到達目標
1、文学書や思想書などに描かれた人物・情景・心情の表現とその効果を読みとることができる。
2、文学書や思想書などと人間・社会・自然との関係性を理解することができる。
3、自らの考えを論理的に組み立て、適切な表現を用いて論述することができる。
4、他者の意見を理解しつつ、自分の表現を明確に発表することができる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 神話についての専門的な問題を整理することができる。 | 神話についての基礎的な問題を整理することができる。 | 神話についての基礎的な問題を整理することができない。 |
評価項目2 | 近現代までの文化におけるアジア文化の影響について専門的知識を踏まえて理解することができる。 | 近現代までの文化におけるアジア文化の影響について基礎的知識を踏まえて理解することができる。 | 近現代までの文化におけるアジア文化の影響について理解することができない。 |
評価項目3 | 異文化と同時に自文化についても複眼的、論理的に分析し、表現できる。 | 異文化と同時に自文化について表現できる。 | 異文化と同時に自文化について表現できない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
本講義では、日本及び、インドの神話や説話についての講義を行う。神話の概要を理解するとともに、近代を中心に近現代の文化との関連性を考察する。
授業の進め方・方法:
・授業では毎回テーマに沿った資料を配布し、それを参考にしながら進める。
・講義では資料の解説のほか補足説明もするので、各自で講義内容をノートに記録すること。
注意点:
講義中に参考文献を適宜紹介するので、できるだけ多くの文献を読んでほしい。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
ガイダンス |
アジア圏の文化と神話について説明できる。 レポートの書き方について理解し、説明できる。
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2週 |
日本の神話学①ー『古事記』の概要ー |
『古事記』の成立と概要について説明できる。
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3週 |
日本の神話学②ー『古事記』の女性神の近代までの解釈ー |
『古事記』で描かれている女性神の近代までの解釈について説明できる。
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4週 |
日本の神話学③ー『古事記』のヤマトタケルの近代までの解釈ー |
『古事記』で描かれているヤマトタケルの近代までの解釈について説明できる。
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5週 |
日本の神話学④ーヤマトタケル譚の近代までの展開ー |
『古事記』以後、近代までのヤマトタケル譚の展開について説明できる。
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6週 |
日本の神話学⑤ー現代におけるヤマトタケル譚ー |
現代におけるヤマトタケル譚の展開について説明できる。
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7週 |
まとめ レポートワーク |
2週~6週目までの振り返り、各週の講義内容について説明できる。 これまでの学習をもとにレポートを作成することができる。
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8週 |
中間試験 |
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4thQ |
9週 |
日本神話と近現代アニメ①ー『もののけ姫』などと『古事記』ー |
近現代アニメにおける日本神話の影響を考察し、説明できる。
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10週 |
日本神話と近現代アニメ②ー『千と千尋の神隠し』などと黄泉の国ー |
近現代アニメにおける日本神話の影響を考察し、説明できる。
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11週 |
日本説話と近現代アニメ③ー『風の谷ナウシカ』などと『堤中納言物語』「虫愛でる姫君」ー |
近現代アニメにおける日本説話の影響を考察し、説明できる。
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12週 |
インド神話と近現代アニメ④ー『天空の城ラピュタ』などと『マハーバーラタ』ー |
近現代アニメにおけるインド神話の影響を考察し、説明できる。
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13週 |
インド神話と近現代アニメ⑤ー『崖の上のポニョ』などとヴィシュヌー |
近現代アニメにおけるインド神話の影響を考察し、説明できる。
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14週 |
まとめ |
9週~13週目までの振り返り、各週の講義内容について説明できる。
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15週 |
レポートワーク |
これまでの学習をもとにレポートを作成することができる。
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16週 |
定期試験 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 演習・レポート | 合計 |
総合評価割合 | 60 | 40 | 100 |
基礎的能力 | 60 | 40 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 |