到達目標
・文学鑑賞の方法を学び、文学作品を鑑賞および解釈することができる。
・基礎的な知識を踏まえて、自論を展開することができる。
・適切な日本語表現で自らの考えを他者に伝えることができる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 専門的な知識を踏まえて、文学作品が鑑賞できている。 | 基礎的な知識を踏まえて、文学作品が鑑賞できている。 | 文学作品の鑑賞ができていない。 |
評価項目2 | 文学作品の鑑賞方法を学んだ上で、古典文学作品と現代文学作品を比較し考察できる。 | 文学作品の鑑賞方法を学んだ上で、古典文学作品と現代文学作品を比較し考察できない。 | 文学作品の鑑賞方法が理解できない。 |
評価項目3 | 古典文学作品と現代文学作品を比較をした上で、それについて専門的な知識を駆使して論述することができる。 | 古典文学作品と現代文学作品を比較をした上で、それについて専門的な知識を駆使して論述することができない。 | 古典作品と現代文学作品を比較することができない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
・3stQでは文学作品の比較についての講義を行った上で、「桜」というテーマを取り上げ、古典作品と現代作品で「桜」がどのように扱われてきたのかを講義する。
・4ndQでは各に『古今和歌集』の和歌を一首、Jポップの歌詞を選んでもらい、それぞれどのように「桜」を詠んでいるのかの比較検討を行う。自身の考えを整理しながら他者の意見を傾聴し、最後に自論の形成を図る。
授業の進め方・方法:
・講義では毎回テーマに沿った資料を配布し、それを参考にしながら進める。
・講義では資料の解説のほか補足説明もするので、各自で講義内容をノートに記録すること。
注意点:
・講義中に参考文献を適宜紹介するので、できるだけ多くの文献を読むこと。
・些細なことでもわからないことは自分で調べる、質問をするなど、積極的に解決しようとすること。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
イントロダクション |
本講義の概要を理解する。
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2週 |
古典における「桜」① |
古典の散文作品でどのように桜が扱われてきたのか説明できる。
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3週 |
古典における「桜」② |
古典の韻文作品でどのように桜が扱われてきたのか説明できる。
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4週 |
現代作品における「桜」① |
現代小説の中でどのように桜が扱われているのか説明できる。
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5週 |
現代作品における「桜」② |
現代の歌詞の中でどのように桜が扱われているのか説明できる。
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6週 |
レポートワーク |
設定したテーマについての必要な資料・情報を収集することができる。 それらを論理的にまとめることができる。
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7週 |
まとめ① |
6週までの内容をまとめ、日本の文学史における桜のモチーフ性について説明することができる。
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8週 |
中間試験 |
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4thQ |
9週 |
プレゼンテーション① |
設定したテーマについて必要な資料を収集し、論理的にまとめることができる。 適切な発表ができる。
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10週 |
プレゼンテーション② |
設定したテーマについて必要な資料を収集し、論理的にまとめることができる。 適切な発表ができる。
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11週 |
プレゼンテーション③ |
設定したテーマについて必要な資料を収集し、論理的にまとめることができる。 適切な発表ができる。
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12週 |
プレゼンテーション④ |
設定したテーマについて必要な資料を収集し、論理的にまとめることができる。 適切な発表ができる。
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13週 |
プレゼンテーション⑤ |
設定したテーマについて必要な資料を収集し、論理的にまとめることができる。 適切な発表ができる。
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14週 |
プレゼンテーション⑥ |
設定したテーマについて必要な資料を収集し、論理的にまとめることができる。 適切な発表ができる。
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15週 |
まとめ |
14週までの講義や、発表、論考を踏まえて、自説を論述できる。
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 演習・レポート | 合計 |
総合評価割合 | 40 | 60 | 100 |
基礎的能力 | 40 | 60 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 |