到達目標
1.エネルギー変換について理解し、説明ができる。
2.圧縮性流体について理解し、ノズルの計算ができる。
3.蒸気機関について理解し、仕事や熱効率の計算ができる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | エネルギー変換について理解し、説明ができる。 | エネルギー変換について説明ができる。 | エネルギー変換について説明ができない。 |
評価項目2 | 圧縮性流体について理解し、ノズルの計算ができる。 | ノズルの計算ができる。 | ノズルの計算ができない。 |
評価項目3 | 蒸気機関について理解し、熱効率の計算ができる。 | 蒸気機関について説明でき、熱効率の計算ができる。 | 蒸気機関の熱効率の計算ができない。 |
学科の到達目標項目との関係
学習・教育到達度目標 B① 専門分野における工学の基礎を理解できる。
学習・教育到達度目標 B② 自主的・継続的な学習を通じて、専門工学の基礎科目に関する問題を解くことができる。
学習・教育到達度目標 F② 工業技術と社会・環境との関わりを考えることができる。
JABEE SB① 共通基礎知識を用いて、専攻分野における設計・製作・評価・改良など生産に関わる専門工学の基礎を理解できる。
JABEE SB② 自主的・継続的な学習を通じて、専門工学の基礎科目に関する問題を解決できる。
JABEE SF② 工業技術と社会・環境との関わりを理解し、社会・環境への効果と影響を説明できる。
教育方法等
概要:
脱炭素化に向けて電動化が進められているが、その電気エネルギーの多くは熱エネルギーにより得られている。資源の乏しい我が国ではエネルギーを有効利用する必要がある。熱エネルギーから運動エネルギーに変換する装置について学習し、得られた知識を通して効率よいエネルギー変換が行えるようにする。
授業の進め方・方法:
公式を暗記するのではなく、公式の導出過程を詳細に示すと共に、関連の演習を授業内で行う。また、当科目は日々の学習が不可欠であることから、課題の提出を求める。
熱力学I、熱力学IIを理解しておくこと。
注意点:
関数電卓を持参すること。
課題は期限内に必ず提出すること。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
・エネルギー変換について |
・熱エネルギーからのエネルギー変換について説明できる。
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2週 |
・熱力学の復習 |
・熱力学の法則やエンタルピーについて理解する。
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3週 |
・熱流体について |
・圧縮性流体について理解し、説明できる。
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4週 |
・気体の流れについて |
・気体の流れに関する一般式を理解する。
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5週 |
・ノズル理論について(1) |
・ノズルの任意の断面における速度が計算できる。
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6週 |
・ノズル理論について(2) |
・縮小拡大管について理解する。
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7週 |
・推力について |
・ジェットエンジンやロケットの推力の計算ができる。
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8週 |
・中間試験 |
・1〜7週目までの内容を網羅した試験により、授業内容の理解の定着を図る。
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2ndQ |
9週 |
・蒸気について |
・蒸気の性質、蒸気線図、蒸気表を理解する。
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10週 |
・カルノーサイクルについて |
・カルノーサイクルを理解し、熱効率が計算できる。
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11週 |
・蒸気機関について |
・蒸気機関について理解する。
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12週 |
・ランキンサイクルについて |
・ランキンサイクルを理解し、熱効率が計算ができる。
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13週 |
・再熱サイクルについて |
・再熱サイクルを理解し、熱効率が計算ができる。
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14週 |
・再生サイクルについて |
・再生サイクルを理解し、熱効率が計算ができる。
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15週 |
・再熱再生サイクルについて ・複合サイクルについて |
・再熱再生サイクルを理解し、熱効率が計算ができる。 ・複合サイクルを理解し、熱効率が計算ができる。
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16週 |
・定期試験 |
・9〜15週目までの内容を網羅した試験により、授業内容の理解の定着を図る。
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 課題 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 20 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 80 | 20 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |