1. 本科 4 年生までに履修した数学の内容を機械工学に応用した各種問題を解くことができる。
2. 機械工学系専門科目に関する主な定理と基本事項を説明でき、各種問題を解くことができる。
学習・教育到達度目標 A① 数学・物理・化学などの自然科学、情報技術に関する基礎を理解できる。
学習・教育到達度目標 A② 自主的・継続的な学習を通じて、基礎科目に関する問題を解くことができる。
学習・教育到達度目標 B① 専門分野における工学の基礎を理解できる。
学習・教育到達度目標 B② 自主的・継続的な学習を通じて、専門工学の基礎科目に関する問題を解くことができる。
JABEE SA① 数学・物理・化学などの自然科学、情報技術に関する共通基礎を理解できる。
JABEE SA② 自主的・継続的な学習を通じて、共通基礎科目に関する問題を解決できる。
JABEE SB① 共通基礎知識を用いて、専攻分野における設計・製作・評価・改良など生産に関わる専門工学の基礎を理解できる。
JABEE SB② 自主的・継続的な学習を通じて、専門工学の基礎科目に関する問題を解決できる。
概要:
本講座は、次年度の就職・進学に向けての筆記および面接試験に対応できるようにした演習科目である。試験の多様な場面で、適切に答えられるように演習をする。
授業の進め方・方法:
毎回の授業で、4年生前期までに修得した数学あるいは機械工学専門科目の要点を復習し、授業中演習や自学自習プリントを解くことで理解を深める。
注意点:
関連する各教科の教科書を持参するだけ でなく、各教科の基礎項目の復習をして授業に臨むこと。
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 機械系分野 | 力学 | 力は、大きさ、向き、作用する点によって表されることを理解し、適用できる。 | 4 | |
一点に作用する力の合成と分解を図で表現でき、合力と分力を計算できる。 | 4 | |
一点に作用する力のつりあい条件を説明できる。 | 4 | |
力のモーメントの意味を理解し、計算できる。 | 4 | |
偶力の意味を理解し、偶力のモーメントを計算できる。 | 4 | |
着力点が異なる力のつりあい条件を説明できる。 | 4 | |
重心の意味を理解し、平板および立体の重心位置を計算できる。 | 4 | |
速度の意味を理解し、等速直線運動における時間と変位の関係を説明できる。 | 4 | |
加速度の意味を理解し、等加速度運動における時間と速度・変位の関係を説明できる。 | 4 | |
運動の第一法則(慣性の法則)を説明できる。 | 4 | |
運動の第二法則を説明でき、力、質量および加速度の関係を運動方程式で表すことができる。 | 4 | |
運動の第三法則(作用反作用の法則)を説明できる。 | 4 | |
周速度、角速度、回転速度の意味を理解し、計算できる。 | 4 | |
向心加速度、向心力、遠心力の意味を理解し、計算できる。 | 4 | |
仕事の意味を理解し、計算できる。 | 4 | |
てこ、滑車、斜面などを用いる場合の仕事を説明できる。 | 4 | |
エネルギーの意味と種類、エネルギー保存の法則を説明できる。 | 4 | |
位置エネルギーと運動エネルギーを計算できる。 | 4 | |
すべり摩擦の意味を理解し、摩擦力と摩擦係数の関係を説明できる。 | 4 | |
運動量および運動量保存の法則を説明できる。 | 4 | |
剛体の回転運動を運動方程式で表すことができる。 | 4 | |
平板および立体の慣性モーメントを計算できる。 | 4 | |
荷重が作用した時の材料の変形を説明できる。 | 3 | 後11 |
応力とひずみを説明できる。 | 3 | 後11 |
フックの法則を理解し、弾性係数を説明できる。 | 3 | 後11 |
許容応力と安全率を説明できる。 | 3 | 後11 |
両端固定棒や組合せ棒などの不静定問題について、応力を計算できる。 | 3 | 後11 |
線膨張係数の意味を理解し、熱応力を計算できる。 | 3 | 後11 |
ねじりを受ける丸棒のせん断ひずみとせん断応力を計算できる。 | 3 | 後12 |
丸棒および中空丸棒について、断面二次極モーメントと極断面係数を計算できる。 | 3 | 後12 |
軸のねじり剛性の意味を理解し、軸のねじれ角を計算できる。 | 3 | 後12 |
はりの定義や種類、はりに加わる荷重の種類を説明できる。 | 3 | 後12 |
はりに作用する力のつりあい、せん断力および曲げモーメントを計算できる。 | 3 | 後12 |
各種の荷重が作用するはりのせん断力線図と曲げモーメント線図を作成できる。 | 3 | 後12 |