歴史Ⅱ

科目基礎情報

学校 北九州工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 歴史Ⅱ
科目番号 0037 科目区分 一般 / 必修
授業形態 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 生産デザイン工学科(機械創造システムコース) 対象学年 2
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 『明解 歴史総合』(帝国書院、2022年)、『明解歴史総合図説 シンフォニア』(帝国書院、2022年)。
担当教員 大熊 智之

到達目標

1.帝国主義諸国の抗争を経て二つの世界大戦に至る日本を含む世界の動向の概要を説明し、平和の意義について考察できる。
2.第二次世界大戦後の冷戦の展開からその終結に至る日本を含む世界の動向の概要を説明し、そこで生じた諸問題を歴史的に考察できる。
3.19世紀後期以降の日本とアジア近隣諸国との関係について、その概要を説明できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1近代化を遂げた欧米諸国が、19世紀に至るまでに、日本を含む世界を一体化していく過程について、その概要を説明できる。近代化を遂げた欧米諸国が、19世紀に至るまでに、日本を含む世界を一体化していく過程について、その概要をおおむね理解している。近代化を遂げた欧米諸国が、19世紀に至るまでに、日本を含む世界を一体化していく過程についての理解が十分でない。
評価項目2帝国主義諸国の抗争を経て二つの世界大戦に至る日本を含む世界の動向の概要を説明し、平和の意義について考察できる。帝国主義諸国の抗争を経て二つの世界大戦に至る日本を含む世界の動向の概要についておおむね理解している。帝国主義諸国の抗争を経て二つの世界大戦に至る日本を含む世界の動向についての理解が十分でない。
評価項目319世紀後期以降の日本とアジア近隣諸国との関係について、その概要を説明できる。19世紀後期以降の日本とアジア近隣諸国との関係について、おおむね理解している。19世紀後期以降の日本とアジア近隣諸国との関係についての理解が十分でない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
皆さんはこれからさまざまな形で社会とかかわっていくことでしょう。その際には、自分自身が歴史のなかに生きているという感覚を持っていることが大切です。
歴史を学ぶことで、現代社会が、そして自分自身の行動や考えが、いかに歴史的な条件に規定されているかを実感してもらえたらと思います。同時に、過去の人びとが、その人の生きた時代的な条件とどのように向き合い、それと格闘してきたのかを、その経験に寄り添いながら学んでほしいと思います。
そうすることで、自分自身の日々の営みが社会を変え、歴史を作りうるという感覚を持ち、主体的に社会に参画することができると思うからです。
この講義を通して、ぜひそのような感覚を身につけ、現代社会のかかえる条件に気づき、よりよい未来について考える力を養ってほしいと思います。
授業の進め方・方法:
・教科書・ノート・図説を毎回準備すること。
・本講義と関連する時事の話題を適宜紹介する。
注意点:
・ノートには板書されたことだけでなく、それ以外の講義内容を聴き取ってできるだけメモすること。
・必要に応じてプリントを配布するのでなくさないようにすること。
・現代の日本や世界の動きに対して常に関心を持って授業に参加してください。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 第一次世界大戦と日本の対応(1) 帝国主義諸国の抗争を経て二つの世界大戦に至る日本を含む世界の動向の概要を説明し、平和の意義について考察できる。
2週 第一次世界大戦と日本の対応(2) 帝国主義諸国の抗争を経て二つの世界大戦に至る日本を含む世界の動向の概要を説明し、平和の意義について考察できる。
3週 国際協調と大衆社会の広がり(1) 帝国主義諸国の抗争を経て二つの世界大戦に至る日本を含む世界の動向の概要を説明し、平和の意義について考察できる。
4週 国際協調と大衆社会の広がり(2) 帝国主義諸国の抗争を経て二つの世界大戦に至る日本を含む世界の動向の概要を説明し、平和の意義について考察できる。
5週 日本の行方と第二次世界大戦(1) 帝国主義諸国の抗争を経て二つの世界大戦に至る日本を含む世界の動向の概要を説明し、平和の意義について考察できる。
6週 日本の行方と第二次世界大戦(2) 帝国主義諸国の抗争を経て二つの世界大戦に至る日本を含む世界の動向の概要を説明し、平和の意義について考察できる。
7週 再出発する世界と日本(1) 第二次世界大戦後の冷戦の展開からその終結に至る日本を含む世界の動向の概要を説明し、そこで生じた諸問題を歴史的に考察できる。
8週 中間試験
4thQ
9週 再出発する世界と日本(2) 第二次世界大戦後の冷戦の展開からその終結に至る日本を含む世界の動向の概要を説明し、そこで生じた諸問題を歴史的に考察できる。
10週 冷戦で揺れる世界と日本(1) 第二次世界大戦後の冷戦の展開からその終結に至る日本を含む世界の動向の概要を説明し、そこで生じた諸問題を歴史的に考察できる。
11週 冷戦で揺れる世界と日本(2) 第二次世界大戦後の冷戦の展開からその終結に至る日本を含む世界の動向の概要を説明し、そこで生じた諸問題を歴史的に考察できる。三・一独立運動と五・四運動が起こった経緯について説明できる。
12週 多極化する世界(1) 第二次世界大戦後の冷戦の展開からその終結に至る日本を含む世界の動向の概要を説明し、そこで生じた諸問題を歴史的に考察できる。
13週 多極化する世界(2) 第二次世界大戦後の冷戦の展開からその終結に至る日本を含む世界の動向の概要を説明し、そこで生じた諸問題を歴史的に考察できる。
14週 グローバル化のなかの世界と日本(1) 第二次世界大戦後の冷戦の展開からその終結に至る日本を含む世界の動向の概要を説明し、そこで生じた諸問題を歴史的に考察できる。
15週 グローバル化のなかの世界と日本(2) 第二次世界大戦後の冷戦の展開からその終結に至る日本を含む世界の動向の概要を説明し、そこで生じた諸問題を歴史的に考察できる。
16週 定期試験

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学社会地理歴史的分野帝国主義諸国の抗争を経て二つの世界大戦に至る日本を含む世界の動向の概要を説明し、平和の意義について考察できる。3後1,後2,後3,後4,後5,後6
第二次世界大戦後の冷戦の展開からその終結に至る日本を含む世界の動向の概要を説明し、そこで生じた諸問題を歴史的に考察できる。3後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
工学基礎技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史技術者倫理が必要とされる社会的背景や重要性を認識している。3後1,後2
社会における技術者の役割と責任を説明できる。3後10,後11
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。3
他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。3
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。3

評価割合

試験小テスト等演習・レポート合計
総合評価割合701020100
基礎的能力701020100
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