成物、係数を理解できない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
中学校の理科で学んだ知識を基礎にして物質の構造・性質・反応を学び、単なる暗記ではなく、化学的なものの見方、考え方を身に付けさせるとともに、上の学年で学ぶ専門科目を理解するための基礎学力を養うことを目的とする。
授業の進め方と授業内容・方法:
教科書に沿って授業を進める。後期には5 テーマの実験を組み入れて座学での理解向上の一助とする。
注意点:
新しい概念や法則等の理解が必要で、習った内容をもとにして次の知識が積み上げられて行くので、常日頃からの復習は必須である。

授業計画

授業内容・方法 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 化学と人間生活 身のまわりの物質と人間生活のかかわりを例を挙げて説明できる。
2週 純物質と混合物 純物質と混合物の区別ができ、混合物の適切な分離法を選択できる。
3週 化合物と元素、物質の三態 単体と化合物の定義と具体例を説明できる。物質の三態と状態変化を、分子・原子レベルの視点で説明できる。
4週 原子の構造と元素の周期律 原子核の構成や原子番号、質量数の関係を説明できる。原子の電子配置を電子殻で書き表し、価電子と周期表の関係を説明できる。
5週 イオン結合、共有結合 イオンの価数を電子配置の安定化の観点から説明できる。イオン結晶の構造を説明できる。共有結合を電子配置の面から解説できる。
6週 分子間の結合 分子間に働く力の種類と違いを説明できる。
7週 金属結合 金属の性質を原子レベルで説明できる。
8週 中間試験 前期前半の内容の理解を問う試験で、大部分を正答することができる。
2ndQ
9週 原子量、分子量、式量、物質量 アボガドロ定数と物質量、原子の質量との関係を説明できる。
10週 溶液の濃度 質量パーセント濃度、モル濃度に関する計算ができる。
11週 化学反応式と量的関係 化学反応式から生成物の量などを計算することができる。
12週 酸と塩基、水素イオン濃度とpH 酸・塩基の強弱と電離度との関係を説明できる。水素イオン濃度からpHを求めることができる。
13週 中和反応と塩の生成 中和反応により生成される塩の水溶液の性質を予想できる。
14週 中和滴定 中和滴定により酸・塩基の濃度を求める計算ができる。
15週 期末試験 物質量を中心とした内容の理解と実践力を問う試験で、問題の意味を理解し、大部分を正答することができる。
16週 答案返却 不正解だったところを復習し、次の機会には正解できる。
後期
3rdQ
1週 化学実験諸注意 実験室で注意すべきことを説明できる。
2週 サイクル実験第1週 気体の分子量測定 指示に従って実験操作を行い、実験結果をまとめ、考察を考える。
3週 サイクル実験第2週 化学反応における物質の量的関係 指示に従って実験操作を行い、実験結果をまとめ、考察を考える。
4週 サイクル実験第3週 混合物の分離 指示に従って実験操作を行い、実験結果をまとめ、考察を考える。
5週 サイクル実験第4週 試験紙によるpHの測定 指示に従って実験操作を行い、実験結果をまとめ、考察を考える。
6週 サイクル実験第5週 中和滴定 指示に従って実験操作を行い、実験結果をまとめ、考察を考える。
7週 サイクル実験まとめ 5回の実験内容を正しく認識し、人に説明できる。結果と考察をまとめてレポートを作成できる。
8週 中間試験 酸と塩基を中心とした内容の理解と実践力を問う試験で、問題の意味を理解し、大部分を正答することができる。
4thQ
9週 酸化と還元、酸化剤と還元剤 酸化と還元の反応を電子の移動により説明できる。酸化剤・還元剤の半反応式を作ることができる。
10週 酸化剤と還元剤の量的関係 酸化還元反応における生成物の量などを計算することができる。
11週 金属の酸化還元反応 金属の反応性をイオン化傾向から説明できる。
12週 電池 電池における電子の移動を酸化還元反応の視点で説明できる。
13週 電気分解 電気分解での電極での反応を予想して説明できる。
14週 電気分解の応用 電気分解の応用例を挙げることができる。ファラデーの電気分解の法則を用いた計算ができる。
15週 定期試験 酸化と還元、電池と電気分解を中心とした内容の理解と実践力を問う試験で、問題の意味を理解し、大部分を正答することができる。
16週 答案返却 不正解だったところを復習し、次の機会には正解できる。

評価割合

試験課題テスト演習、実験レポートその他その他その他合計
総合評価割合52840000100
基礎的能力0000000
専門的能力52840000100
分野横断的能力0000000