学外実習Ⅰ

科目基礎情報

学校 北九州工業高等専門学校 開講年度 2018
授業科目 学外実習Ⅰ
科目番号 0026 科目区分 専門 / 選択
授業形態 実験・実習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 生産デザイン工学科(知能ロボットシステムコース) 対象学年 4
開設期 集中 週時間数
教科書/教材
担当教員 安信 強

到達目標

企業等における技術者等の実務を体験し、企業・技術者の役割と責任を認識できる。
学んだ専門分野・一般科目の知識が企業・社会で活用されているか認識できる。
自身の将来のありたい姿(キャリアデザイン)のために必要なことについて考察できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
企業等における技術者等の実務を体験し、企業・技術者の役割と責任を認識できる。企業等での実習に真摯に取組むことができる。実習を通じて、企業や技術者が果たすべき役割と責任を多面的に説明できる。企業等での実習に真摯に取組むことができる。実習を通じて、企業や技術者が果たすべき役割と責任を説明できる。企業等での実習に真摯に取組むことができない。あるいは、企業や技術者が果たすべき役割と責任を説明できない。
学んだ専門分野・一般科目の知識が企業・社会で活用されているか認識できる。専門分野・一般科目で学んだ複数の知識が企業・社会で活用・応用されているか認識できる。今後、さらに学ぶべき項目を複数挙げることができる。専門分野・一般科目で学んだ知識が企業・社会で活用・応用されているか認識できる。今後、さらに学ぶべき項目を挙げることができる。専門分野・一般科目で学んだ知識が企業・社会で活用・応用されているか認識できない。
自身の将来のありたい姿(キャリアデザイン)のために必要なことについて考察できる。自身の将来のありたい姿(キャリアデザイン)を明確化できる。キャリアデザインのために、現在不足していることを認識し、今後やるべきことを具体的に説明できる。自身の将来のありたい姿(キャリアデザイン)を明確化できる。キャリアデザインのために、現在不足していることを認識できる。自身の将来のありたい姿(キャリアデザイン)を明確化できない。あるいは、キャリアデザインのために、現在不足していることを認識できない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
企業・公的機関・大学などにおいて短期間の現場実習を体験することで、設計・生産・開発の技術、試験・研究・保守管理などについて実践的に学び、実社会の厳しさを知るとともに、社会人(技術者)として必要な人間性(責任感・協調性・倫理観など)の形成を目指す。また、学外実習を通して、勉学の意味と目標ならびに学生生活の意義を再認識することで、将来の進路選択に役立てる。
授業の進め方・方法:
第4学年時の夏季休業期間を利用して、企業・公的機関・大学などの実習受入れ先で、1~2週間(実30時間以上)の実習を行う。実習内容は、実習受入れ先で計画されたカリキュラムに従って行われる。
①実習受入れ先の選定、事務手続き、学校提出の実習報告書の作成など全般については、学級担任ならびに学生課キャリア支援室の指導を受け、最後まで自覚と責任を持って対応すること。
②事前に、「学外実習届」を学校へ提出すること。
③実習に必要な経費は原則自己負担であること、実習受入れ先によっては申込み時に書類選考があることに注意すること。
④実習に当たっては、実習受入れ先の規律・規則・指導に従い、実習には積極的に取り組み・コミュニケーションに努めるとともに、実習時間外であっても期間中は常に責任ある行動を心がけること。
注意点:
実習受入れ先の選定、事務手続き、学校提出の実習報告書の作成など全般については、学級担任ならびに学生課キャリア支援室の指導を受け、最後まで自覚と責任を持って対応すること。
事前に学外実習届を学校へ提出し、インターンシップ活動賠償責任保険に加入すること。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 実習受入れ先の選定と事務手続き(4月~7月) 学級担任(キャリア支援室)から連絡される「実習受入れ先一覧」から実習希望先を選定する。学級担任を経由して、実習受入れ先へ「実習依頼状・履歴書・自己調査書・誓約書」などを送付する。受入れ決定後、学校へ「学外実習届」を提出する。(学級担任、学生課キャリア支援室)
2週 実習受入れ先での実習(夏季休業期間中) 学級担任が行う「学外実習の諸注意および連絡」を遵守の上、実習受入れ先の指導に従い、1~2週間の実務実習を行う。
3週 学外実習報告書の提出(9月) 実習学生は、学級担任が指示する「実習報告書への記載事項」を遵守し、実習終了後速やかに実習に関する「学外実習報告書」を仕上げ、必ず指定された期日までに学級担任へ提出する。
