ロボットデザイン

科目基礎情報

学校 北九州工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 ロボットデザイン
科目番号 0081 科目区分 専門 / 必修
授業形態 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 生産デザイン工学科(知能ロボットシステムコース) 対象学年 3
開設期 後期 週時間数 4
教科書/教材
担当教員 松尾 貴之

到達目標

・3DCADを用いた部品のモデリングができる。
・作成した部品のアセンブリ(組み立て)を3DCAD上でできる。
・正しい製図の作法に従い,図面を3DCADで出力できる。
・歯車減速装置を設計できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
部品のモデリングができる指導を受けずとも部品をモデリングできる。指導を受けながら部品をモデリングすることができる。細かい指導を受けても部品をモデリングできない。
部品のアセンブリができる。指導を受けずともアセンブリすることができる。指導を受けながらアセンブリすることができる。細かい指導を受けてもアセンブリできない。
製図として正しい図面を出力することができる。指導を受けずとも正しい図面を出力することができる。指導を受けながら正しい図面を出力することができる。指導を受けても正しい図面を出力することができない。
歯車減速装置の設計ができる。指導を受けずとも歯車減速装置の部品のモデリング,アセンブリ,正しい図面の出力ができる。指導を受けながら歯車減速装置の部品のモデリング,アセンブリ,正しい図面の出力ができる。指導を受けても歯車減速装置の部品のモデリング,アセンブリ,正しい図面の出力ができない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 B① 専門分野における工学の基礎を理解できる。
学習・教育到達度目標 B② 自主的・継続的な学習を通じて、専門工学の基礎科目に関する問題を解くことができる。
学習・教育到達度目標 C① 実験や実習を通じて、問題解決の実践的な経験を積む。

教育方法等

概要:
ロボット設計に必要な3DCADの使い方を学ぶ。3DCADはSolidWorksを用いる。
授業の進め方・方法:
部品のモデリング,アセンブリ(組み立て),図面の出力方法について学ぶ。SolidWorksのチュートリアルにより基礎的な事項を習得した後,発展的な課題に取り組む。最後ロボットの設計に必要な歯車減速装置の設計を行う。
注意点:
製図に関する授業の復習をしておくこと。また、定期的にレポート課題を出すのでしっかり取り組むこと。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 概要説明・CADの操作方法 SolidWorksの操作方法について学ぶ
2週 部品の作成方法について SolidWorksにおける部品の構築方法について学ぶ
3週 部品の作成方法について SolidWorksにおける部品の構築方法について学ぶ
4週 部品の作成方法について SolidWorksにおける部品の構築方法について学ぶ
5週 アセンブリの方法について SolidWorksにおけるアセンブリの方法について理解できる。
6週 アセンブリの方法について SolidWorksにおけるアセンブリの方法について理解できる。
7週 アセンブリの方法について SolidWorksにおけるアセンブリの方法について理解できる。
8週 レポート整理 今までの授業を振り返り、レポートを整理できる。
4thQ
9週 図面の出力方法について 製図の基礎について復習する
10週 図面の出力方法について SolidWorksにおける図面の出力方法について学ぶ
11週 歯車減速装置の設計方法について 歯車減速装置の設計方法について理解できる
12週 歯車減速装置の部品を設計する。 歯車減速装置の部品の設計方法を理解できる
13週 歯車減速装置の部品を設計する。 歯車減速装置の部品の設計方法を理解できる
14週 歯車減速装置のアセンブリを行う。 歯車減速装置の部品のアセンブリ方法を理解できる。
15週 報告書を作成する。 授業を振り返り,取り組んできたことの報告書を作成できる。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学機械系分野製図図面の役割と種類を適用できる。4後9,後10,後11,後12,後13,後14
製図用具を正しく使うことができる。4後9,後10,後11,後12,後13,後14
線の種類と用途を説明できる。4後9,後10,後11,後12,後13,後14
物体の投影図を正確にかくことができる。4後9,後10,後11,後12,後13,後14
製作図の書き方を理解し、製作図を作成することができる。4後9,後10,後11,後12,後13,後14
公差と表面性状の意味を理解し、図示することができる。4後9,後10,後11,後12,後13,後14
部品のスケッチ図を書くことができる。4後9,後10,後11,後12,後13,後14
CADシステムの役割と基本機能を理解し、利用できる。4後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14
ボルト・ナット、軸継手、軸受、歯車などの機械要素の図面を作成できる。4後9,後10,後11,後12,後13,後14
歯車減速装置、手巻きウインチ、渦巻きポンプ、ねじジャッキなどを題材に、その主要部の設計および製図ができる。4後11,後12,後13,後14

評価割合

演習・レポート合計
総合評価割合100100
基礎的能力00
専門的能力100100
分野横断的能力00