国語Ⅱ

科目基礎情報

学校 北九州工業高等専門学校 開講年度 平成29年度 (2017年度)
授業科目 国語Ⅱ
科目番号 0024 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 生産デザイン工学科(機械創造システムコース) 対象学年 2
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 「精選国語総合」東京書籍 、『意味で覚える漢字トレーニングセレクト』いいずな書店
担当教員 豊田 圭子

目的・到達目標

1.論理的な文章を読み、構成や展開に基づいて論旨を理解し、要約することができる。
2.文学作品を読み、人物・情景・心情の描写などを味わい、その効果を説明できる。
3.古文・漢文を正しく音読し、リズムや韻などを味わうことができる。短歌・俳句・現代詩の表現を学び、自ら創作できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1論理的な文章の構成・展開を正しく理解し、要約した上で、自分の意見を表すことができる。論理的な文章の構成・展開を正しく理解し、要約できる。論理的な文章の構成・展開を理解、要約することができない。
評価項目2文学作品を読み、人物・情景・心情の描写などを味わい、その効果を説明できる。また、代表的な文学作品の日本文学史上における位置を理解できる。文学作品を読み、人物・情景・心情の描写などを味わい、その効果を説明できる。文学作品を読み、人物・情景・心情の描写などの効果を説明できない。
評価項目3古文・漢文を正しく音読し、リズムや韻などを味わうことができる。短歌・俳句・現代詩の表現を学び、熟語・ことわざ・慣用句などの知識を活用し、自ら創作できる。古文・漢文を音読し、リズムや韻などを味わうことができる。短歌・俳句・現代詩の表現を学び、創作できる。古文・漢文を正しく音読し、リズムや韻などを味わうことができる。短歌・俳句・現代詩の表現を学び、創作することができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
本授業では、1年次より高度な、論理的コミュニケーション能力を養い、幅広い日本語・日本文学の知識に立脚する理解と表現の力を確立することを目的とする。文章理解を通じて豊かな人間性を培う。漢字・語句の学習を行い、日本語の語彙力を向上させる。レポートや口頭発表を通じて、表現力・文章力を涵養する。なお、本授業は文系科目における科目間連携の充実を目指した授業である。
授業の進め方と授業内容・方法:
精選された文章を読み、教員との質疑応答を通じて理解・見識を深める。
注意点:
次回学習する単元を予習してくること。配布する参考資料や課題等を、各自整理すること。問いに対して簡潔明快な答えで回答すること。辞書類、国語便覧を活用し、積極的に疑問を投げかけてほしい。