4週 実習受入れ先からの報告(9月~10月) 実習受入れ先からの報告(9月~10月)
5週
6週
7週
8週
2ndQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週
後期
3rdQ
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
4thQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能情報発信にあたっては、発信する内容及びその影響範囲について自己責任が発生することを知っている。3
情報発信にあたっては、個人情報および著作権への配慮が必要であることを知っている。3
目的や対象者に応じて適切なツールや手法を用いて正しく情報発信(プレゼンテーション)できる。3
態度・志向性(人間力)態度・志向性態度・志向性周囲の状況と自身の立場に照らし、必要な行動をとることができる。3
自らの考えで責任を持ってものごとに取り組むことができる。3
目標の実現に向けて計画ができる。3
目標の実現に向けて自らを律して行動できる。3
日常の生活における時間管理、健康管理、金銭管理などができる。3
社会の一員として、自らの行動、発言、役割を認識して行動できる。3
チームで協調・共同することの意義・効果を認識している。3
チームで協調・共同するために自身の感情をコントロールし、他者の意見を尊重するためのコミュニケーションをとることができる。3
当事者意識をもってチームでの作業・研究を進めることができる。3
チームのメンバーとしての役割を把握した行動ができる。3
リーダーがとるべき行動や役割をあげることができる。3
適切な方向性に沿った協調行動を促すことができる。3
リーダーシップを発揮する(させる)ためには情報収集やチーム内での相談が必要であることを知っている3
法令やルールを遵守した行動をとれる。3
他者のおかれている状況に配慮した行動がとれる。3
技術が社会や自然に及ぼす影響や効果を認識し、技術者が社会に負っている責任を挙げることができる。3
自身の将来のありたい姿(キャリアデザイン)を明確化できる。3
その時々で自らの現状を認識し、将来のありたい姿に向かっていくために現状で必要な学習や活動を考えることができる。3
キャリアの実現に向かって卒業後も継続的に学習する必要性を認識している。3
これからのキャリアの中で、様々な困難があることを認識し、困難に直面したときの対処のありかた(一人で悩まない、優先すべきことを多面的に判断できるなど)を認識している。3
高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が、企業や大学等でどのように活用・応用されるかを説明できる。3
企業等における技術者・研究者等の実務を認識している。3
企業人としての責任ある仕事を進めるための基本的な行動を上げることができる。3
企業における福利厚生面や社員の価値観など多様な要素から自己の進路としての企業を判断することの重要性を認識している。3
企業には社会的責任があることを認識している。3
企業が国内外で他社(他者)とどのような関係性の中で活動しているか説明できる。3
調査、インターンシップ、共同教育等を通して地域社会・産業界の抱える課題を説明できる。3
企業活動には品質、コスト、効率、納期などの視点が重要であることを認識している。3
社会人も継続的に成長していくことが求められていることを認識している。3
技術者として、幅広い人間性と問題解決力、社会貢献などが必要とされることを認識している。3
技術者が知恵や感性、チャレンジ精神などを駆使して実践な活動を行った事例を挙げることができる。3
高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が、企業等でどのように活用・応用されているかを認識できる。3
企業人として活躍するために自身に必要な能力を考えることができる。3
コミュニケーション能力や主体性等の「社会人として備えるべき能力」の必要性を認識している。3
総合的な学習経験と創造的思考力総合的な学習経験と創造的思考力総合的な学習経験と創造的思考力工学的な課題を論理的・合理的な方法で明確化できる。3
公衆の健康、安全、文化、社会、環境への影響などの多様な観点から課題解決のために配慮すべきことを認識している。3
要求に適合したシステム、構成要素、工程等の設計に取り組むことができる。3

評価割合

実習先からの評価発表実習報告書態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合303040000100
基礎的能力0000000
専門的能力0000000
分野横断的能力303040000100