工作実習

科目基礎情報

学校 北九州工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 工作実習
科目番号 0050 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実験・実習 単位の種別と単位数 履修単位: 4
開設学科 生産デザイン工学科(機械創造システムコース) 対象学年 3
開設期 通年 週時間数 4
教科書/教材 適時配布
担当教員 入江 司,浅尾 晃通

到達目標

作業安全が確認できる。
道具類の使用意味と使用方法が理解できる。
段取りの重要性、作業工程の意味が理解できる。
「ものづくり」の大切さ、難しさ、楽しさが理解できる。
実習した内容について、報告書を作成できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1各種工作機械の操作方法や加工方法の設定ができる指示通りに各種工作機械の操作方法や加工方法の設定ができる指示通りに各種工作機械の操作方法や加工方法の設定ができない
評価項目2災害防止と安全確保のためにすべきことがわかる指示通りに災害防止と安全確保のためにすべきことがわかる指示通りに災害防止と安全確保のためにすべきことがわからない
評価項目3分かりやすいレポート作成や高精度な成果物製作ができる指示通りにレポート作成や成果物製作ができる指示通りにレポート作成や成果物作製ができない

学科の到達目標項目との関係

準学士課程の教育目標 B① 専門分野における工学の基礎を理解できる。
準学士課程の教育目標 C① 実験や実習を通じて、問題解決の実践的な経験を積む。
準学士課程の教育目標 C③ 実験結果から適切な図や表を作り、専門工学基礎知識をもとにその内容を考察することができる。
準学士課程の教育目標 C④ 実験や実習について、方法・結果・考察をまとめ、報告できる。
準学士課程の教育目標 G① 健やかな心身を持ち、社会性、協調性を身に付ける。

教育方法等

概要:
安全を大前提にして、実習用道具類の仕組み、役割を把握し、適時・適切な使用方法を体得する。加えて、作業の順番、作業後の道具の手入れ、後片付けの大切さを理解する。「ものづくり」の大切さ、難しさ、楽しさを実習作業を通して体験し、機械系技術者としての素養を育成し、かつ機械設計における創造性も涵養する。
授業の進め方・方法:
クラスを6班(6~7人/1班)に分け、各種実習開始前に実習用服装(帽子・服装・靴)、安全確認、実習内容説明後に実習作業を始める。全員が緊張を持続したまま参加し、設計図通りの製品の作製を行う。所定期日までに、実習内容、考察、感想等をノートに記して提出する。
注意点:
安全最優先に取り組むこと。
予習復習を行う。
レポートの提出期限を厳守する。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス及び安全講習
1年間の実習の流れ・班分け
2週 旋盤の実習(1)
旋盤の基本操作
旋盤の基本操作ができる
3週 旋盤の実習(2)
外周加工
外周加工ができる
4週 旋盤の実習(3)
端面加工
端面加工ができる
5週 旋盤の実習(4)
ねじ切り加工
ねじ切り加工ができる
6週 フライス盤の実習(1)
直方体加工
直方体加工ができる
7週 フライス盤の実習(2)
溝加工
溝加工ができる
8週 フライス盤の実習(3)
凸部はめあい加工
凸部はめあい加工ができる
2ndQ
9週 フライス盤の実習(4)
凹部はめあい加工
凹部はめあい加工ができる
10週 CADの実習(1)
CADの基本操作
CADの基本操作ができる
11週 CADの実習(2)
部品作成(1)
CADの部品作成ができる
12週 CADの実習(3)
部銀作成(2)
CADの部品作成ができる
13週 CADの実習(4)
アセンブリ
CADのアセンブリができる
14週 工場見学
15週 前期のまとめ
16週
後期
3rdQ
1週 溶接の実習(1)
突合せ溶接
突合せ溶接ができる
2週 溶接の実習(2)
T継手水平隅肉溶接
T継手水平隅肉溶接ができる
3週 溶接の実習(3)
炭酸ガスアーク溶接
炭酸ガスアーク溶接ができる
4週 溶接の実習(4)
TIG溶接
TIG溶接ができる
5週 NC工作機械の実習(1)
NC工作機械の構造
NC工作機械の構造が説明できる
6週 NC工作機械の実習(2)
プログラミングの基礎
プログラミングの基礎が理解できる
7週 NC工作機械の実習(3)
プログラミング作成
プログラミング作成ができる
8週 NC工作機械の実習(4)
NC加工
NC加工ができる
4thQ
9週 仕上げの実習(1)
けがき作業
けがき作業ができる
10週 仕上げの実習(2)
ヤスリによる仕上げ
ヤスリによる仕上げができる
11週 仕上げの実習(3)
グライング作業
グライング作業ができる
12週 仕上げの実習(4)
タップ作業
タップ作業ができる
13週 工場見学
14週 後期のまとめ
15週 1年間のまとめ
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の工学実験・実習能力機械系分野【実験・実習能力】機械系【実験実習】実験・実習の目標と心構えを理解し、実践できる。4
災害防止と安全確保のためにすべきことを理解し、実践できる。4
レポートの作成の仕方を理解し、実践できる。4
ノギスの各部の名称、構造、目盛りの読み方、使い方を理解し、計測できる。4
マイクロメータの各部の名称、構造、目盛りの読み方、使い方を理解し、計測できる。4
ダイヤルゲージ、ハイトゲージ、デプスゲージなどの使い方を理解し、計測できる。4
けがき工具を用いてけがき線をかくことができる。4
やすりを用いて平面仕上げができる。4
ねじ立て工具を用いてねじを切ることができる。4
アーク溶接の原理を理解し、アーク溶接機、アーク溶接器具、アーク溶接棒の扱い方を理解し、実践できる。4
アーク溶接の基本作業ができる。4
旋盤主要部の構造と機能を説明できる。4
旋盤の基本操作を習得し、外丸削り、端面削り、段付削り、ねじ切り、テ―パ削り、穴あけ、中ぐりなどの作業ができる。4
フライス盤主要部の構造と機能を説明できる。4
フライス盤の基本操作を習得し、平面削りや側面削りなどの作業ができる。4
ボール盤の基本操作を習得し、穴あけなどの作業ができる。4
NC工作機械の特徴と種類、制御の原理、NCの方式、プログラミングの流れを説明できる。4
少なくとも一つのNC工作機械について、各部の名称と機能、作業の基本的な流れと操作を理解し、プログラミングと基本作業ができる。4
加工学実験、機械力学実験、材料学実験、材料力学実験、熱力学実験、流体力学実験、制御工学実験などを行い、実験の準備、実験装置の操作、実験結果の整理と考察ができる。4
実験の内容をレポートにまとめることができ、口頭でも説明できる。4

評価割合

試験報告書相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合01000000100
基礎的能力0000000
専門的能力01000000100
分野横断的能力0000000