授業計画

授業内容・方法 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス
随想(1)
授業の目標と概要の説明。
文章中に出てくる難解な語句の意味を調べ、理解する。
2週 随想(2) 随想の構成・文章の展開を理解する。
3週 随想(3) 筆者の考え、心情を正しく読み取り、文章を要約することができる。
4週 小説(1) 文章中に出てくる難解な語句の意味を調べ、理解する。通読し、話の展開を摑むことができる。
5週 小説(2) 小説の登場人物の描写から心情や状況を読み取ることができる。
6週 小説(3) 各登場人物の関係や、小説の主題を理解することができる。
7週 中間試験 1~6週までの内容を網羅した試験により、授業内容の理解の定着を図る。
8週 試験解説
短歌・俳句(1)
試験の内容を理解し、不正解だったところはなぜ不正解だったのかを考える。
短歌・俳句を読み、背景にある状況を理解する。
2ndQ
9週 短歌・俳句(2) 自ら短歌・俳句を創作できる。作品を発表し、他者の作品を鑑賞できる。
10週 古文(1) 身近な古文表現に親しみながら、古典文法・表現を理解する。
11週 古文(2) 物語の作者と作品成立について学ぶ。
助動詞の用法を学び、現代語訳するこができる。
12週 古文(3) 物語を読み、登場人物の関係性を理解する。登場人物の人間像をとらえる。
13週 古文(4) 日記・随筆の作者と作品成立について学ぶ。他作品との関係を理解する。
14週 古文(5) 日記・随筆の内容から、作者の心情を読み取ることができる。
15週 期末試験 8~14週までの内容を網羅した試験により、授業内容の理解の定着を図る。
16週 試験内容の解説 試験の内容を理解し、不正解だったところはなぜ不正解だったのかを考える。
後期
3rdQ
1週 評論(1) 文章中に出てくる難解な語句の意味を調べ、理解する。文章の構成・展開を理解する。
2週 評論(2) 筆者の主張を文章から読み取る。
主張を踏まえた要約をすることができる。
3週 小説(1) 文章中に出てくる難解な語句の意味を調べ、理解する。文学について造詣を深める。
4週 小説(2) 小説の登場人物の描写から心情や状況を読み取ることができる。
5週 小説(3) 各登場人物の関係や、小説の主題を理解することができる。
6週 詩(1) 各詩人の詩を読み、リフレインなど詩の特徴・効果を説明することができる。
7週 詩(2) 学習した詩の特徴・効果を踏まえて自ら死を創作できる。他者の詩を鑑賞できる。
8週 中間試験 1~7週までの内容を網羅した試験により、授業内容の理解の定着を図る。
4thQ
9週 試験内容の解説
漢文(1)
試験の内容を理解し、不正解だったところはなぜ不正解だったのかを考える。
身近な漢文表現に親しみながら、訓読の基礎を学ぶ。
10週 漢文(2) 漢詩のきまりやリズム、韻を学ぶ。
11週 漢文(3) 正しく本文を訓読することができる。
訓読文から現代語訳をつくることができる。
12週 漢文(4) 内容を正確に把握し、故事の意味を考えることができる。
本文の白文に訓点を付すことができる。
13週 評論(1) 文章中に出てくる難解な語句の意味を調べ、理解する。文章の構成・展開を理解する。
14週 評論(2) 筆者の主張を文章から読み取り、要約することができる。
学習した評論に対し、自らの意見を発表することができる。
15週 定期試験 9~14週までの内容を網羅した試験により、授業内容の理解の定着を図る。
16週 試験内容の解説 試験の内容を理解し、不正解だったところはなぜ不正解だったのかを考える。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学国語国語論理的な文章を読み、論理の構成や展開の把握にもとづいて論旨を客観的に理解し、要約し、意見を表すことができる。また、論理的な文章の代表的構成法を理解できる。2
代表的な文学作品を読み、人物・情景・心情の描写ならびに描写意図などを理解して味わうとともに、その効果について説明できる。2
文章を客観的に理解し、人間・社会・自然などについて考えを深め、広げることができる。2
文学作品について、鑑賞の方法を理解できる。また、代表的な文学作品について、日本文学史における位置を理解し、作品の意義について意見を述べることができる。2
鑑賞にもとづく批評的な文章の執筆や文学的な文章(詩歌、小説など)の創作をとおして、感受性を培うことができる。2
読書習慣の形成をとおして感受性を培い、新たな言葉やものの見方を習得して自らの表現の向上に生かすことができる。2
現代日本語の運用、語句の意味、常用漢字、熟語の構成、ことわざ、慣用句、同音同訓異義語、単位呼称、対義語と類義語等の基礎的知識についての理解を深め、その特徴を把握できる。また、それらの知識を適切に活用して表現できる。3
代表的な古文・漢文を読み、言葉や表現方法の特徴をふまえて人物・情景などを理解し、人間・社会・自然などについて考えを深めたり広げたりすることができる。2
古文・漢文について、音読・朗読もしくは暗唱することにより、特有のリズムや韻などを味わうことができる。2
代表的な古文・漢文について、日本文学史および中国文学史における位置を理解し、作品の意義について意見を述べることができる。また、それらに親しもうとすることができる。2
教材として取り上げた作品について、用いられている言葉の現代の言葉とのつながりや、時代背景などに関する古文・漢文の基礎的知識を習得できる。2
情報の収集や発想・選択・構成の方法を理解し、論理構成や口頭によるものを含む表現方法を工夫して、科学技術等に関する自らの意見や考えを効果的に伝えることができる。また、信頼性を重視して情報を分析し、図表等を適切に活用・加工してコミュニケーションに生かすことができる。2
他者の口頭によるものを含む表現について、客観的に評価するとともに建設的に助言し、多角的な理解力、柔軟な発想・思考力の涵養に努めるとともに、自己の表現の向上に資することができる。2
相手の意見を理解して要約し、他者の視点を尊重しつつ、建設的かつ論理的に自らの考えを構築し、合意形成にむけて口頭によるコミュニケーションをとることができる。また、自らのコミュニケーションスキルを改善する方法を習得できる。2
社会で使用される言葉を始め広く日本語を習得し、その意味や用法を理解できる。また、それらを適切に用い、社会的コミュニケーションとして実践できる。3

評価割合

試験小テスト課題課題テストポートフォリオその他合計
総合評価割合6010201000100
基礎的能力6010201000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000