現代文Ⅱ

科目基礎情報

学校 北九州工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 現代文Ⅱ
科目番号 0060 科目区分 一般 / 必修
授業形態 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 生産デザイン工学科(知能ロボットシステムコース) 対象学年 3
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 ・『ちくま 評論文の読み方』(筑摩書房、2021年)
・西口智也監修『テーマ別 漢字&語彙の徹底攻略2500+』(東京法令出版、2019年)
担当教員 北原 沙友里

到達目標

国語の理解能力・思考力・鑑賞力を養い、文章表現力を磨き言語活動の向上を図る。
授業では評論文の学習を通して主題を多角的にとらえる理解力、理論的に問題を考える思考力の向上を図る。
語句・漢字学習を通して社会生活に必要な基本的な表現力・文章力を身につける。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1論理的な文章を読み、構成・展開を客観的に理解することができる。論理的な文章を読み、構成・展開を理解することができる。論理的な文章を読み、構成・展開を理解することができない。
評価項目2論理的な文章を読み、論旨を理解し簡潔に要約することができる。論理的な文章を読み、論旨を理解し要約することができる。論理的な文章を読み、要約することができない。
評価項目3形式・目的に合わせた文章(説明文・論述文)を理解し、適切かつ的確に作成できる。形式・目的に合わせた文章(説明文・論述文)を理解し、作成できる。形式・目的に合わせた文章が作成できない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
1,2年次の国語学習を踏まえて、国語の理解能力・思考力・鑑賞力をさらに養い、文章表現力を磨き言語活動の向上を図る。
授業では評論文を扱い、主題を多角的にとらえる理解力、理論的に問題を考える思考力の向上を図る。
語句・漢字学習を通して社会生活に必要な基本的な表現力・文章力を身につける。
授業の進め方・方法:
次回学習する単元については、語句の読みや意味を調べ把握しておくこと。また、疑問点や自らの意見を整理しておくこと。
授業は応答を中心に進めるため、問いに対して主体的に応答すること。
授業中に参考図書などを紹介するので、それをもとに自らの問題意識・関心を広げることがのぞまれる。
注意点:
語彙力を養うため、授業では漢字小テストを行う。
講義中にグループワークやペアワークを行う。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス
説明文について
授業の進め方を把握する。
説明文の形式を理解できる。
2週 評論文①「ものとことば」1:構成と要約
語彙小テスト
論理的な文章の構成を理解し、要約することができる。
重要な語彙を修得する。
3週 評論文①「ものとことば」2:説明文の作成 論理的な文章の要旨を理解し、主題について形式を踏まえて説明できる。
4週 評論文②「交易の起源」1:構成と要約
語彙小テスト
論理的な文章の構成を理解し、要約することができる。
重要な語彙を修得する。
5週 評論文②「交易の起源」2:説明文の作成 論理的な文章の要旨を理解し、主題について形式を踏まえて説明できる。
6週 評論文③「余白の美学」1:構成と要約 論理的な文章の構成と要旨を理解し、要約することができる。
重要な語彙を修得する。
7週 評論文③「余白の美学」2:説明文の作成とぺアレビュー 論理的な文章の構成と要旨を理解し、主題について形式を踏まえて説明できる。
評価の観点が理解でき、他者の説明文を読み評価することができる。
8週 前半のまとめ 前半の復習をすることでさらなる理解の定着化をはかる。
4thQ
9週 論述文について
論述文の形式を理解できる。論述文と説明文の違いが理解できる。
10週 評論文④「インターネットは何を変えたのか」1:構成と要約
語彙小テスト
論理的な文章の構成と要旨を理解し、要約することができる。
重要な語彙を修得する。
11週 評論文④「インターネットは何を変えたのか」2:論述文の作成
論理的な文章の構成と要旨を理解し、形式を踏まえて客観的な意見が論述できる。
12週 評論文⑤「生命現象というシステム」1:構成と要約
語彙小テスト
論理的な文章の構成と要旨を理解し、要約することができる。
重要な語彙を修得する。
13週 評論文⑤「生命現象というシステム」2:論述文の作成 論理的な文章の構成と要旨を理解し、形式を踏まえて客観的な意見が論述できる。
14週 評論文⑥「ボランティアの『報酬』」:論述文の作成とペアレビュー 論理的な文章の構成と要旨を理解し、形式を踏まえて客観的な意見が論述できる。
評価の観点が理解でき、他者の論述文を読み評価することができる。
15週 まとめ 後期の授業を振り返り、説明文と論述文のさらなる理解の定着化をはかる。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

小テスト演習・レポート合計
総合評価割合30700000100
基礎的能力30700000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000